はぴきゃりアカデミーのつっちー@コーラルです。
昨年8月頭に社員研修を兼ねて訪れたカオハガン島で注文していたカオハガン・キルトが届きました!!
当初は、昨年12月には届く、というお話だったのですが、そこから遅れること2ヶ月あまり。届いたキルトは、待った甲斐がある出来で、大満足です。
しかし、キルトが届くまでは、ちょっとヒヤヒヤしました。
やっぱり私は日本人なんですね〜。期日までに届くのは当たり前。もし、遅れる時は連絡が来るもの、と信じて疑わないことに気づかされました。
これは日本ならではの常識であり、素晴らしい能力。そこを実感できたのは、海外の常識と照らし合わせたからこそ。はぴきゃりアカデミーでは、自分らしさを発見するために、積極的に他人との比較、と言っても優劣ではなく差異を比べることを推奨しているのですが、改めて比較するのって有効だな、と思っちゃいました。
さて、このキルトをめぐるやり取りを通して、「あ〜っやっぱり私って表現グループだわ」と思った出来事があったのでご紹介しますね。
それは、期日になってもキルトが届く様子はなく、不安になって問い合わせたときのこと。
不安もあって懐疑的な私に届いたお返事が、
1)キルターさん(キルトを制作する人)は、5人のお子さんの子育てをしながら制作している
2)限られた制作時間ながらも、作品としてかなりこだわって制作している
というものでした。
で、私、2)の理由にグッときちゃったんですね。
聞くところによると、キルターさんは決して裕福なお家ではないそう。キルトを発送した時点で工賃(今回は、日本円で20000円をお支払いしています)が支払われる仕組みとのことで、中には、早く仕上げることを優先して適当に作成する人もいるのだとか。
ところが、今回、私のキルトを製作してくれているキルターさんは、自分の作品というプライドの下、細かいアップリケをたくさん縫い付け、フレーム・裏地もいくつかの生地を組み合わせ、まさにひと針ひと針、丹精込めて制作しているとのことでした。
この話に私、思わず「急いでいないから、納期は気にせず、納得するまでこだわって製作してください、と伝えてください」と、メッセージしちゃいました。
カオハガン島の窓口になってくださっている方から、「途中経過の画像を撮影してきましたら、ご覧になりますか?」と、進捗連絡を下さった時も、「完成するまで楽しみにしています」と、遠慮させていただきました。
実はこの私の行動、マジで表現グループらしいんです。
解説すると
1)こだわりに弱い
表現グループは、何より「自分の納得」を大切にする傾向があります。自分が「納得」を大切にしているからこそ、相手の「納得」も尊重する。ということで、納期度外視で、心ゆくまでこだわって欲しい、となったわけです。
2)作品という意識に弱い
言われたものをただ作るのではなく、作品を作る、という意識にめっちゃ共感しちゃうのは、ディテールにこだわる表現グループらしいポイント。
3)途中経過はあえて見ない
マイペースな表現グループは、プロセスにあーだ、こーだ言われるのが苦手。いわゆる「報連相」がストレス、とこぼす人が多かったりします。それは、結果が出てから評価されたいから。なので、つい、完成するまで楽しみにします!と、答えちゃいました(笑)
短期決戦で待たされるのが苦手なi-colorコーラルな私が、半年以上も届くのを心待ちにできたのは、キルターさんのモノづくりへのこだわりにほだされたからこそ。自分でもよく待てたな、とびっくりです。
キルターさんが思いを込めて製作してくれたキルトは宝物。
大切に使わせていただきます!!
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株式会社はぴきゃり 取締役
統計心理学i-colorエグゼクティブトレーナー/i-colorコーラル。就職活動に失敗、父親の介護のためのキャリアチェンジ、乳がん罹患など、様々なピンチを乗り越えてきた経験をベースに、ピンチとキャリアの両立をテーマに情報提供中。
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