転職コーチング『はぴ転』の本格始動を記念して、転職コラム『わんこ先生の転職SALON』、本日、開店ですw
企業の採用サポート歴30年、就転職サポート&女性のキャリア支援歴25年と、
求人(採用)&求職者サイド、両者に精通しているわんこ先生だからこその実践的アドバイスをお届けします。
あなたらしい転活の参考にしてくださいね。
と、いうことで始まりました転職コラム。
第一弾のテーマは、「経験よりずっと効果的なアピールポイント」です。
転職というと、即戦力採用。
ってことは、経験や実績がものをいう世界。むしろ、経験や実績が十分でないと、転職は難しい
と、考えている方が本当に多いなぁ〜と、感じます。
確かに、経験や実績はないよりあった方がいいのは事実です。
でも、経験や実績が申し分ないからといって転職ができるかというと、実際はそうではないんです。
ここで一つ事例をご紹介しましょう。
主人公は、4月から『はぴ転』を受講中のi-color(※)ゴールドさん。
ITエンジニアとして働いている彼女は、
決して今の仕事が嫌で仕方なかったわけではありませんでした。
ただ同時に、心の片隅に「本当にやりたいことではない気がする」という漠然とした違和感を抱えていたのも事実でした。
自分にしかできないことを見つけたい、今後の人生をもっと豊かなものにしていきたい。
そんな想いから、まず『はぴきゃり(本講座)』の受講を決意したのは、1年ほど前のこと。
そして、この春、転職活動をスタートします。
(※)i-colorとは、生年月日から生まれ持った素質を診断するツール。詳細&自分のi-colorが知りたい方は『無料診断』へ
そんな彼女から嬉しい連絡が入ったのは、GW前のこと。
正式内定が得られ、7月から新たな環境に移ることが決まった、というものでした。
応募していた企業の中で、もっとも志望度が高かった企業からのオファーだっただけに、
メッセージの行間から喜びや高揚感がひしひしと伝わってきて、
読んでいる私もつい、ガッツポーズをしてしまうほどでしたw
実は彼女、以前にも転職活動をしていた経験があります。
その際は、正直、うまくいかなかったそう。
まぁ、そんな事情もあって「はぴきゃり(=本講座)」を受講したわけですがw
ちなみに、彼女が3ヶ月間の『はぴきゃり(本講座)』で明確になったのは、
改めてI Tエンジニアの仕事は好きだということ。
ただ、扱いたいプロダクトには、こだわりがあり、
今の仕事はそこがずれていること。
そのズレが「漠然とした違和感」の正体だと突き止めることができました。
彼女が携わりたかったプロダクトとは、
I Tが苦手な人でも安心して使える業務アプリ。
I Tを活用することで、業務が効率化して働きやすくなったり、
余裕ができれば、その分、本来の仕事に集中できたり、メリットは多いのに、
I Tが苦手だから、という理由で敬遠されたり、活用されなかったりすることに課題感を覚えていたという彼女。
ユーザーの声に真摯に耳を傾けることで、ユーザー自身も気づいていない課題をあぶり出し、I Tが苦手な人でも「これなら使いこなせる」と、思って使ってもらえるアプリを仕立てていきたい。
そんな心から携わりたい方向性がありありと見えてきました。
方向性を見つけてから1年、
日々の仕事に真摯に向き合いつつ、自分でも新しい技術を学んだり努力を重ねてきた彼女は、
「この環境でできることはやり切った!」そんな達成感もあり、再び転職に挑む決意をします。
理由は、目指す方向に舵を切りたい、と覚悟が決まったから。
とはいえ、一抹の不安があったのも事実でした。
なぜなら、前回、途中で転職を断念した苦い経験があったから。
また、転職エージェントに振り回されることになったら・・・
そんな不安が大きかったと言います。
ですが、蓋を開けてみると、今回は前回と明らかに様子が違っていました。
中でも印象的だったのは、
転職エージェントを介して応募した企業から、
思いの外、高い評価のフィードバックが、次々ともらえていたことです。
ちなみに、彼女が評価されていたところは何だったと思いますか?
答えは、
経験値でも、実績でも、スキルレベルでもなく、
やりたいことが明確である
と、いうことでした。
実際、ライバル(?)には、彼女よりも技術力が高い人もいたし、
募集している仕事に直結した経験がある、
まさに即戦力になりそうな人も少なくなかったと言います。
でも、彼女ほどやりたいことを自分の言葉でしっかり伝えられる人はいなかったとか。
扱うプロダクトで必要となる技術内容もスキルレベルも仕事の進め方も全く異なるI Tエンジニアの世界。
彼女も、それまで携わってきたものとはガラリと変わる分野へのシフトチェンジに、受入企業も不安がないと言ったら嘘になる状況の中、
それでも、会社としても精一杯サポートするのでぜひ、一緒に働いてくれせんか?と、正式内定を得ることができました。
これに留まらず、他にも全く異なる手応えを実感していました。
例えば、面接。
前回の転職活動時は、自分の発言に対する面接官の反応がイマイチだと感じることが多かったのに対し、
今回は、話す内容に面接官がうなづいてくれたり、
伝えた内容に対して興味を持って質問を投げかけてくれたり、
好感触な反応が多く、おかげで緊張することなく自然なコミュニケーションが取れたといいます。
前回と同様、転職エージェントを利用した転職活動でしたが、
前回とは打って変わって、紹介される求人もピンとくるものが多かったそうです。
「正直いうと、はぴきゃり(本講座)で方向性を見出したとき、やりたいことが見えた喜びはありましたが、それで何が変わるのだろう?って、イマイチ、その効果が実感できていなかったんですw」と、彼女は笑います。
ところが今回の転職活動を通して
「やりたいことが明確であることが及ぼすパワー、効果の大きさに、驚いています」
と、実感を込めて続けます。
「1年前、はぴきゃり(本講座)を受講して、本当に良かった」とも。
前述の通り、彼女は転職コーチング『はぴ転』の受講生でもあります。
『はぴ転』では、レジュメ作りや面接対策といった具体的な活動支援ももちろんですが、
もっとも力を入れているのは、転職活動を本格スタートする前準備。
前準備の目的は「転職の目的を明確にすること」。
もう少し噛み砕くと、転職を通じて得たい状態を明確にすることです。
得たい状態といっても、単なる年収や雇用形態、働き方や福利厚生などの労働条件面の整理ではありません。
目指すハッピーキャリア(心も財布も満たされる仕事・生き方)を実現するために
どんな経験や実績が必要なのか、
どんな環境でどんな仕事、どんな働き方をするのが良いのか。
目指すビジョンと現状とのギャップを埋める道を定めることです。
前準備の一つとして転職の目的や元手となる経験やスキル、身につけたいスキルや経験を整理する「転職の目的シート」を作成するのですが、
「思いの外、さくさく記入できて、自分でもびっくりしました」
と、やりたいことが見えている効果・手応えをここでも実感したといいます。
やりたいことが明確だと、
この転職で叶えたいこと、手に入れたいことも具体的になります。
この転職で叶えたいことが明確だと、
どんな仕事に就けばいいか、お仕事候補探しの精度も上がります。
やりたいことという基準がしっかりしているので、
自分の言葉で志望動機も自己PRも今後のキャリアビジョンも伝えられるようになります。
それこそが「本当にやりたいこと(=ハッピーキャリア)」を明確にする一番のベネフィットです。
今回のエピソードの彼女が
活動1ヶ月足らずで理想的な仕事・環境から内定のオファーを得られた最大の要因は
「やりたいこと」を自分の言葉で語れたことが大きかったことは言うまでもありません。
後日談ですが、内定をもらい今、所属している会社の上司に退職したい旨を伝えたところ、
「退職してしまうのは、本当に残念。だけど、新天地での成長・活躍を心から応援するよ」
と、スムーズに転職できるよう、積極的に動いてくれたそう。
このエピソードに、本当にやりたいことを明確にするパワーは、
送り出す人たちをも味方にすることができるんだなぁ〜
と、私もその威力を見せつけられた気になりました。
今、転職を検討しているのなら、
まずは、「心からやりたいことがなんなのか」を考えてみることをお勧めします。
自分の言葉で語れるところまで明確になっていれば、
経験や実績、スキルレベルの壁を乗り越え、
ハッピーキャリアへの第一歩を踏み出すことも夢ではありませんから。
今の自分は納得の転職できるレベルなのかな?
大きなキャリアシフトをしたいと思っているけど、そんなことできるの?
私の適材適所って何? どうやったら見つかる?
など、今後のキャリアや転職について知りたい方向けに
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
株式会社はぴきゃり 取締役
統計心理学i-colorエグゼクティブトレーナー/i-colorコーラル。就職活動に失敗、父親の介護のためのキャリアチェンジ、乳がん罹患など、様々なピンチを乗り越えてきた経験をベースに、ピンチとキャリアの両立をテーマに情報提供中。
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