顔も心も上向きに↑↑お過ごしですか?やまともです。

私事ですが2/22誕生日に治療がひとまず終了。自分の中でも一区切りしたので、

10月に書いていたコラムをやっとアップします。

 

【激動の9月】

平成最後の9月は一生忘れられない月日となりました。

★大好きな大好きな安室奈美恵さんの引退

★そして奇跡の様に降ってきた出版のお話。原稿締切がまさかの9月末という超ハードスケジュール

そんな時に届いた乳がん検診のお知らせ。そういえば、マンモグラフィーって2年前にやったんだっけ?

マンモは痛いしもう受けたくないなぁ~なんて思いながらふと触った右胸にシコリを発見。

えっなんだこれ!

 

9月25日連休明けに、近くのクリニックへ。

このクリニックは次女を妊娠した時「心配だからすぐ産婦人科へ行くように」と言われた病院だったので、ちょっと乗り気ではなかったものの…

なぜかそこに行ったのも今回の私の選択でしょう。案の定、心配だからと近所の「国立がんセンター」に紹介状を書いて下さいました。

「2か月待ちは普通にあるから、その時は他の病院にしましょう」とクリニック医師。

 

2か月宙ぶらりんの状況はキツイと思いつつ、さすが「がんセンター」予約も大変なんだ・・・まぁなるようになるでしょう。とまだまだ「希望優先」全開でした。

 

ちなみに手術はもちろん、インフルエンザも人生0、病気とは無縁で40年以上過ごしてきました。祖父母も100歳まで生きた長寿の血筋だし、よくわからない自信(今思えば過信)がありました。

 

乳がん検診でも、毎年異常なしできていたから、いつもの「だいじょうぶ~」の思いと「なんか今回は・・・」という思い。

とにかく複雑な気持ちを抱えていたら、なんと奇跡的に3日後予約が取れ、受診する運びとなったのです。

たくさんの検査の後「結果は来週ですが、あまり期待しないで下さい」と言われました。

あ~今回はいつもの「だいじょうぶ~」は利かないかも。

 

結果が出るまでの1週間は何より長いものでした。その間、ご自身の乳がん経験を発信されているつっちーさんこと土屋美樹さん川崎貴子さんの本を読み、

諸先輩方に「もし診断された時は何を聞くべきか」「どんな治療があるのか」を徹底的に調べました。そして一週間後「乳がん」を告げられます。

 

夫、娘達、両親へは「初期だから大丈夫」「必ず治る」と強く強く言っていました。

トイレでシクシクなく次女に「虫歯と一緒だから。お母さんが強いの知ってるでしょ!大丈夫!」今思えば何度「大丈夫」と言ったでしょう。

 

1週間後、先輩より「是非行ってみて」と教えて頂いた「マギーズ東京」へ行きました。

目的は治療法の相談だったのですが、心理療法士の先生ともお話しました。

「私は今回、たくさんの乳がん経験者の先輩方に助けて頂きました。私の経験も役立てたら嬉しいので、発信していきたいと思います。でも珍しく少し躊躇しています」とお話しました。

「躊躇する理由は何でしょう。その理由も含め、悲しみに浸る事も大切ですね。

自分は初期だから、病院で申し訳なく思うと言う人もいるけどとんでもない。どんな状況で発見されても、ガンの事実はやっぱり辛いでしょう」と言われた時、自分でも驚く程、大粒の涙がボロボロこぼれ落ちました。

 

そうだ、凄く悲しかった。告知をされた時、夫も一緒でした。心配はさせたくないから、淡々とかつ笑いながら先生と話をしていたけど。

「ガンになった」という事実を受け止めながらも「何でなってしまったのか、何がいけなかったのか」という思いがグルグルしていました。

告知を受けて1週間、周囲に心配させないように、自分の納得する治療法をとにかく調べつくし突っ走っていて、泣くことを悲しむ事を避けていました。

悲しみに向き合うきっかけを下さったマギーズ東京の先生方、そして情報を下さった先輩には、感謝しかありません。

「強くありたいと思う気持ちが、後押ししてくれることもたくさんあるから」と先生に言って頂き、色々なモノがフ~と溶けていきました。

【心理療法士の先生と】

【看護師の先生と】

 

病気を公表する事に賛否両論ある事は承知しています。

私は今回「乳がん」を公表したり、伝えて下さっていた方々にたくさん助けて頂きました。

つっちーさん、川崎貴子さん始め、はぴきゃりに出逢っていなかったら出逢えなかった方々もたくさんいらしゃいます。

 

先日TVで乳がん検診率45%と知りました。受診しない理由に「結果が怖いから」というものが多かったです。

もし私の体験で「検診行ってみようかな」「最近、自分の身体大丈夫かな」と思う方が一人でもいたら嬉しいです。

だって私「自分の経験を役立てたい」表現グループですから。

 

ある書籍に「ガンは不幸ではなくチャレンジだ」と書いてありました。

私のチャレンジは始まったばかり。きっと「私の乳がん」は、大きな学びを与えてくれるはず。そう確信しチャレンジしていきます。

 

そしてこの「私の乳がん」が「好きなことで無理なく毎月10万円稼ぐ方法」の執筆活動時期と重なっていたことは、私の励みになりました。

執筆活動を通して、自分が何に重きを置いて生きてきたのか。譲れない価値観は何なのか。

とことん自分に向き合っていた事で、納得する治療を選択できたと思っています。

人生はこうやって必要な事が順番に起きるのだと実感しています。

 

もし結婚・出産・病気によって、人生に大きな制限がかかったり、我慢が増えるというイメージがあれば、全くそんな事はありません。

【自分の人生は自分でしかコントロール出来ない】

そんな気づきも出版記念パーティーでお話させて頂きました。

「前しか向けない!」そんなきっかけをくれた書籍

「好きな事で無理なく毎月10万円稼ぐ方法」も是非読んで下さいね♪

 

【お知らせ】

出版のお話を頂いてからの怒涛の5か月、病気との向き合い方も顔も心も上向きに↑↑にて発信していきます。

 

今回勇気付けられた書籍・情報はこちら→

「初めての乳がん」(土屋美樹さん著)ぽんちゃんねる

「我がおっぱいに未練なし」(川崎貴子さん著)