仕事~妊娠~子宮筋腫~切迫早産

その1 ⬇

/shiruru/4009/

 

子宮筋腫があることがわかり、紹介状を書いてもらった病院に連絡したところ

 

「予約を取れるのは1ケ月後です。待っていただく事になりますが、
直 接来ていただければ、診察はさせていただきます」と言われ、

 

自分の不安な気持ちを少しでも解消したいと思い、数日後、仕事を休み病院へ

 

朝一番で病院に行き、診察受付は出来たものの

「診察は午後になります。時間はまだわかりませんので、院外に出るときは受付に声をかけてください」とのこと。

 

待合いイスに座っている、お腹の大きな妊婦さんを見ていると

 

「赤ちゃんはちゃんと育つのかな?元気に産まれるのかな?」と不安ばかりが頭をよぎり

 

「一緒に病院に行こうか?」と言ってくれた夫に「検診だけだから大丈夫」と断ったことを、後悔しはじめまし た・・・。

 

結局、診察室に呼ばれたのは4時

 

待ち疲れて、診察室に入った私に

「本当に長い時間お待たせしてしまって、すみませんでした」とおっしゃった先生。

 

今まで病院で長時間待たされることはあっても、そんなことを言ってくださる先生はいなかったので、その一言だけで、チョッと感動。

 

その後、これから必要な検査や子宮筋腫があることで注意しないといけないことなど

とても丁寧に説明してくださって、

病院に来たときの不安な気持ちは、ほぼなくなりました。

 

病院での出来事を母に伝えると

「あなたが産まれたのも同じ病院だし、あなたが2階から落ちて救急搬送されたのも、

 あなたの脱臼を見つけてくれたのも同じ病院よ」と言われ、

 

母から話を聴いたことはあったものの、スッカリ忘れていた私は、

今までお世話になっている病院に、また、出産でお世話になることになることで

この病院にして良かったとまた1つ安心することができました。

 

先生からも

「無理はしないように。お腹が張ったら休むようにね」と検診の度に言われ、

安定期に入ってからは、張り止めの薬を飲み仕事をしていました。

 

この時の私はお腹が張るというのがどういう状態か全然わかっていなくて

今、思い返してみると、私のお腹はずっと張っている状態。

切迫早産で入院するまで、お腹が張るというのがどういう状態かを理解できなかった私。

 

4月から産休に入る予定だった私は、年が開け1月から引継ぎや休み前にやっておかなきゃと思うことがたくさんあり、

 

自分がリスクがある妊婦ということよりも、

「あと数ヶ月だから」と産休に入る前までにやることばかりに意識が向いていました。

 

自分の身体、赤ちゃんの事を第一に考えられていなかった私

 

そして、13年前の1月26日

 

仕事が終わって夫と夫の友人とご飯を食べて家に帰り

しばらくするとお腹が痛くなってきて、「さっき食べたものが悪かったかな?」と思いながら、トイレを何度も行 き来しつつ明け方に・・・

 

トイレに行っても何も出ないのに、お腹だけは痛い。

 

そして痛みもお腹を下した時の痛みと何か違う。

 

前日に検診に行って異常なしと言われたものの「もしかしてこれが子宮筋腫の変性?」と心配になり、病院へ連絡すると

 

「心配であれば来てください」と言われ病院へ。

 

病院で助産師さんが、

モニターなどをつけて数分後、

 

「陣痛が3分おきになっています。今すぐ先生呼びます」と言われ

 

「陣痛?」と状況が全く理解できない私

 

後で確認したら、お腹を下したことが、子宮を刺激し、陣痛を誘発してしまったとのこと。

 

そして

「注射、点滴で陣痛が落ち着かなかったら、

緊急の帝王切開になります。どちらにしてもしばらく入院してくださ い」と先生に言われ、またまた状況が飲み込めない私。

 

入院なんて思ってもいない夫は「いつ帰れるの?」

「しばらく入院だって」と私が言うと、夫も状況が飲み込めず、呆然としてました。

 

幸い、陣痛も落ち着き、入院となり、看護計画を立てるため話を聞きにきた助産師さん

 

「今、一番何をしたいですか?」と聴かれた時、

私の頭の中に思い浮かんだのは、会社の自分の机

しばらく休むなんて考えてないから、ちゃんと片付けてこなかったしと思い

 

「会社に行って、自分の机の周りを片付けたいです」と言うと

 

「赤ちゃんの事を一番に考えられないようであれば、退院はできないと思ってください」と言われ、そこでやっと 今どういう状態なのかを気付けた私。

 

今は「子宮筋腫もあるし、お腹が張ったら休んでって言われてたのに、休まないから入院して」と

息子が教えてくれたのかなと思っています。

 

入院~自宅安静となった、

私のi-colorタ イムサイクルはフル(準備)

しっかり休み、気力、体力をチャージするとよい年

動きたいのに動けない。

私にとっては苦痛でしかなかった入院生活

そして、自宅安静と本当に動けなかった私。

 

動けなかったこの時期の経験が私にはプラスになっているなと今は思えます。

その3に続く・・・

 

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