↑逆境に思える向かい風も、見方を変えれば、その先にある「春」の訪れのサインかもしれません

 

 

はぴきゃりアカデミーのつっちー@コーラルです。

 

いやぁ〜、平昌オリンピック、萌えますね〜。

メダルの色、メダル獲得云々はもちろん、その背景にあるドラマが素晴らしい!!

 

中でも、羽生結弦選手の演技は、まさに鳥肌ものでした。

 

テレビで作家の石田衣良さんが、

1)連覇がかかった大会直前の大怪我

2)怪我をおしてのオリンピック出場

3)ショート、フリー共に完璧な演技

4)66年ぶりの金メダル連覇

    ついでにオリンピック通算1000個目のメダル

なんて小説のプロットを出したら、間違いなく編集者に「出来過ぎです!」と、却下されますよ、と話しているのを聞き、深くうなづいてしまいました。

 

そのくらい神がかった羽生ワールドでした。

 

 

実は、オリンピックが始まる前から羽生選手のタイムサイクルだけは調べていました。

 

ちなみに、i-colorタイムサイクルとは、いわゆるバイオリズム。

その年の運勢の風向き(追い風か向かい風か無風状態か)や、取り組むべきテーマの傾向がわかる、というものです。

 

i-color的には立春、今年は2月4日から2018年がスタートしているわけですが、今年の羽生選手のタイムサイクルは「イノベーション」

今までの自分の殻を破り、ひと回りもふた回りも成長するためにチャレンジすることがテーマの年。

 

 

実は、4年前のソチオリンピックの浅田真央さんが「イノベーション」でした。

フィギュアスケートの選手になって以来、こんな演技をしたことがない!と、頭が真っ白になるくらい最悪だったショートプログラムからのフリープログラム。

フリーは棄権するのでは?と、心配されたほどの方針状態=逆境を乗り越えての演技の素晴らしさに、世界中の人が感動し、深く記憶に刻み込んだことは周知の事実です。

 

そんな前例があったところに、大会直前の大怪我。

さすがに、金メダルは無理か? なんて、赤の他人の私が思うほどの事態。

金メダル連覇はおろか、出場すら危ぶまれた中での完璧とも言える演技。

羽生選手の場合、昨年末からの一連の流れこそが、イノベーションへの序章だったのだな、と妙に納得しちゃいました。

 

滞在先のホテルの部屋でも、鏡の前で自分の体の動きをチェックし、人間工学を学んだ上での体づくりと、自他共に認めるストイックさ&練習の鬼。

そんな彼が、リンクに上がって練習できない、ということ自体、初めての経験であり、最も辛い状況だったのではないでしょうか?

 

しかも、4年間、目標としてきた大会まで間がない状態です。

 

この間、自分の気持ちをコントロールして、冷静に今できることに集中するというのは、精神的にとても過酷な試練だったと思います。

 

リンクに上がれない分、柔軟性を高め、ジャンプ練習ができない分、スケーティングやスピンを徹底的に調整し、レベルアップを図る。自分の運命を呪うことなく、腐らず、焦らず、全てを受け入れて現実と向き合ったからこそ、想像以上に成長し、強くなった「新・羽生結弦」が誕生したのではないかな、と思いました。

 

彼自身、「一連の逆境がなかったら金メダルはなかったと思う」と、話しているのを聞いて、「もしかして、今年がイノベーションだって知ってたの?」と、びっくりしてしまったほどです。

 

 

羽生結弦選手に限らず、平昌オリンピックでメダルを獲得している日本人選手の大半が、実は、タイムサイクル的には「向かい風期」。

 

講座でi-colorタイムサイクルをお伝えする際、運気の良し悪しを見るものではなく、その年のテーマとしっかり向き合うことで、追い風だろうが、向かい風だろうが、無風状態だろうが、ゴルフでいう「バーディ」を取れるようにするもの、ということを話しています。

 

まさに、平昌オリンピックは、そのことを実証しているんだなぁ、と、改めて実感しちゃいました。

i-color的視点で楽しむオリンピックもオツですよ。

よかったら、i-colorワールドを体感してみませんか?

 

 

 

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