こんにちは！

 

どうせ仕事をするなら、生きるなら、

毎日を自分らしくハッピーに！

 

ハッピーキャリアの伝道師w

つっちー＠コーラルです。

 

前回に引き続き、今回もつっちー的ドラマ考でお届けします。

 

いやぁ〜、私にドンピシャなドラマがスタートしました。

その名も『転職の魔王様』。

 

初っ端から、転職支援の際に口癖のようにお伝えしていること・お伝えしたいこと満載で、

どっかで聞いてた？

って思っちゃったくらい。

 

「こりゃ、見なきゃでしょ」ってことで、

初回からオンタイムで張り切って視聴しましたw

 

 

物語は、小芝風花さん扮する未谷千晴が、

謎の男（演：成田凌さん）と出会うところから始まります。

 

ちなみに、未谷千晴は新卒で入社した大手広告会社を３年足らずで退職し、

ただいま転職活動中。

 

早く次を決めなきゃって焦りはあるけれど、何をどうしたらいいかわからない。

 

ってことで、転職エージェントを経営する叔母（演：石田ゆりこさん）に相談し、

紹介されたキャリアアドバイザーが、魔王様こと成田凌さん扮する来栖嵐でした。

 

まぁ、この来栖こと魔王様、お口が悪いんです。

しかも、無表情。

襲われても顔色ひとつ変えない。

その落ち着きっぷりは、恐怖すら感じます。

 

それに、これは伏線だと思うのですが、

どうやら殺されても構わない、くらいに思っているようで。

まぁ、それがどうしてそうなったかは、おいおい明かされるんだろうな、と思いますが。

 

 

さて、小芝風花さん扮する千晴ちゃん、

親の期待にまっすぐに応えちゃうような、

真面目で素直でとってもいい子なんですけど、

自己肯定感が低く、いつも自信なさげでちょっと世間知らず。

 

面談で

「高望みしていません。

　どんな業界でもどんな職種でも、必要とされるなら、

　未経験の仕事でも全然構いません」

なんて、N Gワードを悪びれることなく口にしちゃうものだから、

そこから魔王様の猛口撃を受ける羽目に。

 

 

未経験なら転職できると思っているのか？

そもそも未経験で転職できるのは、

新卒と２５歳までの高いポテンシャルのある一部の若者くらい。

企業が欲しているのは、即戦力。

経験があっても、転職は３５歳が限界とも言われ、

おおっぴらに言われないけど、女性の場合は３０歳が限界という説もある。

さらに、キャリアアドバイザーが転職希望者の味方とは限らない。

キャリアアドバイザーの給料は、募集企業からの紹介料から賄われているのだから、

ねじ込んじゃえってことも珍しくない！

と、真顔で捲し立てる、捲し立てるw

 

このセリフを聞いて、みなさんはどう思いますか？

 

そうだよね？って思いますか？
それとも、そうなの？って思いますか？

 

リアルな転職市場的に言うと、

魔王様が言っていることは、ほぼ正しいです。

私も相談者に、さすがに魔王様のように捲し立てはしませんが、

似たようなことをお伝えしています。

 

ただ、私は転職エージェントに所属しているキャリアアドバイザーではないので、

基本、転職希望者の味方ですけどねw

 

 

さて、となると、

じゃあ、未経験転職は２５歳までしかできないの？

３５歳を超えると転職はできないの？

と、気になるかと思いますが、

安心してください！　

ポイントを理解して正しく転職活動すれば、

そんな限界、最も簡単に突破できますのでw

 

実際、ドラマでもその辺が描かれているので、

気になる人はぜひ、見てみると良いと思いますよん。

 

 

さて、話をドラマに戻して。

 

毒舌だし、無表情だし、やることは荒療治だし、

お友達になりたくない要素満載の魔王様ですが、

正直、キャリアアドバイザーとしては、まっとう中のまっとうです。

 

なぜ、そう感じたかというと、

 

転職エージェントの営業マンから

とある化粧品会社の広報職に、大手広告代理店出身の千晴をアサインしたいと

強い要望を受け、魔王様がしぶしぶ千晴に打診したシーンでのこと。

 

両親も喜びますし、必要としてくれるなら、ぜひ、受けさせてください！

と、快諾する千晴に対し、

 

魔王様は、

あなた自身はどう思っているんですか？

あなたは人の意見ばかり優先していて、自信がなく、決断できない。　

それじゃまるで中身が空っぽの操り人形ですね。

自分の価値ぐらい自分で決めたらどうですか？

と、核心をグサリ。

 

やりたいことがあるわけでもないし、価値なんていうほどものは・・・

だから、せめて必要とされるところで働きたいんです

と、話す千晴に呆れ顔な魔王様。

 

 

でもね、それでもちゃんと面接の段取りはつけてくれるんです。

ただ、何か裏がありそうなんですけどね。

 

 

で、どんな裏があったのかというと、

そこはネタバレになっちゃうので割愛しますが、

グッときたセリフだけご紹介しちゃいます。

 

 

魔王様の策略でひどい仕打ちを受けることになり、

半泣き状態の千晴ちゃん。

「なんで、こんなことをするんですか！」

と、くらいつきます。

 

そこで返した魔王様のセリフがいいんです！

 

あなたをぶっ壊すためです

 

今のあなたはどこに行っても同じ目に遭います。

誰かに必要とされたら、その人の価値観を鵜呑みにして壊れるまで働く。

そして簡単に捨てられる。

 

あなたの人生、このままでいいんですか？

 

う〜ん、正論すぎて、身も蓋もないお言葉。

 

でもね、本当にそうなんですよ。

 

人間関係に疲れたからと、転職して環境を変えても、

転職した先でまた似たような人間関係に悩むことになった、

忙しすぎて体調を崩したから、残業のない仕事に転職すれば大丈夫なはず、

と、転職したのに、また体調を崩して退職することになった、

なんてケースは、人材業界の「あるある話」です。

 

現状を打破したいなら、行動パターンを変えるしかない。

根本調整をした上で、新たな環境に移らないと、

また、同じ課題にぶつかることになってしまうものなんですよね。

 

 

まぁ、実際そうだったとしても、

そこまで言われたら、基本、受身姿勢な千晴も、

さすがにつくり笑いもできなかったようで

 

私だって、変われるものなら変わりたいです。

でも、どうしたらいいか・・・

と、本音を吐露。

 

 

諦めるんですか？

 

どんなに滑稽でも、どんなにくだらなくても、

あなたが本当に望むのなら、それが正解です。

あなたの正解は、あなたにしかわからない。

それくらい、自分で決めてください、大人なんですから

と、諭す魔王様。

 

そして、初めて

 

私には、自分の正解がわかりません。

どんな仕事がやりたいのかわかりません。

こんな状態では誠意に欠けるので、（化粧品会社の面接を）辞退させてください！

 

千晴が、思いの丈を叫びます。

 

 

その様子を見て、少し満足げな魔王様。

 

それがあなたの本音ですか？

 

ちゃんと自分で決められるじゃないですか？

あなたの人生、もう少しマシになると思います。

 

 

魔王様たら、優しいんだから！！

もーっ　千晴の本音を引き出したかったんだよね？

本当は、千晴のこれからの人生をめちゃくちゃ心配しているんでしょ？

なんて、私のボルテージまで高なっちゃいましたw

 

このドラマのテーマでもあるのですが、

転職って、

自分の人生の“優先順位”を考え直す、見直すいい機会なんですよね。

 

私たちはみんな、幸せになっていいんです。

っていうか、幸せになるために生きているのですから、

仕事に、人生に

何が本当に必要なのか、どうなっていきたいのか、

他の誰でもない、自分の本音にとことん向き合ってほしいと思ってます。

 

このドラマには、仕事や人生、そして自分自身の「心」と向き合う上で、

きっと参考になることが多いんじゃないかな？

なんて期待してます。

 

 

よく、俳優さんが、役柄を通していろんな人生を体感できるって話しているのを聞きますが、

それは演じる人だけじゃないと思うんです。

 

まぁ、多少なり脚色が加えられているとはいえ、

ドラマで描かれる人間模様、お仕事模様に触れることで、

自分を振り返ったり、

知らなかった仕事やその魅力を知り、興味が掻き立てられたり、

これからの人生を豊かに変えるきっかけが、案外、含まれています。

 

ドラマも見方一つでハッピーキャリアのヒントが得られる！

って言うのが、私の信条。

 

よかったら、参考にしてみてくださいね。

 

見直しの第一歩は、自分を知ることから。

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