絵本セラピストのリカ(ターコイズ/コーラル)です。 実は繊細で誤解されやすい展開グループ(ターコイズ、レッド、ブルー、ロイヤルブルー)を擁護するコラムを本日もお届けします。

 

 

人恋しいけれど、自由を奪われる気がして団体行動が苦手な展開グループの面々。前回書いたように、「家族」という最小単位でも、団体といえば団体。いろんな人がいて、しんどくなり、逃げたくなる時があります。

 

 

親元では私は唯一の展開グループで、テレビを見ながら両親(表現母と発案父)とくつろぐ妹(発案)を羨ましく思いながら、どうしてもその場でくつろぐことができず、自室にこもって好きなことをしていました。

 

 

一人っ子の夫(ロイヤルブルー/ブルー)もどちらかといえば一人で過ごすことが多かったようです。大人になり、父親と離婚した母親を病気で亡くすとますます、ほとんどのことを誰にも相談せずに一人で決めて、実行してきました。

 

 

相談することに慣れていないそんな夫ですが、私とはコミュニケーションを取ろうとしてくれています。いろいろ質問すると、たとえ眠りかけていても、起きて答えてくれます。なぜそうするのか聞いたところ、「そうやって興味をもって聞いてくれるのが嬉しいし、リカの考えももっと知れるから」と言います。展開は、コミュニケーションが嫌いという訳ではないのです。むしろ、普段周りの人に誤解されやすいがゆえに、心からの相互理解を本当は望んでいるのではないかと思います。

 

 

こんな風にベッドトーク(ロマンチックなものではありません)が盛んなわれらが夫婦ですが、ある時、最近あまり話せていないなと感じながらも寝ようとすると、夫が「ねえ、お話しようよ!」と言ってきて、笑ってしまいました。(もちろん冗談っぽくですよ!)

 

 

自分の思考の“展開”が、ハチャメチャすぎて、人に説明できず、言葉足らずな展開さん。だからこそ、どこかで真の理解者が必要で、できれば家庭は心から安心して心を開ける場所であってほしいのではないかなと改めて感じた出来事でした。

 

 

それからは、私も外で心が動揺するたびに、敢えて「ねえ、お話しようよ」と言って夫とコミュニケーションを取っています。でも、からかうのが大好きな夫が、寝ているのにわざと起してきた時は「お話しない!」ときっぱり断りますけどね。

 

 

明日もまっすぐ届け!