i-colorを活用して個々のモチベーションを最大限に引き出すサポートをしています、Jr.アスリート分析アドバイザーの河野真杞です。

 

◆サポート業務の最終日

実はつい先日まで、以前お世話になっていた上司からの依頼を受け、某大学にて委託業務をお手伝いしていました。繁忙期(約3ヶ月間)のみのお手伝いですが、専任でかなりパワフルに働かせていただきました。

そして最終日、思いがけず所属部署の皆さんからお花をプレゼントされたのです!

今日はその時私の心にグッと響いたポイントを、i-colorの志向グループの違いも交えつつお伝えします。

 

◆結果の評価が嬉しい『表現グループ』

明確なゴールに向かって、自分なりのペースで努力するのが得意な表現グループ(ゴールド・コーラル・グリーン・オレンジ)

私はi-colorオレンジですからこの志向グループです。今回の仕事は私1人に専任で託された業務だったため、振り返ってみても本当に何のストレスもなく進められました。

更に「どうせやるならしっかり成果を出そう!」と自分なりの課題目標を決めて取り組みました。何か明確なゴールを設定しないとモチベーションが上がらず作業効率が落ちやすい表現グループは、普段から自然とゴール設定をするクセがついているようです。

そして、効率的に業務を進めるために自分用に細かな予定表を作ったり、仕事に漏れのないように独自のチェック表を作成したりしながら、

「自分なりの工夫を好きなだけして一人コツコツ進められる専任業務は、表現グループ向きだわ~」と改めて実感していました。

 

そして最終日にお花をいただいた時のこと。

もちろん可愛い花束を渡された時は、予想していなかっただけに本当に嬉しかったのですが、それ以上に私の心に響いたのは、お花に添えられたカードの一言でした。

 

「3ヶ月間ありがとうございました。また来年もぜひよろしくお願いします!

 

この最後の文章は、表現グループの心に響く言葉なのです。

それは、来年もお願いしたい=今回頑張った成果が認められた と感じられるから。

「来年は私の仕事も手伝ってくださいね」と言ってくださる方もいて、これも嬉しい限りでした♪

 

表現グループの場合、大げさな褒め言葉やお世辞は心に響きません「そんなに言われる程の事はしていないわ」と冷静に捉えたり、時には

「その褒め方、もしかして私の頑張りを全く理解していないのでは?」とカチンと来てしまう事も。

自分がされたら嬉しい褒め方をそのまま相手にしても喜ばれない事があるのは、こんな志向の違いが原因なのでしょう。

 

カードに書かれた「来年もよろしくお願いします」というメッセージは、表現グループにとっては、継続のお申込みをいただけた時と同じ感覚になるのです。

「本当にお役に立てたんだ!よかった〜!」

と心から安堵すると共に、小さくガッツポーズしたいくらい嬉しいメッセージでした。

 

◆心からの感謝と笑顔が響く『発案グループ』

いつもチームの輪や仲間との共感に気を配る発案グループさん(ピンク・オリーブ・イエロー・バイオレット)

もし発案グループさんが、このお花とメッセージカードを贈られたら、響くポイントは何だと思いますか?

第一に、部署のメンバーが笑顔でお花を渡してくれたそのシーンでしょう。

「自分のために皆が集まって笑顔で送ってくれるなんて嬉しい♡」

と心が温かくなるのでしょう。

また、皆から送られる「ありがとう」「本当に助かりました」という感謝や労いの言葉で、今までの苦労も報われるのです。

発案グループは、自分の成果だけを認められるより、大切な仲間を助けられたか、皆に喜んでもらえたか、が重要なポイントなのです。

 

◆キーマンの称賛が響く『展開グループ』

場の空気を読み臨機応変な対応が得意な展開グループさん(ターコイズ・レッド・ブルー・ロイヤルブルー)。仕事ではその特性を生かし活躍している人も多いようです。

展開グループさんの心に響くのは、その会社のトップやキーマンからのお褒めの言葉でしょう。また褒めポイントとしては

「君のおかげで部署全体の意識が変わったよ」

など、全体への影響力を発揮できた点を認め、尊敬の念を込めて褒め称えるとよいでしょう。

クールな姿を装う展開グループさんは、その場ではさほど嬉しい表情を見せませんが、心の中では「よし!」とOKポーズを出しているのでしょう。

 

◆まとめ

人は皆「誰かの役に立ちたい」と思って行動するものですが、実際にする行動は人それぞれ違います。そして、相手に対する感謝の表し方や受け取り方もこれだけ違うのです。

感謝の気持ちを素直に受け取って喜んでもらうためにも、相手のツボは抑えておきたいところですね。

「あの人はどのタイプだろう?」と気になった方は、私の著書の巻末早見表で志向タイプを調べてみてはいかがでしょうか。きっと関わり方のよいヒントがみつかりますよ♪

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