はぴきゃりアカデミー&就転活パーソナルトレーナーの

つっちー@コーラルです。

 

本日は、はぴアカのオリジナルツール、i-colorの開発秘話についてご紹介します!!

 

えつ姉こと金沢と私が日本初の総合職女性向けキャリア情報誌を制作していた頃から、

なんとかしたい!と、思っていたのが、「キャリアの棚卸し=自分発見」。

 

というのも、ハッピーキャリアづくりの肝となるにもかかわらず、最も挫折するのがこの「キャリアの棚卸し=自分発見」フェーズだから。

 

実際、「大切なことはわかるけど、自分やろうとするとうまくできない」「途中で挫折しちゃう」と、いう声をちょくちょく耳にしていました。

 

そこで、ここを乗り切る方法を見つけるべく行動を開始したのですが

なかなか「これだ!」と思えるものに出合えなくて。

 

ちなみに、私たちが、自己発見(棚卸し)の方法としてこだわったのは、

1)楽しく取り組めること

2)自分である程度、気づけること

の2つ。

 

自分を知るために過去を振り返るのは、案外、辛い作業だったりするんですよね。

 

というのも、できなかった、うまくいかなったことの方が、強く記憶に焼きつきがちだから。

 

振り返れば振り返るほど、不甲斐ない自分ばかりが思い出されちゃって、魅力や強みを発見するどころか、自信喪失。。。なんてことも。

 

 

さらに、自分で自分の良さに気づくこと自体が難しい。

 

理由は、私たちの特長や魅力って、もともと備わっているものが多いから。

 

つまり、苦労して身につけたわけではないので、当人的には「大したことない」「できて当たり前」と認識、そこを特別視することができないのが普通なのです。

 

ということで、この2つの課題をクリアできる方法を探し続けていたのですが、一向にいい方法が見つからず、「無理なのかな」と諦めかけていた頃でした。

 

ひょんなきっかけで出会ったのが、統計心理学を研究しているP I D社。

 

生年月日から思考パターンや行動パターンなどの傾向性を診断するってことで、最初、難色を示したのは、えつ姉。

 

私的には、単純に面白い!って思ったんですけどね。

 

今、振り返ると、信用信頼を重視し、本質的に薦めてよいと実感できなければ、軽々しく取り入れない発案グループの金沢らしい反応だったのですが、当時は、「これもダメなのか。。。」と、がっかりしたことを覚えています。

 

そんな状態が、一転、「やっぱり使えるかも?」と、なったのは、なんとこの出会いから1年近くも経ってから。

 

金沢が「改めて思ったんだけどさぁ〜、あれいいかも。ただ、まだ疑問の余地があるので、一旦、素質ごとのグループインタビューをしたらどうかと思うんだけど」と、言い出して。

 

今だから告白しますが「きた〜〜〜〜〜っ!」って、私、心の中で叫んでいました。

で、もちろん、「グループインタビュー、やろう!!」って答えました。

 

それから約1年にわたって計12回(つまり、12色分)のグループインタビューを決行しました。

その作業は、とても地道でした。

まず苦労したのが、参加者集め。

お互いの友人知人、さらに友達の友達を紹介してもらっては、生年月日を聞いて診断し、協力を呼びかけては、素質あたり5、6名を集める。

5、6人ともなると、日程調整もなかなか大変で。

でも、そうしてグループインタビューを実施すると、これがすごかった!!

 

例えば、初対面なのに、同じ素質同士だと、あっという間に打ち解けあっちゃう。

私たちが皆さんのお茶を用意している間に、会場からは「わかる〜!」と、笑い声が聞こえてきたりして。

すっかり盛り上がっているので、インタビューする私たちの方が疎外感を覚えちゃう、なんてことも。

 

たまたま20代、30代、40代と年代がばらけた回の時は、

20代の悩みに、「わかる〜! 私はこんな風に乗り越えたよ」と、30代、40代が答える。

30代の悩みに40代が「わかる〜!! 私はこんな風に乗り越えたよ」と答える。

で、経験談を聞いた側は、「それならできそうな気がする!」って具合に、めちゃくちゃ有意義な情報交換を勝手にしていたりしてw

 

共通の価値観がなせる技をありありと目の当たりにした私たちは、グループインタビューの回数を重ねるにつれ、確信を深めたものでした。

統計心理学の診断結果を叩き台に棚卸しをしたら、楽しく自己発見ができるなって。

さらに、違う素質の人とその違いを実感できる場を作ったら、自分の良さを再発見&納得できるなって。

だって、私たち自身がこのインタビューを通して自分に対する発見をたくさん重ね、結果的に掘り下げることができてしまいましたから。

 

で、ようやく統計心理学をベースとしたツール=i-color診断というオリジナルツールの開発に入ることを決意したのですが、それからも色々ありました。

続きは第2弾で>>