「湘南東逗子シェアハウス#910(ここのつ島)のオーナー(母)兼 はぴアカ分校 Vision Quest校 主宰の河本ここの@i-colorオレンジです。
ノートをぱらぱらめくっていたら、私の50歳の誕生日に娘(当時18歳)からもらった手紙が出てきました。
子供が幼い頃までは、学校の先生のご指導のおかげで、折々に子供から「感謝のお手紙」が届けられていましたが、成長につれてそのようなやり取りはなくなり、今となっては、彼らは自分一人で大きくなったような顔をして家のソファで寝転び、表立って感謝される機会などは皆無。
考えられるチャンスとしては、結婚のタイミング??いやいや、それほどアテにならないものもなし、という頃合いでの半世紀記念メッセージ。なにやら気恥ずかしくて、当初はじっくり味わい切れてなかった気がしますが、改めて読み返すといろんな気づきがありました。
娘(当時18歳)から送られた手紙抜粋
お母さんはもとから明るい人だと思ってたけど、最近は特に人生を思いっきり楽しんでいるようで、うれしいです。
よく聞く話だけど、子どもの幸せは親が幸せでいることなので、まぁこれからも好き勝手楽しく生きてください。
(中略)
いろいろ大変なこともたくさんあったと思うけど、それを乗り越えて強くなって、(私の問題も多かったことでしょう、ごめんなさい)、自分なりの生き方見つけて、周りにも支えられて、(お父さんにもちゃんと感謝したほうがいいよ)(私とお兄ちゃんは別にいいけど)最高の50歳を迎えられているんじゃないかと客観的に見ています。
(中略)
自分がどんな職業に就きたいかはまだ何も見えていないけど、どんな大人になりたいかは何となくわかるようになってきました。お母さんのおかげです。
(中略)
50歳になり、人生の折り返し地点ですが(?)、これからもそのままのお母さんでいてください〜Nより
この手紙をFacebookに投稿したところ、「ずいぶんと大人ですね!すごい!!」「泣けるーー」「私が18の頃には、このような文章を書けなかった」など、あらゆる角度からのコメントが。
いろいろ大変なこともたくさんあったと思うけど、それを乗り越えて強くなって、(私の問題も多かったことでしょう、ごめんなさい)、自分なりの生き方見つけて、周りにも支えられて、(お父さんにもちゃんと感謝したほうがいいよ)(私とお兄ちゃんは別にいいけど)最高の50歳を迎えられているんじゃないかと客観的に見ています。
確かにこのクダリは親を冷静に客観視しつつそれを素直に伝えている対等な関係性が「大人」を感じさせます。
ちなみに、50歳の私の「今」について補足させていただきますと、「湘南に暮らす」と言う長年持ち続けてきた夢を、逗子に家を建てることで実現させ、また、その家をシェアハウス(#910)として運営する事を「生業」としています。
つまり、主婦として家を整え子供を育ててきた経験を、逗子に建てた家を拡大家族というコンセプトのシェアハウス(#910)に昇華していると言えるかと。
人生も半世紀を過ぎ、全てが「自分なりの生きかた」に繋がってきていると実感できているのは「人生を思い切り楽しんでいる」と言えるでしょうし、その意味でも最高の50歳を迎えられていると思っています。(改めてこれまでの経験や体験は無駄ではなかったと、全ての出来事に感謝です)
さてさて、投稿に対してある友人は
>>親子の距離感、最高に理想形だわ!!! うらやましいぞー
とコメントしていました。
最高に理想形な親子の距離感とは??
親子関係については、100組の親子がいれば100通りの理想形があるはずで、娘と私の関係をどう捉えるかは人それぞれだと思います。が、i-color的な視点で関係性を見てみますと、私の素質と娘の素質はi-color的には同じ「表現グループ」。
この組み合わせは、お互いに干渉される事を嫌い、程よく距離を取ってそれぞれが好きなことに熱中している時に非常に良好な関係を保てるタイプなんで
つまり、私が娘の自立を認めつつ、自分が好きな事をしている事が彼女にとっても一番心地よい関係性。
お互い自分の意見を通そうと我を張らずに認め合う事がポイントで、その意味では尊重しあえているのかもしれませんが、もし娘が母親には近くにいて話を聞いて欲しいと考える発案グループの素質を持っていたら、ここまで本心からお互いを尊重しあえていたかは疑問です。
ちなみに、「親子の距離感、最高に理想形だわ!!!うらやましいぞ!子育て成功、おめでとうございます!」と叫んだ彼女も表現グループ。自分が思う理想形を私たちの関係性に見たのも自然な気持ちの表れと思います。
感動の裏には手を引く黒幕の存在あり
さてこの嬉しいお手紙ですが、実はここには裏で手を引く「黒幕」の存在がありました。
Facebookに投稿して大きな反響があった夜のことです。
「ここのの50歳の誕生日に合わせて手紙を子供たちに書かせたのは、実はお父ちゃんなんやで。」との告白がオットからw
誕生日の10日前、1週間前、3日前、前日と、プッシュし続けてようやく子供たちは「えーーーー」と言いながら重い腰をあげたとのこと。
感動の家族の歴史の一コマは自然発生的なものではなく、父さんによるプロデュースがあったというオチがありました。
(娘の「(お父さんにもちゃんと感謝したほうがいいよ)」の一言に急に腑落ちする瞬間)
さて、ここで再びi-color的に見てみます。
うちのオットは展開グループと言う、全体の空気を読みながらみんなの力を巻き込み、総合的に場をプロデュースする能力の持ち主なんですね。(展開グループの中ではブルー。司令塔的な役まわり)
まさに、50歳という節目である誕生日を、じわじわと時間をかけながら盛り上げつつ最終的に作り上げていった事が伺えます。
ついでなので、息子(当時21歳)@展開グループからの手紙も抜粋しますと・・・・
長い間子育てお疲れ様でした。
おかげさまで21歳まですくすく育ちました。
(中略)
子育て大変だったと思うけど、まぁ最近は割と好きなことができてるんじゃない?
お母さんが楽しく生活してくれるのが一番だから、好きなことしてください。
最後に、お母さんへの要望を一つ言います。晩御飯を食べると言ったときに嫌がらないでください。
以上です。
娘と同様、母が「好き勝手に生きている」事を受け入れ肯定していますが、「まぁ最近は好きなことができてるんじゃない?」と微妙に遠回しに伝える表現方法も、実は展開グループの特徴の一つ。
このように、理想的な関係性や距離感とは、お互いのタイプがうまく噛み合い、前向きな状態に活かされている事が大事なのではないかと考えます。
子供が親に願うこととは?
素質が表現グループであろうと展開グループであろうと、子供たちからの手紙に共通するのは、
子どもの幸せは親が幸せでいることなので、まぁこれからも好き勝手楽しく生きてください。
お母さんが楽しく生活してくれるのが一番だから、好きなことしてください。
と言う点。
友人の新米ママさんから「親の幸せは子供が幸せであることだと思ってたけど、逆でも思われてるんですね。目から鱗でした。」とのコメントをいただきましたが、相手(子どもたち)の幸せを願うのと同様に、親としての自分の幸せを実現する事も大事なんですよね。
と言う事で。
「これからもそのままのお母さんでいてください」と言う娘からの言葉を信じ、このまま楽しく後半人生も進んでいきたいと思っています。
ではみなさん、今日もご機嫌な1日を。
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Vision Quest校は、人間関係、そして先のVisionに悩んで立ち止まってしまった方向けに、i-colorで自分を棚卸しして自分軸を見つけ出し、100歳年表(個別のタイムサイクル一覧)を参考にしながら、一歩踏み出す未来Visionを描きます。
素質がわかる体験会を開催しています。ご興味ある方は是非ご参加ください。
<今後の体験会スケジュール>
3月17日(土)14:00〜17:00@910
4月21日(土)14:00〜17:00@910
5月13日(日)14:00〜17:00@910
詳細は以下ページをご確認ください
オマケ:写真は葉山のしおさい公園でのひとコマ。子供達の小さな背中って本当に愛おしいですね。
湘南東逗子シェアハウス910(ここのつ島)オーナー
はぴきゃりアカデミーVision Quest校主宰
はぴきゃりアカデミー第17期修了/i-colorオレンジ。人生の可能性に気付くためのコミュニティVision Questを主宰。シェアハウス「逗子#910(ここのつ島)」をオープンし、都心〜逗子のデュアルライフを提唱している。
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