年末の慌ただしい中、とってもほっこりするニュースがありました。
サッカー日本代表の長友佑都選手と平愛梨さんの婚約会見です。
(画像元:http://www.nikkansports.com/soccer/world/news/1756406.html)
i-colorで見ると、お2人は共に「発案グループ(私の著書内では【共感グループ】と記載)」。
婚約会見もこの志向タイプらしさ満載でした。
今回は長友選手を中心に、発案グループについてまとめてみました。
◆愛情を素直に言葉に表わせる
一般的に日本人はシャイな面があり、愛情を言葉で伝えるのが苦手な人も多いのですが、発案グループにそれはないようです。
彼女のことを「アモーレ」と呼ぶ長友選手と、「大好きです♡」と素直に本心を言葉にする平愛梨さん。
このような自分の熱い気持ちを手紙やメールにしたためるのも発案グループの特徴のひとつです。
他の志向グループの人が受け取ると「えっ?ちょっと恥ずかしい~!なんでこんな言葉を照れずに書けるの?」と思いがちですが、発案グループ同士のこの2人は、何の抵抗もなくお互いの愛情溢れる言葉を受けとめ合っているのでしょう。
◆周りの人との心の繋がりを重視する
長友選手の「発案グループらしさ」は、2014年ワールドカップグループリーグで敗退した直後のインタビューで明らかになりました。彼は泣き崩れながらこう言ったのです。
「ワールドカップの勝利を、今までお世話になった方々や支えて下さったファンの方々に恩返ししたかった。その願いが果たせず本当に申し訳ないです。」
日本代表選手となれば、どれだけ素晴らしい目立つプレーをして海外チームの目に留まるかを重視しているものだとばかり思っていた私にとって、この発言は予想外であり衝撃でした。
彼の原動力は、大切な人達の期待に応えるプレーをして皆に感謝を伝えることなのです。
また、彼のチームに対する愛情の深さも凄いものがあります。
「インテルのチームメイトやスタッフ皆が僕を愛してくれていると感じています。これ以上のクラブはない。インテルでセリエAのタイトルを獲りたいです。」
と常に『インテル愛』を語り、SNSにもインテルのチームメイトと撮った仲睦まじい写真を何度となくアップしています。
彼の中に「自分の能力を高く評価してくれれば移籍に合意する」という考えはないようです。人間味あふれるこの姿がファンを惹きつけ、そして平愛梨ちゃんの心も射止めたのでしょう。
◆気持ちが表れた婚約指輪
そして、長友選手がオリジナルでオーダーした婚約指輪の形は「ハート型」。
「ハートはイタリア語でクオーレ(心)という意味。彼女に対する心を形にしたくて」
どこまでも「純粋な気持ち」を優先する発案グループらしい発想です。
◆家族に対する深い愛情と感謝
また、長友選手は結婚の決め手を聞かれ
「彼女の親に対する考え方と姿を見た時。この人と結婚したいと思った。」
「子供が親に対してかけてきた苦労は、子供が大きくなって人生をかけて恩返しをしても返しきれない」
と答えていました。
長友選手に限らず、発案グループの人に結婚理由を聞くと
「彼のお父さんとお母さんが心優しい人で大好きだったから」
「この人の家族と同じ家族の一員になりたかったから」
等、結婚相手だけでなくその家族の話をするケースはひじょうに多いのです。
そして「自分にとって一番大切なものは?」と聞かれて、「家族」と即答するのも発案グループの特徴です。
長友選手のお母さんは女手ひとつで子供3人を育て上げてきました。彼は母の苦労と愛情を誰よりも感じ、常にそれに応えようと考えているのでしょう。
◆恩人に対する感謝も忘れない
長友選手が中学時代サッカー熱を失いかけ練習をサボっていた時、サッカー顧問の先生は愛のビンタと共に、彼に向かってこう叫んだのです。
「母さんがこれを見てたらどう思う?母さんのために頑張らないかんやろ?」
この言葉で彼は目が覚め、サッカーへの熱い想いを取り戻しています。
尊敬する人を聞かれると必ずこの先生の名前を上げる長友選手。自分を信じて愛情を持って向き合ってくれた人に人生をかけて恩返ししようと考えるのが、発案グループなのです。
人に対して常に気遣い笑顔を絶やさない「発案グループ」。このカップルの愛情と笑顔は永遠に続くことでしょう。お幸せに♡
Jr.アスリート分析アドバイザー
はぴきゃりアカデミー第9期修了/i-colorオレンジ。統計心理学i-colorを活用し、各種スポーツコーチやJr.アスリートの保護者、子育て中の親を対象に、セミナーや個別アドバイスを実施。子ども達の自信やモチベーションをアップして『自己肯定感を持って実力を出せる子ども』の育成を目的に活動中。著書に『子どものやる気を引き出す親うばう親』(キノブックス)がある。
>>ブログ『子どもの特性を伸ばしたい!選手の力を最大限に生かしたい方々へ』
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