こんにちは、菊地れえこです。

 

前回の予告通り、今回は私が日本語教師を目指したきっかけと、

展開グループと発案グループのモチベーションポイントを深掘りして、日本語教師は合っているのか見てみようと思います。

 

 

日本国内を相手にするってつまらないかも

 

親戚の女性が国際結婚をし、海外に住んでいます。

帰国していたある日、義理の実家に眠っていた着物をその親戚に譲りたいという話になったのですが、私より若い世代の彼女には戸惑いの色しかなく・・・

気持ちは非常に分かります。収納はどうしようとか、着る機会がないとか、そもそも自分だけで着られないとか、若い世代は急に着物をもらっても困ることのほうが多いでしょう。

 

でも、なかなかいいお着物だったので、私は羨ましい気持ちで見ていました。

もちろん親戚が譲り受けるべきものなので、
じゃあ私がなどとはおくびにも出さないのですが、親戚が戸惑っている姿が、親戚にも着物にもかわいそうで・・・

 

実はこのときのことが、日本語教師になりたいと思った最初のきっかけです。

 

ん?着物や親戚とどういう関係があるの?となりますよね。

大まかに言うと、日本独自の文化を楽しむ人は、これからは国外で増やすほうがいいと思ったのです。

 

もちろん国内の若い世代でも、着物やお茶やお花や刀や、日本独自の文化を楽しむ方はたくさんいますが、

日本人と一緒に楽しむより、文化背景が違う人からみるとどう感じるのか、

どんな化学反応が起こるのか、海外の方と一緒に楽しむほうがより一層楽しそうだと思いました。

 

そのためには、私が海外の方と接する機会が増えればよく、

また日本独自の文化を教えたり伝えたりすることも仕事の1つになるかもしれないと、日本語教師というのがピンときたのです。

 

 

3つのグループ別のモチベーションポイントにあてはめると

 

私のi-colorはブルー/ピンク、3グループに分けると、展開グループ/発案グループです。

 

展開グループのモチベーションの1つに、スケールの大きさがあります。

 

日本語教師の仕事は、日本語の母語話者以外が相手、つまり世界中が相手になります。

世界中が相手になる仕事だなんて、なんとスケールの大きい話でしょう。

しかも、日本では人口減少の一途ですが、世界ではむしろ人口増加が問題になっているほど。

日本より海外マーケットのほうに期待を寄せたくなります。

 

また、発案グループのモチベーションの1つには、世の中の役に立つこと、というのがあります。

 

日本語を学ぼうという海外の方は思ったよりも多いものです。

例えばご主人が日本で仕事をすることになって帯同したご夫人やお子様は、日本での生活に困らないように日本語を学ばなければならないことがどうしても出てきます。

留学生なら将来は日本で就職したり母国で日本とビジネスをしたり、日本の経済に寄与することもあるでしょう。

日本語教師の仕事は、そうした世の中にたくさんいる日本語を学びたい方の役に立ち、日本そのものの役にも立つこともあるのです。

 

この2つのモチベーションポイントが合致し、私はi-colorで見ても日本語教師が合っていると、自信を持てました。

 

 

自分が考えたことを伝える、という個人ポテンシャルにも合致

 

カウンセラーコースを受講するとさらにパーソナルな診断結果がもらえるのですが、活かせる環境や潜在能力として、自分が考えたこと、経験したことを分かりやすく伝えることというのがありました。

 

実は教職には子どものころから興味がありました。

講座中にたまに聞く、子どものころから誰に頼まれるでもなく自分から自然とやっていること、やってしまうこと・・・・

それが私の場合は教職への興味につながるものでした。

 

ただ、学校を出てまた学校に入るのではなく、社会に出て経験を積んでから、どこかで教職の道にと思っていました。

自分の経験を学校以外の世界でまず積みたい、なぜならその経験や、経験をもとに考えたことを伝えていきたいから。

 

i-color12タイプ(内面)×12タイプ(外面)の組み合わせや、3グループで見る特徴だけでなく、

さらに個人の詳しい診断結果で見ても、日本語教師がハッピーキャリアだと後押しされていました。

考えれば考えるほど、日本語教師の道に導かれていたのかなと驚きます。

 

 

できる仕事より、やりたい仕事

 

主人は私に対してよく、それはれえこさんができることなの?という聞き方をします。

 

日本語教師ができるかは、実際現場に立ってみて初めて分かることもある、だからできるとは言い切れない。

こういう思考は展開グループならではです。

たとえ計画から逸れても臨機応変に柔軟に選択をしていくことを最良とする、計画はあくまで計画であって想定外が起きてもおかしくないし想定外が起きたらそれに合わせていくものという前提で動きます。

 

しかし表現グループは違います。

計画から逸れずに取れる選択肢で合わせていく、想定外をすべて回収できなくてもできうる限り想定内に収めることを最良とするので、

展開グループの思考はなかなか理解しがたい考え方です。(逆も然り)

 

なので、できるかできないかを問われたときの答えには、i-colorを知っているだけにいつも困ってしまいます。

 

ただ、できる仕事ではモチベーションが低くなってしまうのであれば、

できないかもしれなくても、やりたい仕事にチャレンジしてみる価値は十分あって、それがハッピーキャリアだと伝えているのが私たちi-colorカウンセラーです。

 

できる仕事はいつでもできます。

もしやりたい仕事があるなら、i-colorで見るモチベーションポイントに合うか、納得してチャレンジできそうか、見てみてはいかがでしょうか。

きっと私のように背中を押してもらって、いいチャレンジができますよ。