はぴきゃりアカデミー&就転活パーソナルコーチのつっちー@コーラルです。
私の好きなTV番組に「奇跡体験アンビリバボー」があります。
というのも、私は生粋のドラマ(お話)好き。
小学生の頃は、「まんが日本昔ばなし」「世界名作劇場」などの子ども向け番組はもちろん、大河ドラマも欠かさず視聴していたくらい。
24時間テレビの特別ドラマなんて、1年間まだかまだかと楽しみにしていたものです。
そんなドラマ好きが高じて、歴史にハマり、子どもの頃の夢はエジプト考古学者でしたw
夢を叶えるために大学は考古学専攻を有する史学科に絞って受験。
念願かなって晴れて考古学への道を歩み始めたはずだったんですが、
そこで研究と私が好きな「物語」との間に大きな隔たりがあることを実感。
まぁ、その気づきをきっかけに、学者ではなく出版界を目指すことになるわけですが。。。
そんな無類の生き様ドラマ、物語好きな私にとって「奇跡体験!アンビリバボー」で紹介されるお話、中でも感動のストーリーはたまらない大好物です。
今日も例によってチャンネルを合わせると、日本でパラリンピックを成功させた中村裕先生のお話が紹介されていました。
正直、パラリンピックが開催されるまでにたくさんの障壁があったことも、中村裕という医師が開催に尽力していたことも、彼が障害者の社会進出のために「太陽の家」という職場まで作っていたことも、全然知りませんでした。
一人の整形外科の医師が、「患者さんを笑顔で送り出したい」という信念を軸に走り続けた結果、
国を動かして障害者スポーツを普及させ、アジア初のパラリンピックを成功させ、
立石電機やホンダの本田宗一郎氏、ソニーとそうそうたる企業の経営者を動かし、
障害者の雇用を創出。障害があってもなくても、当たり前に働き、自立する世界を作った物語に釘付けになりました。
ちなみに、公表されている生年月日が正しければ、中村先生のi-colorは、グリーン。
平等をモットーにするi-colorグリーンさんは、機械の不平等が気になって仕方ない方が多い傾向があります。
例えば、バラクオバマ前大統領がi-colorグリーン。
オバマケアに代表されるように、国民全員が平等に医療を受けられる社会を目指しているあたりは、まさに素質通りだなって思います。
中村医師もまた、障害があるからと自立する機会を奪われている状況への課題感は並々ならない様子に素質通りだな、と。
そんな中村先生の物語の中で、実は一番、グッときたのは、
中村と立石電機(オムロン)が立ち上げた「立石太陽電機」が、創業から数ヶ月でまさかの黒字化を達成!
従業員にボーナスを支払うと同時に、初めて納税してきたことを告げるシーン。
納税することは、つまり従業員(障害者)が保護される立場から、社会に貢献できる立場になったことを象徴していました。
普通に働いていると、「税金」は義務であり、どちらかと言えば「納めなきゃいけないもの」という認識が当たり前になっているような気がします。
だから、「納税」できたことを喜んでいるシーンに衝撃を覚えました。
そして、人はどんな形であれ、社会の一員として役に立ちたい、貢献したいと思っているんだな、と、しごく当たり前のことを改めて実感しました。
で、ふと思い出しました。
8年前、乳がんを患っていることがわかり、治療していた時のことを。
あの時、私は仕事をしながら治療をしていました。
周囲からは、仕事なんてしないで治療に専念したほうがいいんじゃないの?と、心配の声をいただくことも少なくありませんでしたが、
当人としては、むしろ仕事を続けられていることに感謝したものです。
仕事を続けていられるということは、もちろん経済的な側面でもありがたかったのですが、
何より、社会の一員として、少なからずお役に立てる存在であり続けられたことへの感謝でした。
お役に立てる存在=存在意義を感じられることで、
精神的に安定し、前向きに治療に向き合えたことを思い出しました。
障害があったとしても、大病を患っていても、きっと年齢を重ねても、
少なからず役立っている感を味わっていたい。
そこから手にした私のライフワークの一つが、「乳がんと仕事とお金」というテーマだったな、と、改めて実感することができました。
っていうことで、ここからは告知です(爆)
9月に開催した「転職cafe」に続き、
つっちー的(タイムサイクル)ランディング感謝企画第2弾!
「乳がんと仕事とお金」(全2回)
を開催します。
第1回目のPart1は、
・乳がんの基礎知識
・治療とキャリアの両立のコツ
・治療費ってどのくらいかかるの?
をキーワードに、私の実体験も踏まえてご紹介します。
Part2は、
・いざと言うときに焦らない!困らない!ための、お金を備えるコツ
をキーワードにライフプランナーをゲストに迎え
ぶっちゃけトークでお送りしようと目論んでおります(爆)
今や、女性の9名に1人は、生涯で乳がんを患うというデータがあるほど、私たちに身近な病。
「がん」と聞くと、「死」の影をイメージする人も少なくないとは思いますが、
正しい知識を持ち、正しく恐れ、正しく備えれば、
上手に付き合っていける病です。
いざという時、しなやかに向き合えるための情報を届けたいと思いますので、
興味のある方は、奮ってご参加くださいね。
<Part1の詳細>
開催日時:10月29日(木)20:00〜22:00
会場:zoomによるオンライン
※アクセス先は、参加表明された方に追ってご案内します
参加費:無料!!
参加資格:女性限定。お友達の参加も大歓迎です!!
詳細&申し込み:https://www.facebook.com/events/3368638989892764/
株式会社はぴきゃり 取締役
統計心理学i-colorエグゼクティブトレーナー/i-colorコーラル。就職活動に失敗、父親の介護のためのキャリアチェンジ、乳がん罹患など、様々なピンチを乗り越えてきた経験をベースに、ピンチとキャリアの両立をテーマに情報提供中。
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