こんにちは。志向の違いを知ってモチベションアップやコミュニケーション改善のお手伝いをしていますJr.アスリート分析アドバイザーの河野真杞です。

 

先日、スカイツリーの近くにある、ひきふね図書館にてセミナーを開催してまいりました。

タイトルは「親子の違いを知って子育てをもっと楽しもうセミナー」。

どんなに理解できなくても、切ることができないのが親子関係です。しかし、こだわりや価値観の違う相手を客観的に観察してから歩み寄ってみると、不思議なほど関係性が良好になっていくから本当に不思議です。

セミナーではご参加いただいた親子の志向の違いをお話しつつ、子どもの志向にピッタリの絵本をご紹介しました。

「しっかり育てなきゃ!」と厳しく子育てしている親御さんや、共働きで多忙な中子育てしている親御さんは、わが子に対して

「あなたがこの世で一番大切な存在なのよ」

という優しい言葉かけは、発する事自体に抵抗があったり、こんなことを言う心の余裕がなかったりするようです。

そんな時は「絵本」の力を借りると良いでしょう。

今日は3タイプ別にオススメの絵本のテーマをご紹介します。

 

◆発案キッズにオススメの絵本

i-colorでは、ピンク・オリーブ・イエロー・バイオレットが発案グループ(私の著書内では「共感タイプ」と記載)です。 この要素を持っているお子さんは「世界一パパママが大好き!」という気持ちを伝えたくて、甘えてくっついて来たり、感謝のお手紙をくれたりします。逆に、構ってほしいあまり、わざと悪さする子までいる位です。そして「笑顔のパパママを見たい!」と常に願っています。このタイプのお子さんがいる家庭にオススメしたいのは

♡最後にパパママとギューとハグできる絵本

♡セリフの流れで「私もあなたが大好きよ」と言いやすい絵本  です。

 

この系統の絵本を読めば、普段わが子につい厳しくしてしまう親御さんでも、自然とわが子をギューと抱きしめられ、発案キッズが最も望んでいる「パパもママもあなたが世界一大好きよ♡」の声かけができますよ。

 

◆表現キッズにオススメの絵本

i-colorでは、ゴールド・コーラル・グリーン・オレンジが表現グループ(私の著書内では「独立タイプ」と記載)です。

このタイプは、「1人で出来たよ!」「完成―!見て見て!」など、良い結果を褒めてほしがる子ども達が多いです。こんなお子さんがいる家庭にオススメしたいのは

◆1人でチャレンジして何かを成し遂げるお話

◆今までできなかった事が1人で出来るようになった達成感のあるお話

が良いでしょう。 

読んだ後は

「○○ちゃんは最近これが1人でできるようになったよね!すごいね!ママも大助かりよ!」

具体的にできるようになった事を褒めてあげるとより良いでしょう。

 

また、あまりにマイペース過ぎて、周りの空気を全く構わずにわが道を進んでいる表現キッズには

☆皆と協力するともっと良いものが出来上がるお話

が、彼らに新たな気づきを持たせてくれるでしょう。

 

◆展開キッズにオススメの絵本

i-colorでは、ターコイズ・レッド・ブルー・ロイヤルブルーが展開グループ(私の著書内では「直感タイプ」と記載)です。

頭の中で様々な想像を巡らせ、大きく広がる未知の世界に興味を馳せる展開キッズ。彼らは

☆展開が速く予想もつかないような冒険もの

☆世界・宇宙規模のストーリー

がお好みでしょう。

子ども達で作った宇宙船で宇宙を目指したり(「ルイのうちゅうりょこう」)、地球って掘って行ったらどこに繋がるの?と疑問を持ち、実際に地球を掘り進んで行く絵本(「地球をほる」)等、まさに予測できない壮大な世界は、一緒に読んでいる大人も引き込まれていきます。

また、「っぽい」という絵本は、展開キッズが理解できない親御さんが読むと、展開キッズの価値観が垣間見えるのでオススメです。

 

◆大人も時には絵本コーナーへ

親がわが子のためを思い一生懸命子育てし、お仕事もし、日々の業務をめまぐるしくこなしているパパママも多い事でしょう。

気がつくと、いつも眉間にしわを寄せた顔で子どもと話していたり、わが子の出来ていない事ばかり口にしていたり・・。それでは、子ども達の自己肯定感は一向に育っていきません。

そんなお疲れの時は、図書館や書店の絵本コーナーに立ち寄ってみてください。

特に私からオススメする絵本は「かみさまからのおくりもの」です。

改めてわが子は自分にはない違った才能を持った大切な存在だと感じられ、イライラした気持ちが収まるでしょう。

そして自宅に帰った後は

「わが子のいいとこ探し」をして、本人に直接言葉で伝えて褒めてあげてください

漏れなくとびっきりの笑顔が返ってきますよ♡

子育てで最も意識して行うべきことは、これだけなのでは?と思っている私です。

それでも「わが子が自分と違い過ぎて、どうにも理解できない・・」という方は、私の執筆本↓を読んで、具体的な対応策を実践してみてくださいね ♪

https://www.amazon.co.jp/dp/4908059489/ref=cm_wl_huc_continue