みなさん、こんにちは。夢キャリデザイナーのマリです。
人には「立ち止まる」ときがあってもいい
これは、タレントのヒロミさんとサイバーエージェント社長の藤田晋さんの共著「小休止のすすめ」の1フレーズです。
最近仕事もプライベートも上手くいかないし何だか疲れやすい。そう感じている人はいませんか?
そう感じているあなたは小休止する時期なのかもしれません。
実はかく言う私もそう感じている1人です。
i-colorにはタイムサイクルといって10年周期の人生の春夏秋冬にあたるバイオリズムがあります。私の今年のタイムサイクルは正にフル(小休止)なのです。
小休止「フル」
今年に入ってからの私は本当に絶不調。フルに入るタイミングで左足首を捻挫。怪我の具合は酷く、リハビリ期間含めて全治4か月。会社では、人事評価は入社して以来、一番の最低評価を叩き出す有り様。私の所属する会社では、まず自分で自己採点してから上司と面談して評価が決まるのですが、自己採点をしながら「なんだこりゃ~(*`Д´)ノ!!!」と自分で自分のことを怒っていました・・・(笑)
そんな時に出会った本が「小休止のすすめ」です。
最近はテレビで観ない日はないヒロミさんですが、著作によると、一時期は「タレント・ヒロミ」が求められていないと強く感じ、タレント活動を小休止させたそうです。初めての大きな挫折を味わったヒロミさんですが、若手のベンチャー企業の経営者たちと遊ぶようになり、それがきっかけでビジネスの世界に飛び込みました。小休止の時間に自分と向き合い、力の抜きどころが見極められるようになったとのことでした。
小休止の時期だからこそ、学びや気づきがあるのです。
振り返ってみると、私も10年前に小休止時期があり、学びや気づきがありました。
小休止の過ごし方
10年前のフルは、過去のコラムにも書きましたが、パワハラ被害による長期休職を経て、社内失業中でした。ドラマ「ショムニ」のような雑用中心の職場で、それほど仕事はないし、残業もない。時間だけは沢山ありました。期限を決めて状況が変わらなかったら会社を辞めるつもりでいましたが、その間、何をしようか考えました。
人生振り返ってみると、私はガリ勉で、すっぴんで大学に通う、イモっぽくて地味な学生でした。テレビドラマみたいにキラキラした学生生活ではなかったのです。(笑)
「私がやりたかったのはこんな生活じゃない!私には女性らしさが全然足りない!!」
そう思った私は女性らしく変身する挑戦を始めることにしました。女性らしくなるにはどうしたら良いのか?その時、頭に浮かんだのが、ベリーダンスでした。運動音痴の私が、ベリーダンス専門のスタジオでダンスを始めたのです。
スタジオに通う女性たちは、美人でスタイルも良くオシャレ。地味な人生を送ってきた私には眩しすぎる…と一時期はビビりました。でも彼女たちは、元々きれいだけど、もっときれいになるようにメイクや服装等、色々努力していることにも気づきました。そこで、少しでもそんな彼女たちに近づけるように、オシャレの勉強を始めました。パーソナルカラーや自分に合うファッションスタイル診断を受け、メイクレッスンにも通いました。
それまでの自分とは縁遠い世界に身を置いてみて、一番の学びは、私の恋愛や人生に対する価値観が変わって視野が広がったことです。スタジオには数多くの女性がいて、若くに結婚し私より年下なのに沢山子供がいる人、晩婚で夫婦2人で楽しく暮らす人、中には、一回り以上年上の大人の彼氏がいる人や、バツイチ子持ちで一回り年下の男性と再婚した人がいる等、女性の人生も色々。色々あって良いのだと思いました。
小休止のテーマを見つける
最近、色々と上手くいかないと感じたら、一度立ち止まって自分の人生を振り返ってみてください。自分の気持ちに向き合ってみてください。
再びフル(小休止)を迎えた私は、もう一度自分の気持ちに注意深く耳を傾けています。自分自身、そして自分が持つ能力をもっと大事にしたい。そんな強い気持ちに気づいた私は、このことをテーマに小休止の時期を過ごそうと思っています。会社の中でのキャリアも見直しているところです。
小休止の時期に興味を持った方は、ぜひ「小休止のすすめ」を読んでみてください。あなたの小休止のテーマを見つけるヒントが得られるかもしれません。
はぴきゃりアカデミー第21期修了/i-colorオレンジ。
精密機械メーカーの会社員/復活人研究家
入社配属直後からパワハラ被害に遭い、長期休職及び復職後の社内失業を経験。恩師のような熱血上司との出会いによって社内失業を脱出。大きな挫折を経験しながらも這い上がって復活を果たし、活躍している「復活人」に着目し、復活する人の素質・特徴を復活人研究家として独自研究をしている。
国家資格キャリアコンサルタント、CDA保有。