🔍冒頭クイズ:あなたは、どのタイプ?
✈️ もし、旅行当日の朝に飛行機が欠航したら──
あなたはどこで一番イラっとする?
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A:「謝罪もなく、気持ちをわかってくれない」
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B:「時間もお金も損してるのに、補償もない」
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C:「対応が場当たり的で、全体がグダグダ」
…実はこの“怒りポイント”こそが、あなたの価値観のヒントかもしれません
✈️まさかの欠航。そこから始まった“大混乱”
こんにちは!
働く女性のための キャリア再編集ナビゲーター/はぴきゃりアカデミー・メインファシリテーターの
つっちー@コーラルです
今回のコラムは、いきなりクイズからスタートしましたが、
みなさんは、どの項目を選びましたか?
実はこれ、私の実体験から見えてきたことなんです
それは、ある旅行でのこと
早朝の羽田空港で、予定していた飛行機がまさかの欠航であることを告げられます
理由は整備不良──つまり、完全に航空会社側の不備
この便は、そもそも1日1〜2本しかなく、しかも今回はアテンド付きの旅
現地では私たちを待っている人たちもいて、「行かない」は選択肢にない
と、なると残る選択肢は2つ:
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違うルートで飛行機を乗り継ぐ
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フェリーを使う
他の参加者(7名)と相談し、乗り継ぎ便を選択したものの、
みんなの総意をとっている10分の間に、なんと満席に…
「おーい、なぜ仮押さえしてないんだ〜!!(心の声)」
仕方なくフェリー案に切り替えたのですが、それは“トラブル対応劇場”の幕開けでした
🤯怒ってるのに、怒る理由がバラバラ
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航空会社のスタッフは「バスを乗り継げば港まで行けます」と言うけど、便の詳細は未確認
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「確認します」を繰り返すだけで時間だけが過ぎる
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フェリーも1日2便。バスを1本逃すと、2時間待ち
そんな状況の中、周囲を見て気づいたんです
「みんな怒ってる。でも、“怒ってる理由”が全然違う気がする」
🔍3つの“怒りポイント”と価値観のズレ
💡発案グループ:「まずは誠意を見せて」
「こんな状況で“ご迷惑をおかけして申し訳ありません”の一言もないって、どういうこと?」
メンバーの一人(発案グループ)がボソリと一言
発案グループ(ピンク、オリーブ、イエロー、バイオレット)は、
気持ちや人との関係性を重視するタイプ
相手の立場や感情に寄り添う姿勢がないと、誠意が感じられない
だから、謝罪がないことが一番の怒りポイントに
💰表現グループ:「こっちは損してるんだよ!」
「早くから準備して、飛行機代も払って、スケジュールも台無し…」
これ、私の一言
私(コーラル)も含まれる表現グループ(ゴールド、コーラル、グリーン、オレンジ)は、
成果・実利・コスパ重視
「努力・支出・計画」が報われないと、強い不満が噴き出す
“損してる感覚”で、怒りのスイッチがON!
🧠展開グループ:「そもそもこの仕組み、おかしくない?」
「毎回スタッフが確認してるって、マニュアルないの?責任者どこ?」
冷静に様子を見ていた展開グループのメンバーが、満を持しての一言
展開グループ(ターコイズ、レッド、ブルー、ロイヤルブルー)は、
合理性や構造の整合性を重んじるタイプ
属人的な対応や、責任が曖昧なままのやり取りに強くストレスを感じている模様
「この仕組みが破綻している」という感覚こそが怒りの核に
🪞同じ状況でも、“見ている世界”が全然違う
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発案:「誠意がない」
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表現:「損している」
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展開:「仕組みが破綻してる」
誰が正しい/間違っている、ではなく、
価値観が違うから、見えている“問題の輪郭”が違う
その価値観は、無意識のうちに発動している「どこに意味を置くか」という視点のフィルターなんです
🧰i-colorは“性格診断”じゃなく、“価値観のレンズ”
よく「i-colorって、性格タイプを色で分けるんでしょ?」と、言われます
確かに分類としての側面もありますが、
本質はもっと深い
i-colorは、「自分が世界をどう見ているか」を映し出す価値観の鏡です
怒りや違和感、モヤモヤした感情
それこそが、あなたの中にある“大事にしてること”のサインなのかもしれません
❓あなたは、どこで一番イラっとした?
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謝ってくれないこと?(発案)
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損したこと?(表現)
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対応の仕組みが雑だったこと?(展開)
自分が反応する“ポイント”に、
自分でも気づいていなかった価値観が見えてくるかもしれません
🗣️修了生の声:「イラっとする自分が、ちょっと面白くなった」
「最近、“イラっとした時の自分”を観察するのがクセになってて(笑)」
「前だったら感情に振り回されて終わりだったけど、今は “あ、また表現グループの視点で怒ってるな”って気づけるんです」
そう話すのは、i-color本講座を修了したAさん
怒りがゼロになるわけじゃない
でも、怒りに飲み込まれず、意味に変えられる
それが、i-colorを学んで得られた一番の変化だったそうです
✨i-colorを知ることで変わること
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自分の価値観がわかると、他人にも寛容になれる
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モヤモヤに意味を見出せるようになる
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そして何より、「自分らしさ」を肯定しやすくなる
🎁トラブル対応がうまい旅館の秘密は…
優れた旅館のトラブル対応には、
この3つの価値観すべてに応える工夫が詰まっています
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誠意ある謝罪をする(発案)
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損失への補償をする(表現)
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責任者が出てきて、再発防止策を伝える(展開)
つまり、「違いに配慮する力」=本当のホスピタリティなのです
📎もっと知りたくなった方へ
あなたの価値観を、i-colorで深掘ってみませんか?
📍10月・11月はテ
「後悔しない転職の新常識」をテーマに、
i-colorを使った価値観炙り出しワークを体験できます!
※今時点で転職の予定がなくても、楽しめる内容ですよ〜😛
🗓️ 10月25日(土)10:00〜12:30
https://peatix.com/event/4607125/view
🗓️ 11月8日(土)10:00〜12:30
https://peatix.com/event/4607779/view
🎯まとめ:違いはズレじゃない、“見え方”の違い
怒りや違和感は、あなたの「価値観の輪郭」を教えてくれるサイン
そしてそれは、自分を深く知り、人と心地よく関わるためのヒントにもなります
i-colorは、「あなたが生まれた瞬間からかけているメガネ」に気づかせてくれる道具
自分のメガネは、どこに焦点があっているのか
ぜひ、あなたのレンズの特長を、調べて見てくださいね

働く女性のための キャリア再編集ナビゲーター
株式会社はぴきゃり取締役/はぴきゃりアカデミーメインファシリテーター。
キャリア誌編集、採用支援、キャリア開発に30年携わり、延べ1万人以上の女性に伴走。経験を価値観で再構成し、「やりたいこと」で働く未来をつくる“つっちー式キャリア再編集メソッド”を提唱。現在は「はぴきゃり」「はぴ転」の2講座を通じ、自分らしく働きたい女性の転身を支援中。
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