こんにちは、菊地れえこです。

 

以前もコラムであげたことがある、12色(タイプ)に分かれているi-colorを、2色ずつ6グループに分類したときの特徴の一つをテーマにあげます。

今回は「ステータス」。i-colorブルーとi-colorターコイズの方が当てはまります。

 

私はi-colorブルー、つまり「ステータス」です。

「ステータス」はその名のとおり、ステータスを重んじる、ステータスがモチベーションになる、権威志向です。

例えばプレゼントをするなら、まずは老舗百貨店の包みや袋で用意できるものから検討し、

手土産なら百年は続く老舗中の老舗のものなど、とにかく権威を感じるものから選びます

基本的には間違いないものを選びたいですから。

 

 

ステータスあるあるな失敗例

 

ただ、この「ステータス」のせいで、失敗したな~と落ち込んだことが最近続きました。

それは、「TVで紹介されました!」や○○王室御用達のような名誉ある実績をうたい文句にしたものを選んだときのことです。

 

はぴきゃりアカデミーでも認知されるほどパン好きの私は、

パンのフードイベント「パンまつり」などが大好き。

11月だけでも3ヵ所のパンまつりに行って、様々なパンを買いあさっていました。

色んなお店が出展しているのでどこで買うか迷う楽しさがまたいいのですが、

迷った末に「ステータス」の私がつい選んでしまったのが、上述のうたい文句のようなところ。

でも、実際に食べて見ると、あれ??といったことが続き・・・

必要以上に期待して勝手にがっかりしているだけなのでお店には大変失礼な話かもしれませんが、

「ステータス」がゆえの失敗だったと反省したものです。

 

「ステータス」が納得できるような「間違いない」のかどうか、

それはやはり目先のミーハーな実績より、長年の企業努力なのだと感じました。

(この考え方がやはり「ステータス」なのです)

 

もちろん、TVで紹介されるだけのことはあるところもたくさんあります。

でも、その中で本当においしいところ、ここを選べば間違いないと思わせてくれるころは、

もっと別の理由で売れているし長年愛されていることでしょう。

 

 

そんな考えを裏づけさせるような出来事も、パンイベントを通じてありました。

 

 

努力は報われるってこういうことなのかと思わせてくれたパン屋さん

 

パンまつりで買ったパンをまとめて写真に撮りインスタグラムに投稿したところ、

なんとパンまつりを終えた翌日にすぐ、いいねとお礼のコメントを残してくださったパン屋さんがありました。

そのパン屋さんがインスタグラムをしていることを知らなかったのでタグ付けもしていないし、

探しあてられるようなハッシュタグは会場となったショッピングモールのものしかつけていません。

1日の中だけでも何十件かはあるそのショッピングモールのハッシュタグの投稿の中から自店のパンを探すのはなかなかの手間。

そういったことも相まって、律儀な姿勢とその努力に本当に感動しました。

 

さらに、そのパン屋さんはほぼ毎日、朝一でインスタグラムの投稿をしています。

オープンしてまだ1年ほどだそうですが、こうした企業努力の連続が、毎日何人ものお客様を感動させて、

いつまでも応援され続ける原点なのだろうなと感じました。

私の行動範囲には全く縁のない立地にあるのでなかなか気軽には立ち寄れないのですが、

いつか絶対にまた行きたいと強く願っている、今のところ個人的にわざわざ行きたいパン屋さん第一位です。

(ちなみに、偶然にもはぴきゃりアカデミーと同じく世田谷区にあるパン屋さんです。気になる方はぜひお問い合わせくださいませ~)

 

さて、今回のテーマであるi-colorブルーとi-colorターコイズがもつ特徴のひとつ、「ステータス」は、

自らが権威でありたいので、地道で手間のかかる面倒な作業(つまり下々のものがやるべきとさえ考える節が出てしまうもの)は避けたがります

SNS投稿などはその最たるもので、たまに急にやる気を出すものの断続的には続かないのです。

 

でも、合理的なところもあるので、

上述のとおりSNS投稿を活用する努力を続けているパン屋さんに私が心底感動したように、

地道で手間のかかる作業でもすごく効果があると実感すると、避けずにやろうと思えてくるものです。

 

愛されるための条件だとまでは言いませんが、人がやりたがらない(と思っている自分が避けがちな)ことを出来るのは大事なことですね。

「ステータス」の素質を超えて、地道な努力を頑張ろう、続けようという気持ちになれたことは、パンのおいしさ以上の収穫でした。