↑昨晩の旅部に参加していたカメラマンさんからいただいたポジフィルム。
大好きなオランダの風景をいただきました😄
かつて旅行誌の編集をしていた頃は、めちゃくちゃお世話になっていたレンタルフォト・世界文化フォトに世界各国の風景写真を提供していたとか。
ってことは、あの頃、このカメラマンさんのお写真にお世話になっていたのかも?
不思議なご縁を感じました
はぴきゃりアカデミー・メインファシリテーター&『はぴ転』コーチのつっちー@コーラルです。
大人の部活「スナック部室」の旅部に参加しています。
昨晩は、月一の旅部の日ってことで、仕事を早々に片づけ行ってきました。
そこで、参加者の皆さんと話をしていて、ふと、思ったんですよね〜。
あ〜っ だから、おばチャレのテーマが旅だったんだ! 車中泊だったんだって。
もともと旅行ガイドブックの編集者をしていたって話は、ちょこちょこお伝えしているので、ご存じの方もいると思います。
ただ、昔から旅好きってわけでもなく、
今も旅は嫌いではありませんが、一般的にイメージする旅好きとはちょっと違う気もしていて・・・。
ちなみに、なぜ旅のガイドブックだったのか。
当時の私は、
たまたま私を雇ってくれたのが、旅行誌(情報誌)を専門に制作しているプロダクションだったからだ
と、ばかり思っていました。
でも、よくよく考えたら、編集者になれるんだったら、どんな媒体(雑誌や書籍)でもいいとは思っていなかったんですよね〜、当時から。
実際、学生時代にバイトをしていた編集プロダクションの社長からは、
「実用書の出版社なら紹介できるけど、どう?」
と、打診をしていただいていたけど、丁重に断っていたんですよね。
漠然と、書籍じゃないんだよなぁ〜って思っていたから。
選考が進んでいた会社さんから
「もし、ゴシップ誌の編集部に配属されるとしたら、どうしますか?」
と、いう質問に、ちょっと考えてから
「ゴシップ誌はちょっと・・・」
と、不採用になるのを承知で答えていたし(当然のことながら、不採用になりました💦)
なんだかんだ、選んでいたんですよね。
まぁ、選ぶというより、絶対に嫌な選択肢を排除しているに近いかもしれませんが。
でも、たまたまではなかった。
そりゃそうです。
雑誌の編集の求人なんて、ごまんとあります。
その全てに応募したわけではありません。
もちろん、物理的に応募できなかったところもありますが、
無意識に応募しなかった求人がたくさんあったはずなんです。
その多くは、ピンときていなかったから無意識に選んでいなかった(目に入っていなかった?)、
あえて興味のない分野の求人を探そうとしなかった。
つまり、たまたま入社したと思っている会社は、無意識とはいえ、ちゃんと私が探して、選んで応募していたんです。
そして、「旅」という分野は、正真正銘、興味がある分野だったわけです。
じゃあ、「旅」 のどこに興味を持っていたのかなって今、改めて振り返ると、
「そこで紡がれた時間やエピソード、想いに触れられる、体感できるから」
かな、と思います。
その土地には、その土地ならではの歴史や物語があって、
その景色は、長い時間が培ったものであって
その店には、店主やお客さんたちの想いが息づいていて、
老舗のお宿には、そこに関わる人たちが紡いできた時の流れとエピソードがあります。
そこに行かなければ見られない、感じられない、触れられない、
そんな想いやイメージを知ってもらいたい、
その想いが日の目を見てほしい
そう思っていたからなんだなぁ〜って、改めて気づいちゃったんですよね。
思えば、当時の私が提案する企画の大半は、
伝統を受け継ぐ職人さんを通して工芸品を紹介する特集だったり、
文豪が愛したお宿の特集だったり、
江戸時代、庶民の台所を支えた練馬大根を巡る旅、なんて特集も企画していました😆
20代そこそこの女子が考える企画にしては、だいぶ、渋いですよね😅
そんな自分の想いに改めて気づいたら、いろんなことが一本の線で繋がった気がしました。
歴史が好きで、本気で考古学者になろうと思っていたのも、
かつてこの地球上で懸命に生きていた人たちの生き様に触れたかったから。
当時の人たちの生活や想いに寄り添いたかったから。
そして、考古学者じゃないかも?と、思ったのも、
正しい時代考証や学説にこだわるより、当時の人たちの体温を感じられるような物語を紡ぐことに心が躍ることに気づいたから。
それは、歴史学者というより、歴史小説家に近いと悟ったからでした。
今、女性のハッピーキャリアづくりのサポートを生業にしているのも然り。
誰もが、その人ならではの価値観を持ち、経験から紡がれたテーマ(心からやりたいこと)を持っています。
そのテーマを明確にし、言語化することで、その想いを叶えてほしい
そして、一人一人がハッピーキャリアを叶えるそのプロセスに関わっていたい
そう思ったからでした。
旅も歴史もキャリア支援も
単語を並べると、何ら関係ないものに感じるけれど、
その背景に目を向けると、実は同じ根っこだったわけです。
50代になって、今さら免許を取ってまで車中泊旅がしたいと思ったのは、
その土地に行かないと味わえない景色や空気感、時間の流れをわんこたちと共有したかったから。
そして、感じ取った感動や想いを発信していけたら楽しいだろうなって考えていたからなんですよね。
一応、ガイドブック編集のスキルもありますし😀
自分の根っこを知るって大事だなって思います。
アイデンティティって、この根っこのことなんじゃないかと。
ちょっと大きい話になっちゃうけど、
何のために生まれてきたのか、何をなすべきか
その答えは、きっと皆さんが無意識に抱いている価値観が教えてくれるはずですよ。

株式会社はぴきゃり 取締役
統計心理学i-colorエグゼクティブトレーナー/i-colorコーラル。就職活動に失敗、父親の介護のためのキャリアチェンジ、乳がん罹患など、様々なピンチを乗り越えてきた経験をベースに、ピンチとキャリアの両立をテーマに情報提供中。
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