こんにちは、菊地れえこです。平成最後のコラムです。

 

 

つい真剣になる、ある意味での素直さとストレートさ

 

今回は、12色(タイプ)に分かれているi-colorを、2色ずつ6グループに分類したときの特徴の一つをテーマにあげます。

タイトルの「コンペティション」がその分類したときのグループ名の1つで、i-colorコーラルとi-colorオレンジの方があてはまります。

その名のとおり、どんな勝ち負けにも真剣になったり、

勝ち負けがつくことがモチベーションになったりする素質です。

 

 

先日、飲食店でたまたま耳にしたラジオ番組のお悩み相談コーナーで、上司とのゴルフに関する20代後半男性の話が取り上げられていました。

 

 

上司に誘われて始めたゴルフにハマり、自主練習や友達同士でのラウンドなどでメキメキと上達していったその男性。

男性のベストスコアは90台にまで成長し、ベストスコアが100台の上司にはもう負ける気はしないとまで思うほどに。

ところが、そんな上司の、自分に対する接し方がなんだか冷たくよそよそしいものに。仕事で大きなミスをしたなどはなく、ゴルフの腕前に嫉妬してのことだとしか思えない。

今さらわざと負けるのもおかしな話だし、上司との仕事を超えた交流と思っていたのに、接待ゴルフのように振舞うべきだったのかとなんだか納得できない。

 

 

これを聞いた瞬間、私は、「この男性はコンペティションなんだろうなぁ・・・」と思ってしまいました。

具体的な数値をもって自分との優劣をつけている

趣味の範囲のゴルフでも真剣に勝ちにいっている

さらには、真意は分からないにしても、負けたことで態度を変えてきたことに憤慨している様子

コンペティションの方が陥りやすい、人間関係の摩擦そのものに聞こえました。

実は、私の主人がi-colorコーラル、息子がi-colorオレンジとコンペティションな家族を持っており、

「彼らにもこういったことが多かれ少なかれ起きているのだろうか・・・」と特に胸を痛めてしまったのです。

 

 

ちなみに、このお悩みに対するパーソナリティの方々(そのうち1人はプロゴルファーの方のようでした)の回答は、

競技ゴルフではないのだから、その場に一緒にいる人との時間や自然を楽しむなど、スコアにこだわり過ぎないでもよかったのでは」といった内容でした。

 

お悩みを投稿した男性本人がもし本当にコンペティションだとしたら、

コンペティションの価値観そのものを全否定されたこの回答には

きっと全く納得できなかったと思います・・・

 

人へのアドバイスって、難しいですね。

 

 

新しい時代になっても、価値観はそのまま・ありのまま

 

私がコラム全体で伝えたいことは、いつもどのテーマであっても、

「価値観の違いを認めてあげてほしい」、

「価値観の違いを知り理解できたあとのストレスが減る感覚を味わってほしい」で、

これは平成が終わり令和が始まってからも同じ想いです。

 

令和に込められている想いは、「明日への希望とともに、日本人1人ひとりが大きく花を咲かせる」だそうです。

i-colorは基本的には日本人に特化して統計を取ったデータを基にしているものですが、

診断してみると日本人に限らず、外国の方でも当てはまるところは多いです。

 

日本語以外で伝えることは私は得意としないので微力ではありますが、

日本語が分かる方なら日本人に限らず、i-colorを通して相手との価値観の違いを知り、楽しんでもらいたいと思っています。

 

明日への希望をもつこと、1人ひとりが大きく花を咲かせること、その一助となれるよう、

令和も想いを込めて皆さんにコラムをお届けします。

 

 

それでは、佳い平成最後の日を。