↑映画を見てたら、漫画が読みたくなって、大人買い!!

 

はぴきゃりアカデミーのつっちー@コーラルです。

 

最近の私のマイブーム、と言うか、リバイバルブームは、松本零士作品。

中でも、銀河鉄道999に改めてハマってます。

 

きっかけは、スマホのポイントでもらったミラキャストレシーバー。スマホで見ていた動画コンテンツをテレビの大画面で見られるようになり、すっかり映画三昧な毎日を過ごせるようになったから。

 

たまたま見つけた銀河鉄道999の映画を何の気なしに見てみると、これがすごいんですよ、マジで。

 

子どもの頃もかなりハマっていたんですけどね、大人になってみてみると、とにかく深い。

 

夢を信じることのパワー、無限の可能性、生きるとは、命とは、そして情熱とは・・・

作者の松本零士さんが、若者、特に男の子たちに向けたメッセージが、グイグイ入ってくるんです。

と同時に、松本さんの若者たちへの期待や愛情がとっても深いこともわかってきて、子どもや若者を見守る側になった身としては、その思いにめちゃくちゃ共感しちゃったりして。

 

改めて、自分はこんな素敵な作品を見て育ったんだな、と言うことに感謝の気持ちでいっぱいになっちゃいました。

 

てなわけで、買っちゃいました、漫画全巻。

完全に大人買いです。

 

いやぁ〜大人っていいですね。

まとめて全巻、ボンと買えちゃう。

999は、あくまでこれからの時代を担う子どもたちに向けたメッセージが詰まった作品だけど、

大人になるって、ホント、いいよなぁ〜、て(爆)。

 

 

さて、話はちょっと変わりますが、「命」といえば、先日の有賀さつきさんの訃報には驚かされました。

仕事仲間はもちろん、実のお父様でさえ病状について詳しく知らなかったなんて!

亡くなった時、預金通帳など全てを整理されていたとのこと。

いやぁ〜、あっぱれ!!って思っちゃいました。

 

まぁ、この逝き方は賛否両論あるみたいですけどね。

特に遺された方はたまらないのでは? と。

 

でもね、この逝き方、子どもの頃からの私の憧れの終焉の迎え方、なんですよね、実は。

 

で、早速、調べて見たんです、i-color。

 

そうしたら、やっぱり「コーラルさん」でした(笑)。

 

 

以前、がん治療の際、コーラルをはじめとする表現Gは、病状を公表する傾向がある、と言う話を書きました。

 

えっ? だったら、有賀さんも公表するんじゃないの? と、思われた方、そこには違う側面が隠れているんです。

 

無意識に「勝ち負け」にこだわるあまり、勝てる見込みのない勝負はしない傾向があるi-colorコーラルとオレンジ。

 

なかにし礼さんや北斗晶さん、山田邦子さん(全員、コーラルさん)など、病名を公表して治療に入った人たちに共通しているのは、勝てる見込み=完治できる見込みがあるってこと。

 

治る見込みがあるから、あえて公表することで自分を鼓舞し、勝ちにいく(治しにいく)わけです。

かく言う私も、SNS等で公表することで「負けるもんかぁ〜!」と言う、持ち前の負けん気に火をつけて、ストイックに治療に向かいました。

 

 

私の場合、発見時にはかなり進行した状態ではありましたが、かろうじて手術もできる状態だったので、完治の望みはありました。

 

ですが、もし、それが手術不能な状態で、ましてや余命宣告なんてされていたら、公表はしなかったと思います。

病状は隠し続け、可能な限り「普通の日常」を過ごし、それもきつくなった頃合いを見て、死に場所を探す猫のようにふいっと消えて、私をよく知る人のいない場所でひっそり息を引き取りたい、そう考えたと思います。

 

って言うか、実は闘病中、いざとなったらそうしようと、情報収集してました(爆)。

 

じゃあ、なぜ、そんな行動を取りたくなってしまうのかと言うと、

限られた最後の時を病人として関わりたくないから。

 

「キミスイ」の呼称で話題となった『君の膵臓を食べたい』と言う小説の中で、余命いくばくもない少女に対し、唯一、家族以外で彼女の病気のことを知っている、と言うか事故的に知ってしまった少年が「どうして親友に告げないのか」と、問うシーンがあります。

 

そこで彼女は「だって、普通の日常を過ごせなくなっちゃうから」と答えるんですよね。

病気のことを伝えたら、親友は無理してでも平静を装うとするだろう。

一緒にいるときは、無理してでも普通に過ごすよう頑張るだろう。

でも、ちょっとした拍子や、友人が一人になったとき、きっと泣くのがわかっている。

そんなの嫌!

自分に残された最後の時間は、できる限り周囲の人と普通に笑い、ありきたりの毎日を過ごしていたい。

だから、申し訳ないけど、言わない。

と言う彼女の覚悟に、めちゃくちゃ共感しちゃう私がいました。

 

繕った笑顔ではなく、ごく自然のなんてことない笑顔を交わしたところで終わりにしたいんです、自分の人生を。

 

吉本ばななさんの小説キッチンのその後にも、突然のエリコさんの訃報に主人公は、最後に会ったとき、笑顔だったかどうかを思い出し、笑顔で別れていたことに、ほんの少しだけ安堵するシーンがあります。

どうせ誰かの思い出になるのなら、笑顔を交わして、それで終わりたいなぁ〜って願っちゃうんですよね。
わがままかもしれないけど。

後になって周囲が事実を知ったら、衝撃や後悔を相手に残しちゃうかもしれないけど、でも、泣きながら看取られたりしたら、私、潔く逝けない気がするんです。

後悔とか未練とか、なんか嫌な感情をたっぷり残してしまいそうで、怖い気もしたりして。

 

これは、i-colorコーラルがみんなそう考えるってわけではないと思います。

 

ただ、有賀さんの逝き様に、めちゃくちゃ共感し、羨ましいとさえ思ってしまう背景には、同じ素質を持つもの同士のシンパシーがあったんじゃないかな、とも思ったりします。

 

突然、娘の死を伝えられ、実は重い病気と闘っていたことを事後報告のように伝えられたお父様の心中を思うと、胸が痛くなりますが、最後の最後まで、「事後報告」を貫いた有賀さんの逝き様は、「らしい」やり方だったんじゃないかな、と。

 

ご冥福をお祈りいたします!!

 

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