※こんな風にお話するときは、マスク&ソーシャルディスタンスをおすすめします
こんにちは、菊地れえこです。
新型コロナウイルス感染拡大による影響が続いています。皆さんの状況はいかがでしょうか?
特に東京にいると、全く変わらないという人はもういないのではないかと思います。
私は、緊急事態宣言とともに派遣社員の仕事が自宅待機という名の開店休業状態になりました。休業補償はいただけるらしく有り難い状況ではありますが、契約が更新されなくなってもおかしくないと考えると、不安と閉塞感を感じることもあります。
仕事でも仕事以外でも様々な大きな変化とストレスがありますが、誰も何もどうなるのか分からない上に、急速に状況が二転三転する目まぐるしい変化はリーマンショックや東日本大震災以来でしょうか。あのときは私はまだ学生、社会人なりたてで大した被災もなく実家に守られていたので、あの時よりも大きいと思うぐらいインパクトのある状況です。
私のように仕事の状況が一変したり、休業要請などに対応できなかった不安など様々な事情と気持ちの変化があったり、これをきっかけに仕事を変えたいと考え始める人も増えるかもしれません。
ではどうしようかなと考え始めて様々なアドバイスや意見をもらう機会が増えると、人の意見を聞くということが難しいと感じる人はいるでしょうか。
よかれと思ってアドバイスしてくれていることだと分かっていても、なかなか素直に聞けないこともあるのではないでしょうか。
そもそも、相談することが苦手という人もいるかもしれません。
かくいう私も、人に相談する意味がよく分からないと思っていました。プライドが高く完璧主義なi-colorブルーで、しかも思考回路内のスピードが速く稼働時間は長い展開グループということもあり、何か迷うこと、悩むことがあっても、実は自分の答えはすぐに出てしまいます。ただ、慎重がゆえに動き始めが遅いi-colorブルーは、ちょっと背中を押してほしいようなことはあります。でも、人に意見されることは求めていないので、すでに自分の答えがあるのにわざわざ聞くのは、時間の無駄だと感じてしまいます。素直に相手の意見を聞けなかった自分も認識できるので、余計に相談すること、さらに人の意見を聞くことも苦手になってしまうのです。
素質を超える覚悟をした瞬間に…
そんな先日、統計心理学i-colorの大元になる統計データの開発・研究者でもある、株式会社エバートロン代表取締役の田中久雄さんの講演+参加者の相談会に参加させていただく機会がありました。相談会の段では、やはり相談が苦手ということが先に出てきてしまい、なかなか聞くことが思い浮かばなかったのですが、素質を超えるチャンスだとひらめきました!
単純に「私に合う仕事はなんでしょうか?」と聞いてみたのです。
え、それが素質を超える質問?と驚くかもしれませんが、プライドの高さやスマートに見せたいという素質から、自分のことなのに分からないから教えてほしいという素直な聞き方もできなくなってしまうところがあるのが、i-colorブルーなのです。
普段から相談は苦手で人の意見を素直に聞けないところがあることも認識しているし、自分の中ではハッピーキャリアの方向性や軸はi-colorのおかげで分かっていると自負していたのですが、とにかく出た答えを素直に受け止める、受け入れるんだ!とかなり覚悟して聞きました。
田中さんがそれを察知したのかは定かではありませんが、ズバリ!と
「教育関係だよ、i-colorブルーは面倒見がよくて、i-colorピンクは人を良くしたいんだから」
と簡潔にはっきりと言っていただけました。
言われた瞬間は、教育系は向いてない、完璧主義が先に出ちゃって、できない人になぜ?と苛立ってしまいそうだから・・・と拒否反応もありました。が、思い当たる節もありゾワッと鳥肌が立ったのもあります。
実は私はi-color以外にも、マヤ暦や数秘術、やまと言葉という姓名判断のようなものでも、全てにおいて「人を育て、引き上げ、良くしていくエネルギーを持っている」ということを言われるのです。権威に弱いi-colorブルーなので、第一人者に言われて素直に聞けたというのもありますが、人の意見を素直に聞こうと覚悟した途端に、第一人者の口からもこの5年ほど色んな場面で言われては目をそむけてきたことが再び降ってきたことに驚き、田中さんの一言が強烈に響きました。
頭で分かっていても、覚悟がないと自分のものにならないのですね。
思い当たることがある方は、いつもより強めに、「人の意見をちゃんと聞いて受け入れよう」と思うと、驚くような変化がすぐに起こるのではないでしょうか。
特にストレスをいつも以上に感じている今だからこそ、なるべく拒否反応をしないように心がけることで、状況が打開されることが増えるかもしれませんよ。
i-color素質3グループ別の意見の仕方・受け止め方
また、相談や会議などでの意見の仕方というのも、素質によって特徴がでます。主に、はっきり言う人と遠まわしに言う人で分かれます。
例えば、i-color3グループ別でいうと、
・発案グループ → 嘘は絶対によくないと思うこと、さらに表現グループにも通じるのですが、言ってあげることが相手のためになると考えることから、やはりはっきりと言ってくれます。
・表現グループ → 頭で思ったことをそのまま口に出せるので、ストレートな言い方をします。
・展開グループ → 枠にとらわれたくない、可能性を大事にすることから断定的な言い方をしたくないので、遠まわしな表現をしてしまいがちです。
これは受け取り方にも通じまして、ちょっと注意するポイントとして以下があげられます。
・発案グループ → 相手も嘘をつくことはないと思うので信じきる
・表現グループ → 言われたままをストレートに受け取るので、かわせばいいダメージも正面から食らう
・展開グループ → はっきりとした表現をされると断定するなと拒否反応を起こし、聞く耳を持たなくなる
相手の素質に合わせて意見をはっきり言うことが正しいときも、あまり言い過ぎないほうが正しいときもあるということです。相手に合わせて意見の言い方が変えられる人、さらに受け止め方を変えられる人は、本当にコミュニケーションが上手だなという印象を持つと思うのですが、i-colorを知っているとそのことがより実感できるのです。
新型コロナウイルス感染拡大により、日々の暮らしが仕事でもプライベートでも大きく変化したストレスと、事態が収束する見込みが立たないストレスに晒され、自分が意見されることもすることも過敏になりがちな時です。
急速に状況が二転三転し、様々な情報に惑わされやすい中、人の意見にまで左右されないように、自分の素質に合わせて少しでもストレスなく過ごしていただけたらと思います。
日本語教師、i-colorカウンセラー、しつもんカードマスター、おうちパンマスター
2014年9月はぴきゃりアカデミー第10期修了、i-colorブルー/ピンク。2016年2月結婚、2017年4月第一子出産。
2024年4月日本語教師養成講座修了、現在都内の日本語学校にて非常勤講師を務める。