去年のリベンジを誓います

こんにちは。

はぴきゃりキュレーターi-colorグリーン、「野人」ことはぴアカ29期生カヲです。

前回のコラムではお見苦しい点を包み隠さず皆様にご披露させていただきました。

「悪いことは重なるなぁ 苦しい日々は続くのだ」(©️星野源「くせのうた」)

まさにそんな状況が続いていた1年だったのです。

 

ただ、渦中は相当に厳しく苦しかったものの、ここから学べることもきっとある!

ということで、今回は野人版「どうしようもない時の対処法」をお届けします。

(※次回同じ状況に陥った場合の処方箋として私自身にも言い聞かせています)

少しでも皆様の参考になりましたら嬉しいです。

 

 

①生活にメリハリをつける

野人は今ほぼ完全在宅勤務です。

昨年も緊急事態宣言下では完全在宅、それからも出社が制限され週2〜3日の出社でした。

そうするとどうなるか?雑談をしなくなるんですね。

出社の最大の功績って実は雑談にあるのではないかと思うくらい

雑談の効用(効用?)て大きいのだなぁと痛感しました。

 

それまでの生活ではなんかむしゃくしゃしたら行きつけのバーに行きたわいのない話をし、

仕事でやらかしたり凹むことがあっても、職場の同僚と雑談してたら気が紛れたり。

一人暮らし独身の野人は完全在宅になった際、それらを完全に断たれました。

デジタルは人の空気が読めないので、なかなか雑談するには苦慮すると実感。

さらに自信が皆無になっている時って「私如きが話しかけていいものだろうか」と

誰に対しても謎の遠慮が顔を出す。

 

そうするともう負のループです。ひとりでいたら危険のサインです。

そんな時は思い切って外に出ましょう。仕事中でも家の外に出ましょう。

そしてコンビニでもいいです、レジの合間に店員さんと言葉を交わしましょう。

それだけでちょっとは気が晴れます。

それでもダメならちょっとサボって散歩しましょう。外気に触れるのは大事です。

生活に「イレギュラー」を取り入れると、ちょっと気持ちも変わるかもしれません。

 

②推しを愛でる

もうこれは言わずもがなですねvv好きなものに没頭する時間を持ちましょう。

推しがない?ほんとですか??きっとそんなことないはずです。

「推し」、それは生活必需品と言っても過言ではないと野人は思います。

ある人にとってはそれがアイドルだったり、バンドだったり、子供だったり。

またある人にとってはそれが創作活動だったり、趣味に没頭する時間だったり。

要するに、「推し=自分の好きなこと」なんです。

 

そしてこれは意外と大事なことだと思うんですが、

自分がどん底を感じているとき、自分の中の「好き」がぼやけます。

「好き」は、何よりも大切にしてください。

「自分の好き」を知っていると、本当に役に立ちます。

こんなん、なんぼあってもいいですからね(©️ミルクボーイ)

 

もしかしたら「現実逃避するな」なんて声が聞こえるかもしれません。

でもそんな外野の声は無視しましょう。あなたの人生はあなただけのものです。

 

③今ある瞬間にしたいことをする

これはなかなか難易度が高いことかもしれませんが、「思いのままに」生きる日を作ってください。

例えば「ケーキを食べよう!」と思った次の瞬間「でも太るかも」と考えたことありませんか?

おそらくですが、特に女性は先を予測して、逆算して行動する人が多いように思います。

それが蓄積していくと、知らないうちにフラストレーションが溜まっていきます。

「部屋が片付いてないな…でも片付ける気力がないな」というときは、思い切って休みましょう。

 

「ちゃんとしなきゃ」という気持ちが、自分の本当の気持ちに蓋をしてしまうことは多いです。

真面目に生きている人なら尚更です。

しんどい時くらい、どん底の時くらい、自分の気持ちに従ったっていいんです。

あなたが頑張っていることを、きちんとあなたが受け止めてあげてください。

 

ご家庭がある方は、宣言した上でプチ家出してもいいかもしれないですね。

デジタルデトックスをするのも大事です。

逆にもう何もかも放棄して一日中動画見たっていいと思うし。

疲れたなら休んでもいいんです。大人になったって積極的に夏休みは取りましょう。

 

④自分を褒める

実は野人、これがものすごく苦手でした。いや、現在進行形で苦手です。

「謙虚が美徳」の昭和教育によって培われた考えはなかなかにひっくり返すのが難しいです。

でも、よく考えてみてください。

未曾有のパンデミック、生活形態がガラッと変わり、色んなものを制限されてきた昨年。

終わりの見えない混乱期、自分ではどうしようもない環境の中で

よくぞあなたは生き延びてきました。

「しんどい」「辛い」と弱音を吐きながら、毎日の歩を進めているんです。

進んでいないように見えるかもしれません。でも、必ずあなたの「ためにな」っています。

まずは、自分をちゃんと褒めてあげましょう。私たち本当に偉いです。

(ただこれが難しいことは他ならぬ野人が一番よく知っています;涙)

 

どうしても人と比較して自分に褒められたところなんてないと思ってしまいますが

双生児でさえ同じ個体はこの世の中には存在しません。

人から褒められることを欲する気持ちもめっちゃわかります。

自分のいいところって、実は自分が一番わかっていないんですよね。

 

もう一度言いますね。

自分をちゃんと褒めましょう。生きてるだけであなたも私もめっちゃ偉いです。

もしそれでも誰かに褒めてもらいたい!ということならご連絡ください。

野人がたくさん褒めて差し上げます笑

 

⑤よく寝る

野人が提案する最後の対処法、それは「よく寝る」です。

もう、本能に忠実になるのが一番なのではないか、と。

昨年つくづく野人は痛感しました。心身ともに健康であることが一番重要なことだ、と。

もちろん人間ですから、他の欲もたくさんあります。

しかしながらまずは睡眠を整えることが、復活の狼煙になるのでは?と思った次第です。

 

これは「②推しを愛でる」にも通づる話かもしれないのですが

自分が蔑ろになっている時って寝不足でも平気な状態が多いです。

しんどいと特にそうですね。何も考えたくないのにグルグルして寝付けない。

こんな状態が永遠に続くのではないかと恐れ、考え事が止まらない。

 

で、寝不足の日々が続き、とうとう体が先に限界を迎えました。

会社にお休みをいただき、懇々と眠り続け、起きた時には頭がスッキリしていました。

そうするとどうでしょう。ちょっとだけ前向きになってたりするものです。

 

心がしんどい時、往々にして体も何かしらしんどいサインを出していると思います。

体の声を聞きましょう。案外原因は気圧だったり寝不足の場合もありますよ。

そしてそれができるようになると、事実と感情を切り分けて考えられたりできるようになります。

丁寧な暮らしをする必要はないです。自分がどうしたら「楽」になれるか。

自分の体が教えてくれます。体の声に従ってみることは大事なことです。

 

どうしようもない時こそ飛躍の目印

先週あるTV番組で私の大好きな大泉洋(敬称略)がこんなことを言っていました。

(先日のエツ姉のメルマガでも触れていただいてましたね)

 

「どん底の時がなかったら今の自分はない」

 

彼は大学受験に失敗して仕方なく入った大学でTEAM NACSの面々に会い、

仕事に面白さが薄れてきてマンネリを感じたタイミングで東京進出を決めました。

渦中は苦しいばかりかもしれません。しかし、その経験があるからこそ人は学ぶのだと思いました。

 

そして私の大好きなバンドthe pillowsのボーカル・山中さわお(敬称略)は

ある連載でこんなことを綴っています。

 

「宝くじに当選する一秒前までその幸運に気付けない。
恋に落ちる一秒前だって胸はまだ熱くならない。
ピロウズの結成につながる上田ケンジからの電話をとる一秒前まで僕はなんの予感もなく、
今現在の自分を想像することは全くできなかった。
だからいつも思う。
思い通りにいかなくてこれ以上ないくらい落ち込んでるキミ、
今キミが想像できない未来が一秒後に始まる事だってあるんだよ。本当に」

 

未来は決してあなたや私の思い通りには進んでくれません。

でも、必ずあなたや私のためになる人生になっています。

自戒を込めて、そして愛を込めて。

 

最後に、同じく山中さわおが2001年リリースした曲である

「Good Morning,Good News」の中から

野人が特にお気に入りの1フレーズを皆様にご披露して締めさせていただきます。

(この歌はアルバム曲ながら全編めちゃくちゃ好きで、野人はどん底の時に唱えたりしています)

 

「僕は気づいたんだ

 絶望の暗闇じゃ 針の穴の希望が太陽に見える」

 

野人は去年太陽を探し続けました。1ミリでも突破口を探せれば、人生は大きく変わります。

あなたも是非、自分なりの対処法を見つけてみてくださいね。

以上、野人でした★