はぴきゃりアカデミー・メインファシリテーター&
『はぴ転』コーチの
つっちー@コーラルです。
 
こんなに働いているのに、
年次だって上がっているのに、
一向に上がる気配のないお給料。
 
暮らしていけないわけではないけど、生活はカツカツ。
もう少し、生活にゆとりも欲しいし、
将来に向けて貯金もしたい。
でも、今のままではとてもじゃないけどムリ。
 
今の仕事をこのまま続けていくべき? 
やっぱり転職を考えた方がいいのかな?
 
そう考えた経験のある方は少なくないのではないでしょうか?
 
何を隠そう、若かりし頃の私も、そんな現実に八方塞がり感を覚えていた一人でしたw
 
 
 
当時、私は旅行のムック(1年を通して書店に並ぶ年間誌スタイルの旅行のガイドブック)の制作会社に勤めていました。
 
雑誌編集の仕事は、どうしても就きたい仕事だったので、お給料面を含めて厳しい労働環境であることは織り込み済みで入社したはずでした。
 
でも、実際に厳しい環境に身を置くと、やっぱりモヤモヤしました。
 
だって、仕事は掛け値なしの超〜激務!
深夜に帰宅できたらいい方で、会社に泊まり込むことも日常茶飯事。
オフィスにある2台の仮設ベッドをみんなで取り合って仮眠するので、十分な睡眠すら取れない。
たまりかねて、山手線に何度、乗ったかしれません。
 
?? なんで山手線って思った方!
山手線に乗るのは、実は、寝るためですw
山手線って環状線なので、1時間ほどで乗車した駅に戻ってこれるので、仮眠に適しているんです(爆)
特に、昼間の比較的、空いている時間帯だと、席も確保しやすいので、寝やすい角席を陣取り、よく爆睡していました(汗)
電車の揺れって、それだけで心地よい眠りを誘うんですよね〜。
 
 
こんな激務なのに、なのにですよ!
お給料は、額面で15万円!!! 
手取りじゃないんです、額面です。
しかも、裁量労働扱いなので、いくら残業しても残業代はなし(涙)
当時の大卒初任給が20万円弱でしたから、
かなり低所得だったことがお分かりいただけるかと思います。
 
そんな低所得にも関わらず、一人暮らしをしていたので、毎月約6万円の家賃に光熱費を支払うと、手元にはいくらも残りませんでした。
だから、生活は常にカッツカツです。
 
それでも、ボーナスとか昇給の見込みがあれば、まだいい。
でも、それすら見込めなかった・・・( ;  ; )
時はバブル崩壊後の不景気真っ只中。
出版社の下請けである制作会社の業績自体が、そもそもギリギリの状況でした。
 
だから、たまりかねて、何度、転職した方がいいのでは?と、悩んだかしれません。
 
 
 
でも、結局、お給料を理由に転職はしませんでした。
 
今、思えば、転職に踏み切らなくて、本当に良かったと思っています。
(でかした! 当時のワタシ!!)
 
 
それは、どうしてだと思いますか?
 
もし、その時点て転職に踏み切っていたら、
十中八九、後悔することになったと思います。
 
というのも、新卒入社1年足らずで実務経験が十分でもなければ、これといった実績もない。
社会人としてもまだ一人前というには怪しい上に、
アピールできるほどの元手がない状態での転職が容易なわけがありません。
しかも、お給料U Pを目指して、となれば、さらに困難であることは言うまでもありません。
 
もし、あのまま転職に踏み切っていたら、
もし、あくまでお給料U Pを第一目的に転職活動していたら、
せっかく就きたかった雑誌編集者になれたのに、
やりたい仕事すら諦める結果になったかもしれません。
 
それでも、給料U Pが叶ったかも疑問です。
 
 
じゃあ、安い給料に甘んじて、
それまでの仕事に、会社にしがみつくしか方法はないのでしょうか?
 
それも違います。
 
 
大切なのは短絡的に、衝動的に転職に踏み切らないことです。
 
 
給料U Pも含め、転職で納得の状況を手に入れるには、
事前準備がとても重要です。
 
表現が正しいかわかりませんが、
転職活動は、いい意味でしたたかさが成否の鍵を握ります。
 
 
では、何を準備すればいいのでしょうか?
 
まず、手をつけるべきは、転職の目的の設定です。
 
転職の目的とは、転職を通して何を叶えたいか
を整理すること。

 
えっ? それって「給料U P」でいいんじゃないの?
と、思われるかもしれません。
 
もちろん、労働条件面の整理も大切なことです。
 
が、キャリアという視点で考えると、労働条件面の整理の前に
目指す方向性を加味した上で、
転職することでどんな仕事がしたいのか、
どんな経験やスキル、ノウハウを得たいのか、磨きをかけたいのか
を整理することの方が重要になります。
 
 
ちなみに、当時の私が描いていた方向性は、定期媒体の編集長でした。
 
そこで、転職で得たい状態として
1)雑誌といっても、時手掛けていた年間販売のムックではなく、定期刊行の雑誌の編集に就くこと
2)下請けの制作会社ではなく、版元=出版社の編集部の所属になること
の2つを目的設定しました。
 
 
ムックの制作を重ねることでも編集長を目指すことはできます。
が、よりページ制作の引き出しを増やし、対応力を高めることを考えると、定期刊行物=いわゆる月刊誌とか週刊誌の編集者経験が必要だと思っていました。
 
それに、定期媒体なら、通年誌にはできない季節やその時のトレンドに応じた特集を作ることもできますし、連載企画にも携わることができ、編集者としての幅を広げることができます。
 
 
思い描く編集長像に向け、編集者としてステップアップできる、と考えていました。
 
 
また、同じ雑誌を作る仕事でも、版元と制作会社の労働環境には雲泥の差がありました。
もちろん、版元の方が、圧倒的にお給料もいい。
というか、当時の出版社のお給料水準は高かった。
つまり、出版社所属の編集者になれば、お給料や福利厚生面など労働環境も劇的に改善されることが期待されました。
 
 
ただ、版元に転職するには、それ相応の元手=経験やスキル、実績が必要でした。
 
 
当時は、人気職種でもあったので。
 
 
 
 
勤めていた会社は、お世辞にもホワイトとは言えませんでしたが、唯一、恵まれていたのは、激務のおかげで年間平均10冊以上のムック制作に携わることができました。
短期間で経験やスキル、実績を培うには、絶好の環境でもありました。
 
 
さすがに、ずっと勤める気はありませんでしたが、元手を作れていない時点で辞めてしまうのは得策ではない。
 
 
そう自分で自分を説き伏せて、とにかくアピールできるだけの経験と実績を意識的に積むことに集中する覚悟を決めました。
 
 
目的が明確になると、不思議なもので仕事内容も労働環境も何も変わっていないのに、取り組み姿勢がガラリと変わりました。
 
 
興味のあるムック制作依頼があったときは、自ら手を挙げて担当者にしてもらいました。
 
 
一冊、作り上げては、もっとこうしたかった箇所を洗い出し、別のムックの制作に活かしました。

 
 
そんな試行錯誤を重ねた結果、発売と同時に一書店で100冊以上が売れたり、学校の授業の教材になったりと、旅行情報誌としては異例のスマッシュヒットという結果に繋がりました。
 
 
率先して後輩のサポートや、締切間際でバタバタしている同僚の手伝いをしたことで、ちょっとしたマネジメント経験を積むこともできました。
 
 
気がつけば、転職に十分な経験、スキル、実績という元手を手にしていました。
 
 
 
そのおかげもあって、就活生の時は40数社、応募しても端にも棒にも引っ掛からなかったのが、
転職活動では、最終面接まで漕ぎ着けられるケースが劇的に増えました。
それでも、最後の関門を突破するのは、苦労しましたが・・・w
 
 
でも、実質、3ヶ月ほどの転職活動で、念願の出版社の編集部に転職することができました。
 
 
年収も3倍近くに大幅アップしました。
 
 
 
自分の働きに対してお給料が見合わない
そう感じたら、キャリアを見直すベストタイミング
かもしれません。
 
 
愚痴をこぼすのもいいですが、いっそのこと
 

  • どんなキャリアを築きたい?
  • 目指すキャリアを実現するために、今の環境で頑張る? それとも転職する?
  • 転職するなら、元手は十分?
  • 元手が足りないなら、今の環境でどう作る?
 
についてぜひ、考えてみてください。
 
 
ポイントごとに整理することで、今すべき一手が見えてきますよ。
 
 
 
とはいえ、自分で整理するのって難しいものです。
一人で考えていても、一向に進まない・・・・
って思ったら、i-color体験会に遊びにきませんか?
 
 
統計心理学i-colorと、
はぴきゃりアカデミーオリジナルのメソッドを使い、
楽しく整理を進められますよ。
 
 
近々の開催は、
この11月9日(土)10:00〜12:30
です

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