こんにちわ、菊地れえこです。

 

みなさん、日本一おいしいいちごパン『とちおとめブレッド』をご存知でしょうか。

パンシェルジュ検定というパンに関する資格の取得者が、ブルーベリーブレッドで有名な栃木のベーカリーペニーレインさんとともに開発した、ジャムにも生地にもとちおとめをふんだんに使ったパンです。

なんと、3ヶ月分4000セット以上が発売後即完売!急遽追加した1ヶ月分120セット以上もやはり即完売!の幻のパンとなってしまったので、ご存知なくても仕方ありません。

 

実は私、この『とちおとめブレッド』の開発に携わらせていただきました!だからこちらを読んでくださってる皆さんにはぜひ食べていただきたかったのですが……

思った以上の反響で本当に驚きました。

 

1月から2月にかけて開発会議と試食が繰り返される中では、短い期間ながらもやはり山あり谷ありで、私のようなi-colorブルーの地雷ポイントをあらためて認識することもありました。

どんな地雷ポイントがあったか、開発裏話として今回こっそりお話したいと思います。

 

 

i-colorブルーの地雷ポイント

 

地雷ポイントを強く実感したきっかけは、早とちりを放っておかれたためにこれまでの時間と労力が無駄になりかねないことがあったこと。

結果として今回は無駄にはならなかったのですが、怒髪が天を衝かんばかりの気持ちにはなりました。

 

今回、この幻の『とちおとめブレッド』は通販限定の販売でした。それを私がちゃんと認識できたのは、全3回の会議のうちの2回目の後半、もう終盤に差し掛かっているときでした。パンシェルジュ側には知ってる人もいたのかもしれませんが、募集要項やプロジェクト概要の説明では触れられていなかったと記憶しています。確認しなかった私も私だったのですが、開発会議ではずっと、ペニーレインさんの店頭に並んだときに~といった発言もしていたので、指摘してほしかったと思ったものです。

 

i-colorブルーは1聞いたら10まで先回りで考えることができるけれど早とちりにもなりがちという紙一重なところがあります。

通販限定での販売と認識するまでのことは私の早とちりだったかもしれませんが、早とちりしてることが分かるような発言をしていたにも関わらず指摘してくれなかったことには傷つきました。

さらに、もし早とちりを放っておかれたために押さえておくべきポイントを押さえられず無駄な労力が発生したとなれば、i-colorブルーからの信頼は失われてしまいます。

 

勝手に早とちりして勝手に傷ついて勝手に信用されなくなるのですから、相手からすればたまったもんじゃありません。しかし合理主義の強い展開グループ・i-colorブルーからすれば、大嫌いな無駄な時間と労力を生んだ原因が、相手がこちらの早とちりを放っておいたこととなるので、お互いに一歩も引かずに関係はこじれたままになってしまいます。

 

あなたがi-colorブルーと仕事を進めてる際には特に、いえi-colorブルーでなくても、相手がちょっと勘違いしてるかもと思うことがあったら、無駄な時間と労力を生まないように早めに指摘して軌道修正しておいたほうが安全です(その場ではプライドを傷つけられたi-colorブルーは怒るかもしれませんが、後々になって、軌道修正してもらえてよかったと必ず思っています)。

 

ちなみに開発会議は全てオンライン会議でした。全国のパンシェルジュと繋がれるのは本当に楽しかったのですが、オンラインだからこそ余計に、コミュニケーションは少しお節介すぎるかなと思うぐらい取ってもいいかもしれません。新しい生活様式ならではのコミュニケーションのすれ違いが起こった場面でもありました。

 

 

素質を知ることは自分のためにも相手のためにもなる

 

さて、i-colorブルーの地雷ポイントは、素質からくる紙一重な部分、私はi-colorブルーの補強ポイントだと感じている部分からきています。

この補強ポイント、私は自分だけでは補強できないと諦めているというか、逆に周りに助けてもらうポイントだと思っています。

私は主人を筆頭に、プライベートでも仕事でも表現グループの方と一緒にいることが多いので、何か違うと思われたときにはすぐ指摘が入ります。表現グループらしいはっきりしたものの言い方に時には心の中で傷ついていますが、はっきり言ってくれるのでその場ですぐ理解でき、軌道修正が入ってありがたいとも思うのです。

 

こうした自分の素質からくる補強ポイント・助けてもらうポイントを、自分が認識できていることも大事ですが、自分の顔は鏡に映さないと自分では分からないように、なかなか気付いていないこともあります。

いよいよ新年度を迎えるこの時期、新生活が始まるにあたっては、自分だけでどうにかしようとするより助けてもらったほうがいいポイントをうまく活用したり、逆に相手の補強ポイントを自分が助けてあげたりしながら、人間関係も物事もスムーズに進ませたいものですね。

 

受講をまだ迷われている方は、自分のためだけに学ぶのではなく、相手のためにもなる学びとなることもこのコラムから感じていただければ幸いです。ぜひ令和3年度には、はぴきゃりアカデミー受講をチャレンジしてみてはいかがでしょうか。