広島からこんにちは! さおりん@バイオレットです。はぴきゃりアカデミー3-Style Yoga広島校を主宰しています。
9月23日秋分を迎えました。
太陽は真東から昇り、真西に没し、日の出から日没までの昼と日没から日の出までの夜の長さがほぼ同じになります。
暑さはしのぎやすくなるものの空気の乾燥が徐々に気になりだすこの時期。
身体を潤す梨やイチジク、ぶどうなどの旬の果物、冷えやすい方は生姜などを食事のスパイスとして少し加えてあげると体を温め免疫力を上げるサポートをしてくれます。
話は戻り、昼と夜の長さが同じになる秋分はエネルギー的に見ると陽のエネルギーと陰のエネルギーが同等になる日。
この日を境に外界は陰気が増え出しますので、バランスを取るために体は陽気が強まります。
冬のほうが身体の代謝機能が上がると言われるのもそのせいですね。
自然に調和した暮らしをしていれば強まるはずの陽気。
しかしながら、最近は陽気不足の人がとても多いのだそうです。
その1つの要因が「自分の感情を感じ取れない」=「仮面をかぶっている」から。
特に怒りや悲しみなどネガティブな感情は「周囲に適応する」という長年培ってきた「周囲とうまくやっていく」習慣のせいで、例え内側からふっと湧き上がる感情の源泉を感じとっても蓋をしてしまう傾向があるのではないでしょうか。
仮面をかぶることは、無意識に多大なエネルギーが必要になります。
「気疲れ」なんて言葉もありますし、自分の感情を抑えるための言い訳や言い聞かせがその例。
気づくと自分を納得させるために、なんども自分の中で念じていることはありませんか?
悲しみは「非らずの心」と書きます。
大好きな人にフラれて悲しい、とか頑張ったことが認められなくても悲しい、などの他にも「こうあるべき、こうあらないと」が多い人は、知れずとして日々悲しみを内側に溜めている人は多いようです。
どんな人も自分のフィルターを通して世界を見ています。その世界にはどうしても偏りが生じてしまうもの。
統計心理学i-colorを学ぶことは「自分を知って、理解する」という面白さもありますが、これまで目の前に広がっていた世界の偏りが減っていき、ありのままの世界に大きく目が開き、自分がかつて感じたことのない未来の大きな可能性や新たな展開を見つけられるところもあるのではないでしょうか。
特に「希望優先」思考タイプで「なんとかなるなる!」と明るく楽天的な方たちはネガティブ(陰)な感情に目を向けるのが苦手な人が多いようにも感じます。
でも、もし体の症状として「冷え」や「空咳」が続いている、とか「寝るときに手足が火照る」や「手の平の乾燥(あかぎれなど)」などが気になりだしていたら、自分の内側に意識を向けるタイミング。
悲しみの感情はとりわけ呼吸系にトラブルが出やすく、東洋医学的に秋は「肺の養生」を求められる季節。まさに今です。
外から内側を潤す食材を取り込むとともに、内側から湧き上がる感情を臆せずキャッチして「本当は悲しんでたんだね」「悲しんでいることに気づけた私ってすご~い!」「感情を教えてくれてありがとう!」と認めてあげる作業に取り組んでみましょう。陰の深さは陽の輝きを意味します。陰を感じ切ることも、外で活躍するためには大切なことです。恐れず、臆せず、自分に優しく、ね。
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10月12日(土)13:00-15:00
10月19日(土)13:00-15:00
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<今後の予定>
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はぴきゃりアカデミー第1期修了/i-colorバイオレット。大手システムベンダーの営業として10年勤務後、フリーのヨガインストラクターへ転身。ヨガスタジオ経営を経て、2020年南九州へ移住。一女の母。
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