こんにちは。Jr.アスリート分析アドバイザーの河野真杞です。

今日は、娘(中2次女)に起こった一大事件を通して感じたことをお話します。

先月のある日、娘が帰宅するなり顔をこわばらせて私に歩み寄ってきました。そして一言、

「友達のAちゃんがアメリカに行っちゃうの(>o<)」

と。仲良し4人組の1人で、娘が特に信頼していたAちゃんが、親御さんの転勤で急遽渡米することになったのです。

「あーもう信じられない、どうしようどうしよう…」

と家の中を歩き回って一向に落ち着かない娘。

この話を聞いて焦ったのは娘だけでなく私もです。なぜなら、彼女は生粋の発案グループ(共感タイプ)女子。親友がいない学校生活なんて考えられないタイプなのです。

「大切な親友がいなくなった学校に、彼女は変わらず楽しく通ってくれるだろうか?」

という不安に襲われました。                                                                                                                                     

 

 

残り少ない日々を親友のために尽くす

Aちゃんがアメリカに発つのは3週間後。あまり時間がありませんでした。

娘は寂しい気持ちを打ち消すかのごとく、Aちゃんを送り出すためにできる事を考えようと気持ちをシフト変更しました。

まずはクラスでの送別会です。人前で話すのが苦手な娘ですが、今回は送別会の内容企画と司会進行を自ら志願しました。そして他の友達とも協力して、送別会で使うAちゃんの好きな曲の編集や、Aちゃんが好きそうなゲームやクイズの企画など寝る間も惜しんで準備していました。

ちなみにAちゃんは表現グループ(独立タイプ)のゴールド。送別会をした時のAちゃんの反応を聞いてみると

「何してもほとんど表情かえないんだ。でもそれがAちゃんなんだよね~!」

と半ば嬉しそうに報告する娘
ギブ&テイク的に考えがちな私(=表現グループ)だったら、
「こんなに頑張って企画したんだからもうちょっと喜んでくれてもいいのに~!」なんて思ってしまいますが、娘は見返りなんて求めず、自分の想いを込めた行動を取れればそれで満足な様子でした。

 

最終日に向けて

更にもう1つの企画として、Aちゃんの最終登校日の朝にサプライズしようと、前日の放課後から娘と友達と2人で黒板アートを描く事を企画したのです!

黒板アートは初挑戦なのでどのくらい時間がかかるか全く読めません。結局放課後では描き終わらず、ひとまず夜遅くに帰宅。翌日は早朝から登校して無事描き上げていました。描いたイラストはもちろん、アニメ好きのAちゃんのお気に入りキャラクター達です。↓

娘がこんなに頑張っている姿を見たのは初めてかもしれません。大切な人のためなら苦労を苦労と思わない志向タイプなんだなぁと改めて実感した出来事でした。

そしてもう1度聞いてみました「これを見たAちゃん、どんなだった?」

すると娘は「いつもと変わらず無表情~!」と嬉しそうに笑っていました。

 

渡米当日

最後は、渡米するAちゃんのお見送りです。仲良しメンバー3人で担任の先生に事前にお願いして学校を早退させてもらい、空港まで見送りに行ったのです。(柔軟な対応をして下さった先生にも心から感謝です)

学校を早退するというイレギュラー感が楽しかったようで、最後は涙なく皆で写真を撮りまくって見送れたようです。
「Aちゃんはサラッとした対応が好きだから」と、最後まで親友の気持ちを優先した心配りをしていました。

 

そして現在

冒頭に私が心配していた、娘の「Aちゃんロス」はSNSが救ってくれました。一昔前とは違い、今は世界中がSNSで繋がる時代です。
「数時間後に届くAちゃんからの返信メッセージがなんだか新鮮~♪」
と、今はタイムラグのあるLINEを楽しんでいます。私の心配は取り越し苦労だったようです。

 

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