『はぴ転』カウンセラーの
つっちー＠コーラルです。
最近、BS11で放映されている（されていた）『偉人・敗北からの教訓』『偉人・素顔の履歴書』にはまっています。
考古学者を目指していたくらいの歴女ということもあり、
歴史は大好きなのですが、
キャリア・マネジメントという視点で偉人たちの人生を振り返ると
気づきや学びも多くw
最近は、Facebook＆Xのネタもすっかり歴史ものが多くなってます:lol:
気になったら、ぜひ、覗いてみてくださいね。
さて、本日も
「クイズで楽しくトレーニング！ 転職力UPクイズ」
をお届けします。
今回のお題は、
転職活動期間を短くするなら、退職してからの方がいい。
それとも、仕事しながら取り組んだ方がいい？
回答の選択肢
１）転職活動に集中できるから、退職して取り組んだ方が早い
２）仕事を辞めても辞めなくても、転職活動期間に大差はない
です。
みなさんは、どちらが正解だと思いますか？
では早速、回答です！
正解は
２）仕事を辞めても辞めなくても、転職活動期間に大差はない
です。
【解説】
一見すると、退職して転職活動に集中した方が転職活動期間は短くなるように感じますが、
実際は、仕事をしていても、していなくても大差はありません。
むしろ、仕事を辞めて転職活動に集中している方が、
転職活動が長くなってしまうケースも珍しくありません。
理由は、
１）ぴったりの求人に出合える確率は就業中か否かとは全く関係ないから
２）仕事を続けながら転職活動した方が、実は転活にプラスが多いから
です。
？？？
頭の中にクエスチョンマークが浮かんだ方も少なくないかもしれませんね。
まず、ぴったりの求人に出合える確率について解説しましょう。
新卒採用と異なり、中途採用は「欠員募集」「ビジネスの拡大や新規事業のためのメンバー募集」がほとんど。
つまり、いつ、どのタイミングで「求人」が出るかは、神のみぞ知るということです。
なので、仕事を続けていようが、辞めて転職活動一本に絞っていようが、
出合える確率に差はありません。
しかも、先着順で決まるものでもありませんから、定期的に求人情報の確認さえしていれば、仕事をしている・いないに関係なく、普通にチャンスを見つけることはできます。
次に、仕事しながらの方が転活にプラスが多いという点。
一つは、精神安定面。
前述した通り、仕事を辞めようが続けていようが、転職活動期間に大差はありません。
ちなみに、一般的に転職活動に要する期間の平均は、半年から１年と言われています。
考えてみてください。
半年〜１年の間、次の仕事が決まらなかったらどうでしょう？
潤沢な蓄えがあれば別かもしれませんが、
思うように進まなかったら、次が決まらない不安に加えて、生活大丈夫かな？という経済的な不安も加わりかねません。
失業保険の支給も途絶えてしまい、慌ててバイトを探して・・・なんてケースも珍しくありません。
慣れた仕事をしながらであれば、ある程度、融通も効かせることができるので、
面接などの時間を捻出しやすいですが、
バイトでも新しい仕事や環境だと、融通を効かせるのは難しいものです。
結果、単発のバイトにせざるを得なかったり、
単発バイトならそれはそれで、バイト案件探しの手間が加わる、なんて本末転倒な状況に陥りかねません。
さらに、仕事をしながらであれば、アピールに足りない経験があった場合、
今の仕事で意識して追加する、なんて荒技も可能です。
確かに、転職活動一本に絞れた方が、集中しやすいように感じます。
が、受験勉強と異なり、自分のペースでコツコツ進められないのが転職活動です。
いつ、ピンとくる求人が出るかわからない
いつ、応募した企業から面接の連絡が来るかわからない
何回、面接が入るのかもわからない
そんなスケジュールが見えない中、時間だけが過ぎる、なんて事態が容易に想像つく中で、
それでも動じず平常心でいられる人はそう多くありません。
仕事をしながらであれば、
当面、経済的な不安に見舞われることはありません。
仕事をしながらであれば、
求人企業側もそれを承知の上なので、面接等の時間制定に関しても相談に乗ってもらいやすくなります
何より、ブランク（無職期間）がないだけで、心象は良くなります。
でも、休みたいんだよね〜
ってことであれば、内定をもらってから有給消化するなり、
入社時期を少しずらして自発的にお休み期間を設ければいいだけ。
もちろん、のっぴきならない理由でどうしても退職せざるを得ないケースもあります。
が、もし、どっちの方がいいのかなぁ〜と思っているようなら
仕事を継続しながら転職活動をすることをおすすめします。
ちなみに、転職活動期間を少しでも短くするコツはあります。
それは、具体的な転職活動をスタートする前に
準備を整えておくこと。
転職は、事前準備が９割！
次の転職で死守したい「Yes」は何？
お給料とか、労働時間とか、労働環境とか、労働条件ではなく、
次の転職で得たいこと、
得られなければ転職の意味がないこと
はなんですか？
まずは、そこを整理し明確にすることが、実は理想の転職の近道ですよ。
じゃあ、私にとっての「Yes」って何？
全然、思い浮かばない！ 設定できそうな気がしない！
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株式会社はぴきゃり 取締役
統計心理学i-colorエグゼクティブトレーナー／i-colorコーラル。就職活動に失敗、父親の介護のためのキャリアチェンジ、乳がん罹患など、様々なピンチを乗り越えてきた経験をベースに、ピンチとキャリアの両立をテーマに情報提供中。
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