こんにちは、菊地れえこです。

9月も下旬というのに、止まっていても汗がにじむような暑い日が多いですね。皆さん体調はお変わりなく過ごせていますでしょうか。

 

菊地家は、新学期早々子どもがインフルエンザにかかりました。

幸い私と主人は無事でしたが、小学校全体では罹患者が多かったようです。

子ども同士の環境で防ぎようがない面もありますが、あらためて体調管理に気を付けようと思った新学期スタートでした。

 

受験生のお子さんがいらっしゃるご家庭は、夏休みが終わり、推薦入試など早めに始まるものも考えれば、いよいよ受験シーズンですね。

受験生の方は特に体調管理は重要なのですが、

問題なく元気なときには、恐らく体調以上に気になるのが、モチベーションの維持や、モチベーションがダウンしたときにどうするか・・・・ではないでしょうか。

 

私も1年以上かけて日本語教師養成講座を受けて勉強を進める間、少なからずモチベーションダウンを感じることもありました。

私の場合は、自分や家族の予定と受講スケジュールとの都合がうまくかみ合わずに予定が進まない時に感じやすかったのですが、

そんなときにたまたま、令和の時代を生きる受験生に人気だという、個人的に衝撃を受けたモチベーション維持ツールを知りました。

 

それは、「勉強管理アプリ」や、「自習室アプリ」というもの。受験生だけでなく、資格取得のための勉強をしている方が活用していることもあるそうです。

 

どんなものかというと、

 

「勉強管理アプリ」は、自分が勉強した科目・内容や時間を記録するとともに、その記録を友だちと共有する機能もあって、友だち同士で共有しているようです。

 

「自習室アプリ」は、目標を同じくしている人同士等が集まって勉強している姿をカメラに映しながら勉強するんだそうです。

勉強しているので基本は無言ですが、もし分からない問題があったときには助け合うなんて場面もあるそうです。

 

どちらも、受験生本人のモチベーションを保つのに役立つツールのようなのですが、

展開グループの私からすると、自分から使うことはほぼないだろうと思う内容や機能で、そもそもそういったアプリが今人気なこと、受験生で使っている人が多いらしいことに衝撃を受けました。

 

 

展開グループは途中過程を絶対見せない

 

何かの資格取得に挑戦しているときや、もしくは闘病など、何か目標達成しようとしているときに、途中過程の過ごし方や見せ方は、i-color3グループで大きく異なります。

それが原因で、受験生がいるご家庭では親子の気持ちがすれ違ってしまうことも少なくないと思います。

 

例えば、著名人の方等で、最近やせたと思っていたら、急に亡くなってしまい、あとから実は長く闘病中だったことが分かった、なんて方が稀にいらっしゃいますよね。

あとは闘病中であることの発表から亡くなるまでが短く、ギリギリまで言わなかったんだろうなと思う方など。

展開グループだと特に多いのですが、病気というネガティブな話題かつ、公表後に相手に余計な心配や気遣いをさせてしまうことは、

展開グループが苦手とするその場の空気を悪くしてしまうことのように感じて居たたまれなくなるので、闘病中ということを知らせようとはあまりしないのです。

 

また資格取得に挑戦しているときも、展開グループは大体、その資格が取れるまでは伏せておきます。

試験に不合格になってしまったり途中で挫折してしまったりで、もしその資格が取れなかったときに、

すごく自分が恥ずかしく情けなくて、自分で自分を貶めてしまった気持ちになるのが本当に嫌なのです。

 

展開グループは、常に自分をスマートに見せておきたい気持ちが強く、また、サプライズを仕掛けて人々をあっと驚かせて感嘆されることも大好き。

実はこんな資格の勉強をずっとしていて取得できました!といったかんじで、人々が驚き感心してもらえるような仕方で報告がしたいのです。

 

それに加えてi-colorブルーは展開グループの中でも特に、自分がよしとする基準ラインが人より高めで完璧主義と思われやすいです。

自分が納得できる結果を残さなければ、自分の存在価値すらも低く感じてしまうのです。

ビジネスの世界で結果を残せないものなんて存在価値がないじゃないですか、とさえ言ってしまうような考え方です。

i-colorブルーはリスク志向も強いので、結果を残せなかった場合のことを考えると、とてもじゃないですが途中過程を見せることはできません。

 

なので、i-colorブルーの私は、日本語教師の養成講座に通っているとき、家族以外にはめったに日本語教師の話をしませんでした。

本当は家族にすらも話さずに、一人でこっそり始めたかったほどです。

勉強管理アプリで自分がどのぐらい勉強しているかを見せることも、目標を共有しながら自習室アプリに集まることも、そんな私にはなかなか受け入れられない機能や環境なのです。

 

 

発案グループと表現グループはどうか?

 

展開グループ、i-colorブルーの人は特に途中過程を見せたくないことをお伝えしてきましたが、他のグループではどうでしょうか。

 

発案グループは、仕事でもなんでも、自分ひとりではない、仲間がいると感じられる環境はモチベーションが維持しやすいです。

 

自習室アプリは特に発案グループが喜びそうなツールで、同じ目標を持った人と集まれるのが、まずとても楽しいことだと考えるでしょう。

分からない問題を一緒に解き明かして助け合えたり仲間の役に立てたと感じられたりすると、もっと嬉しくてやる気がどんどん上がっていきます。

展開グループにはなかなかない考え方や価値観、行動です。

たとえ自分の結果は振るわなくても、仲間と頑張れた楽しい思い出として記憶に残ることでしょう。

 

表現グループの場合は、勉強管理アプリによって、努力したことを積み上げている実感ができるので、その快感がモチベーション維持、やる気アップにつながります。

また、発案グループとは違って仲間というよりはライバルと考えるのですが、ライバルと競い合って頑張っていると感じられる環境は表現グループにぴったりなので、勉強管理アプリにしろ自習室アプリにしろ、表現グループには打ってつけのツールです。

アプリストアなどで見られるユーザーレビューでは、勉強時間や量の可視化と記録に残ることを喜ぶコメントが多くみられますが、まさに表現グループが求める機能や環境となっているのでしょう。

 

グループごとに見てみると、発案グループや表現グループは、勉強管理アプリや自習室アプリを有効に活用できそうですね。

目標に向かっている途中のモチベーション維持やアップのための補助ツールとして、発案グループや表現グループのお子さんにはお勧めできそうです。(もちろん大人が活用するのもあり!)

 

 

目標に向かっている途中の自己管理は大変

 

3グループの違いを知って、いかがでしょうか。

 

内面のi-colorだけでなく、外面のi-colorも知っている方からすると、ちょっと悩ましいこともあったかもしれません。

私も、内面が展開グループ、外面は発案グループなので、その気持ちが分かります。

できれば一人でこっそりと進めてサプライズを仕掛けたい展開グループの要素が強い私ですが、

仲間ができればそれはそれでとても嬉しいし一緒に進められることが楽しいと思う発案グループの要素もしっかり持っているのです。

 

私のように内面と外面が違うグループのi-colorという人は多く、自分の中に葛藤や迷いを感じることは自然なことです。

ただ、目標に向かっている途中の自己管理の良し悪しは、結果・成果に影響します。

 

モチベーションダウンを感じたときには、何か補助ツールを使うにしても、自分にないグループの要素の行動につながるようなことはしないで、内面のi-colorに沿う行動を優先することです。

ご自身が何かに挑戦している途中や、お子さんのモチベーション管理の一助になるモチベーションアップ方法を、i-colorで自信をもって見つけられることを願っております。