こんにちは、菊地れえこです。

 

 

私たち夫婦は、主人はi-colorコーラルで素質3グループでいうと表現グループ、私はi-colorブルーで素質3グループでいうと展開グループ。

結構な割合で会話の中に素質のすれ違いを感じます。

先日もこんな会話がありました。

 

 

休日の15時過ぎに、自分がお菓子を食べようとした流れで「○○くんもおやつ食べる?」と子どもに聞く主人。

 

3歳半ですがまだ会話のキャッチボールがままならない我が子はすぐに明確な答えを発さないし、主人はその日の午前中は出かけていて昼食後に帰ってきたので、私がつい、

 

「○○くんはお昼ごはん、納豆ごはんしか食べてないよ」とだけ言いました。

 

そしたら主人は、「??・・・おなか空いてるってこと?」と何を言われたか分からない様子。

 

 

この会話にイラッとかモヤッとか感じる展開グループのあなた、もしまだ結婚前なら、これを乗り越える覚悟が必要ですよ~。

相手も同じ展開グループなら何を言わんとしてるか察してくれるかと思いますが、

発案グループか表現グループの場合は、高確率で「だから何?」となって会話が成り立ちません。

 

逆にこの会話が自然の流れだと感じた発案グループや表現グループの皆さん。

もし相手が展開グループだった場合は、実は高確率でイラッとしています。

 

 

このとき私も瞬間的には、

 

「納豆ごはんだけってことは普段より少ないからおなか空いてる可能性が高いわけで、だから何も言わなくてもおやつあげてもいいし、でもお昼ごはんを食べてないわけではないんだからおやついるとは言わないならあげない選択肢もありだし、ちょっとは考えてみてよ」

 

とイラッとしたのですが、

 

「あ、いやいや無理だわ、納豆ごはん食べたという情報だけでそんなに選択肢考えて検討しようとはなかなかできないって。旦那さんの反応が正解!」

 

とすぐに冷静になれたので、「うん、普段より少ないからおやつあげておいたほうがいいかもね」と言えて、事なきをえました。

 

冷静になれず怒りをぶつけても、「何で分からないかな~!」「分からないよそんなこと!」と平行線で不毛な戦いに消耗するだけです。

 

 

許す許せないの話ではなく

 

私のように展開グループ特有の遠まわしな表現で些細なすれ違いを生み、時には自分が許せなくなる、自信をなくしてしまうこともあるかもしれませんが(今流行りの自己肯定感が~なんて話ですね)、

i-colorを学んでみると、相手との素質の違いなだけで自分が悪いわけではない、自信をなくすようなことではないとよく分かります。

 

ちょっとした会話の中でも、え、なぜ?と疑問や違和感を感じては、

あぁそうか、これが素質の違いか~と学びを深めてくれるきっかけを多く与えてくれる主人。

同じ展開グループとの会話なら些細なすれ違いは少ないかもしれません(早とちりでお互いが明後日の方向を見ていて大幅にすれ違うことはありますが)。

でも、些細なすれ違いを利用して成長させてくれることも少ないのです。

 

 

展開グループは感情が表に出にくい?

 

さて、前回のコラム(怒りがエネルギー源になってもいいに関連して、はぴきゃりアカデミー修了生の秘密のFacebookグループページにて展開グループの「怒り」についてシェアしてほしいと、はぴきゃりアカデミー代表のエツ姉からディスカッションのリクエストがありました。

展開グループは感情を分かりやすく表に出さないので、展開グループ以外からは分かりにくいそうです。

ありがたいことに展開グループの仲間たちが様々なコメントをしてくれて盛り上がり、楽しく、展開グループについてさらに深められました。

 

 

まさに先ほどの私たち夫婦の会話を見れば、展開グループ以外からは、展開グループは分かりにくいと思われて当然です。

 

展開グループは頭の回転が早いというか、一瞬にして色んな可能性を考えられるので、

瞬間的には怒りを感じても「いやでもこういう可能性も・・・」と考えてすぐにフラットに戻せてしまうところがあります。

 

さらに効率をすぐ考える省エネ志向なので、怒りという大きなエネルギーを使うことも好みません。

喜怒哀楽の中でも、感情が表に出た状態が印象に残りやすいのが怒りだとすれば、

あまり怒りを表さない展開グループは、感情が表に出にくいと言われても納得です。

 

 

だからといって、展開グループが感情を表に出さないのかというと、喜びについては結構出ているかと思います。

展開グループは一言でいえば少し大げさなところがあったり、相手があっと驚くような仕掛けをしたくなるサプライズ好きだったりもします。

 

喜びは表に出やすいがために、展開グループがやりがちな子育てにおいての良かれと思ってやってることが裏目にでるパターンがあって、褒め方が大げさというところです。

特に子どもが表現グループの場合は、展開グループのパパママは要注意なのです。

 

展開グループのパパママは、かわいい我が子にちょっとでも出来るようになったことを見つけたら、嬉しくて仕方ないので、

「わぁーすごーい!できるようになったのー!すごいねー!!」とどんどん褒めたくなるのですが(実際私もi-colorオレンジの我が子にやってしまいます)、

 

表現グループの子どもがこれに対して、「何がすごいの?全然なのに、大げさすぎ」と思ってしまった場合、

しまいには「なんでも褒めるけど、本当に見ているの?本当にすごいと思ってるの?」と信頼を失いかねないほどです。

 

表現グループは自分も納得している結果に対して褒められるのはすごく嬉しいのですが、

裏を返せば、自分が納得していない場合は褒められても全く嬉しくないのです。

 

でも展開グループは大げさなので、すぐに「すごーい!」と言ってしまいます。

かわいい我が子なら余計です。この時ばかりは感情が表に出まくっています。

 

 

展開グループは怒らせないに限る、というよりは、展開グループは喜ばせとくと面白い、と思っていただくと、展開グループは分かりにくいなんて思うことも少なくなりますよ★