こんにちは、菊地れえこです。
最近耳にした言葉で印象的だったのが、「人は質問されると答えを出そうとする」ということです。
実際に、質問されると、たしかに考えるのです。
どんな状態でいたいですか?
i-colorに興味がある方の多くは、
自分のことが分からない・他人のことが分からない・だから答えがほしい、
そんなきっかけでスタートしているのではないかと思います。
個人的な経験から言うと、i-colorで見つかる答えもたくさんあります。
例えば、結婚相手は彼でいいのか?
i-colorを知る少し前に付き合い始め、20代後半だったこともあり、
できれば結婚を考えられる人と付き合いたいと思っていた矢先だったので、
i-colorのおかげで自信をもって決断できました。
参考までに→/kikuchi-reeko/7896/
もちろん、i-colorだけでは出ない答えもあります。
もしかしたら今まさに、新たなモヤモヤを抱えている人もいるかもしれませんね。
ただ、質問の仕方を変えると出てくることもあります。
冒頭の「どんな状態でいたいですか?」という質問はいかがでしょうか?
i-colorで知った自分の素質、どういうところがモチベーションになるのか。
その答え合わせができた上で、
じゃあこれからどうなりたいのか?どうしようか?を考えていくにも、i-colorはいい助けになりますが、
まずは自分が、どんな状態でいたいのか?そんな風に考えると、また見えてくるものがあると思います。
実はこの質問は、独自の質問メソッド「魔法の質問」を開発した質問家マツダミヒロさんの著書
『質問は人生を変える 「本音」と「本気」を引き出す力』にあった魔法の質問の一つです。
魔法の質問には3つのルールがあります。
1.答えはすべて正解
2.答えは出なくても正解
3.答えはすべて受け止める
なので、答えが出なくても大丈夫。
質問されて、考えることが大事なのです。質問そのものを否定して拒否しなければ、いいのです。
出た答えはどんなものでも正解ですから、「答えが出ない」という答えも正解なのです。
まず自分を満たそう
一人でも多くの人が自分らしい人生を生きられる世の中になってほしいと、
質問家として活動しているマツダミヒロさんは、i-colorピンク。
自分らしい人生とは何なのか、自分に質問し自分との対話によって見つけていくことになるので、
いい対話をするためによい質問をする力を身につけてほしいと願っています。
まさに世のため人のためになるものをゼロから生み出せる発案グループだからこその活動理念ですね。
そしてこの本では、そのよい質問をする力、自分のための本音と本気を引き出す心得を解説しています。
よい質問をするために、まずシャンパンタワーの法則の話が紹介されています。
1番上のグラスが自分
2段目のグラスが家族
3段目のグラスが友達や仕事のスタッフ
4段目のグラスがお客様
5段目のグラスが地域や社会の人々
あなたはどの段のグラスを満たしたいでしょうか?
家族のため、友達のため、お客様のため、地域の人々のため…
全てのグラスに注ぎたいならば、1番上のグラスから注ぐのが一番ですよね。
つまり、自分を満たし、それから周りにエネルギーを注ぐのが一番ということになります。
自分に余裕があれば、周りに優しく接することができたり、課題解決にもしっかりと取り組めます。
逆に自分が満たされていないと、本当の意味で人に何か与える・施すということが出来ないうえ、
質問ではなく「尋問」をしてしまうのです。
自分はどうしてダメなの?相手にも、なんでこんなことしたの?と尋問をしたところで、
何も答えは出てきません。
なので、答えを出すためにはよい質問をすることが大事だし、
よい質問をするためには自分が満たされていることが大事なのです。
答えはすべて受け止める、は難しいような…
私は魔法の質問の話を聞いたとき、3つのルールのうち、3番目の“答えはすべて受け止める”はすごく難しいように感じました。
答えを出そうと考えることが大事ということで、
答えがすべて正解、答えがでなくても正解は理解できるのですが、
果たして出た答えを自分自身で受け止められるのか、自信が持てないと率直に思いました。
結局、私自身は今のところ、こんな答えが出てくるとは・・・と悩んだことはないのですが、
もし受け止めたくない答えが出てきたときにも、i-colorが助けになりそうです。
i-colorを知ってから自分が変わったと思うことは色々ありますが、
最近よく人に話すのは、選択と決断を納得して出来るようになったということです。
素質が喜ぶ、モチベーションが続くのはどれか?
自分が嬉しいと感じるポイントはどこか?
それが分かっているので、仕事、買い物、恋愛、人間関係、なんでもそうですが、
とにかく自信をもって選択し、納得して決断できていると感じます。
そこで、魔法の質問から出た答えを、受け止めても、選択し決断しなければいいのではないかという考え方も出来ますし、
決断をしないまでも、答えは答えとして、選択するかしないかの俎上に乗せることができるのです。
それこそが、マツダミヒロさんのいう、自分との対話で見つけていくということなんだと感じました。
i-colorだけでは出なかった答えに、
よい質問を加えることで自分らしい人生に導かれていく、そんな本です。
なんだかまた分からなくなってきたと感じたときには、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
日本語教師、i-colorカウンセラー、しつもんカードマスター、おうちパンマスター
2014年9月はぴきゃりアカデミー第10期修了、i-colorブルー/ピンク。2016年2月結婚、2017年4月第一子出産。
2024年4月日本語教師養成講座修了、現在都内の日本語学校にて非常勤講師を務める。