i-colorターコイズのキャリア戦略

何者かになりたかった私がたどり着いた道

 

第 32 期生

イラストレーター

島田あや(33才)

i-color : ターコイズ

仕事の内容:i-coloターコイズ。 やりたいことに挑戦したいと一念発起し、銀行システムエンジニアとして従事した一部上場企業を退職。 2年かけてアウトドアインストラクター、牧場職員を経験した末、 やりたいことをやる人生にはお金が必要と実感し、金融教育の世界へ。 子ども向け金融教育事業の担当を経て、2019年にイラストレーターとして独立。 年齢性別を問わず幅広い層から愛される、ゆるめのイラストが得意。 日常を描いたイラストのほか、アウトドアやお金にまつわるイラスト、 サスティナブル、エシカルといったSDGs関連イラストを得意としている。 挿絵を担当した書籍に 『あたらしいお金の教科書(新井和宏著/山川出版社)』 『自分の居場所をつくる働き方(中里桃子著/日本能率協会マネジメントセンター)』

 

ココロもおサイフも満たされる生き方を体現している方々から、理想の生き方を実現するヒントを探るこのコーナー。

 

 

第19回のゲストはi-colorターコイズのしまちゃん 。

 

 

はぴきゃりアカデミーを運営するエツ姉@オリーブ、つっちー@コーラルがお話を伺いました。

 

 

「私、これをやる人です」と、ズバッと言える自分になりたかった

 

 

エツ姉:修了したのは3年前ですかね?

 

 

しまちゃん:そうです。ちょうど2018年の夏でした。

 

 

エツ姉:どんなことに悩んで「はぴきゃり」を受講しようと思ったんですか?

 

 

しまちゃん:ちょうど体を壊して会社を辞めたタイミングで。何か用意をして辞めていればよかったんですが、何もないままに辞めてしまったので、「この先、私の人生どうなるんだろう?」って不安に思ったのがきっかけです。

 

講座で人生を振り返って、自分の根本みたいなものを掘り下げていくことをやれば何か見つけられるかもしれないとは思っていたんですが、それを自分でやるのは大変そうだったので、力を借りたいなと思って参加しました。

 

 

エツ姉:その時にいちばん欲しかったものって、何でした?

 

 

しまちゃん:私は子どもの頃から「何者かになりたい」「何者かでありたい」という気持ちがあって。それが何なのかが見つからずに20代はずっと転職を繰り返していました。

 

でも、そろそろ答えがほしいなって。「私、これをやるんです」ってズバッと言える一言がほしいな、それが見つかったらいいなって思っていました。

 

 

i-colorを知って「自由に生きていい」と思えるようになった

 

 

エツ姉:はぴアカではi-colorという素質診断ツールを使って自分の素質や強みを知っていくんですが、体験会でi-colorがターコイズだと知った時はどう思いましたか?

 

 

しまちゃん:自分が本当にターコイズかはわからないけれど、「自分がこうだったらいいな」っていう理想の素質がターコイズだったので、本当にそうならめちゃくちゃいいなと思いました。ピンときたというよりは、「それがいい!」っていう感じがありました。

 

 

エツ姉:そうなんだ! 「私、絶対これじゃないです、こっちのほうがいいです」みたいな人もいるけどね(笑)。しまちゃんの場合は「ターコイズ、いい!」ってなったんだね。ちなみに、ターコイズのどんな素質がいいと思ったんですか?

 

 

しまちゃん:「自由を愛する」というところです。子どもの頃からずっと「自由っていいな」と思っていたのに、それは許されない気がして、ちゃんとしようとしていたんです。でも、本当にターコイズだったら自由に生きていいっていうことだから、それってすごくいいなって思いました。

 

 

エツ姉:しまちゃん的に「自由に生きていいパスポート」を、i-colorターコイズという診断でもらった感じ?

 

 

しまちゃん:そんな感じです!

 

 

グループワークだからこそ自己理解できるわけ

 

 

エツ姉:1dayセミナーで「ターコイズかぁ、いいわ!」となってから、どのくらいで本講座を受講したんだっけ?

 

 

しまちゃん:いちばん直近の講座を申し込んだと思います。

 

 

エツ姉:本講座を受けてみて、どうでしたか?

 

 

しまちゃん:もともと自分の真相を深掘りすることに興味があったので、受けてよかったなと思いました。

 

それから、同期の仲間がそれぞれ考え方が違うのが自分にとっては新たな発見でした。みんな私と同じようなことを考えているんだと思って生きてきたんですが、ぜんぜん違ってて。「あなたがそういう価値観なら、私はこういう価値観」っていうように、考え方の違いがあることを知って、より自分が浮き彫りになった感じがして。1人じゃなくて、みんなでやってよかったなってすごく思いました。

 

 

最初の一歩はすぐに挫折1?

 

 

エツ姉:講座の中で、これからの方向性が見えてきたと思いますが、それはどんなものでしたか?

 

 

しまちゃん:私は子どもに関わることが好きだったので、子どもたちが新たな習い事やイベントに出会えるように、子ども関連の事業を紹介するWebサイトを作りたい、ということに着地しました。

 

 

エツ姉:当時は休職中でしたよね? 仕事復帰の第一歩として、まずは何をしましたか?

 

 

しまちゃん:とりあえず“ガワ”があればいいかなと思ったので、Webサーバーを借りて、WordPressでWebサイトを構築して、名刺を作るまでは準備をササッとやって……。

 

 

エツ姉:すごいね〜!

 

 

しまちゃん:あとは取材先を決めて、取材して記事を書けばいいやと思ったら、取材がすごく……言葉は悪いんですが、めんどくさいというか、億劫だなって気づいてしまって。その時に、「あっ、これは私のはぴきゃりじゃないかも……」ってちょっと気づいてしまったんです。

 

 

仲間が示してくれた意外な道

 

 

エツ姉:ターコイズの素質として、少しの力でより大きな影響を与えていきたいという傾向がありますよね。実現したい世界が大きいから、自分が地道に1件1件取材していくということではちょっと道が遠いと感じたのかもね。でも、すごく大事なことに気づきましたよね。

 

では、「これはちょっと地道すぎるわ」と気づいてから、どうしましたか?

 

 

しまちゃん:小さい頃から絵を描くのが好きだったんですが、その頃にちょうどiPadを買ってデジタルイラストを描き始めて、人にプレゼントしたり、はぴきゃりの同期にもプレゼントしたりしていたんです。そしたらみんながすごく喜んでくれるんですよね。「かわいい」とか「ありがとう」って言ってもらえて、「私の絵でこんなに喜んでくれる人がいるんだ!」っていうことに気づき始めたんです。

 

 

エツ姉:確か、修了式の時にプレゼントしていたよね。みんな感動してたよね〜。

 

 

しまちゃん:修了の時点ではイラストレーターになろうなんて思っていなかったんですが、「もしかしたら、絵を描くのは楽しいかもな」と思って、イラストを販売サイトに出してみたんです。そしたらそれが売れ始めて、「あれ、これかな?」って。そこからちょっとずつお仕事をもらうようになりました。

 

 

イラストレーターとして独り立ちするまで

 

 

エツ姉:イラストだけですぐに食べていけるようになったわけではないと思うんですけど、どんなふうに今のしまちゃんができあがっていったんですか?

 

 

しまちゃん:最初はバイトをしながら、知り合いに「絵いらない? いるなら描くよ」っていう声かけを地道にやっていたんですけど(笑)。だんだんSNSを活用するようになって、FacebookやTwitterでつながりが増えて少しずつ認知も広がっていって。

 

ある時、読んだ本の感想をマンガで描いたら、その著者の方にすごく喜んでいただいたんです。それがイラストレーターとして独り立ちできた大きな第一歩だったなって思います。

 

 

エツ姉:どうして感想マンガを描こうと思ったの?

 

 

しまちゃん:これはターコイズの素質だなと思っているんですけど、すごい方とつながることを良しと思っていて。すごい方につながることができたら、そこからお仕事が得られて、本の仕事ならWebメディアよりも拡散するだろうなっていう思惑があったんです。それで、著者の人に私の存在に気づいてもらうにはどうしたらいいだろうと考えた時に、ブログに文章で感想を書くだけでは目立たないけど、マンガで描いたら私のことを認知してくれるかもしれないと思って描きました。

 

 

エツ姉:描いてもらった著者さんもうれしいよね。読んで感銘を受けて描いてくれたんだもんね。

 

 

しまちゃん:そうです、好きなものしか描いてないです(笑)。

 

 

エツ姉:感想マンガを描いてアップしてから、どんなふうに展開していったんですか?

 

 

しまちゃん:著者の方がすごく喜んでくれて、「本の宣伝に使っていいですか?」ということから始まって、「出版イベントの絵も描いてください」という依頼につながり、Webメディアの挿絵を描かせてもらうようになったりと、定期的にお仕事をいただくようになりました。それがきっかけとなって他の方からも依頼をいただくようになって、イラストレーターとして毎月収入が入ってくる状態になっていきました。

 

 

エツ姉:戦略勝ちというか、さすが少しの労力でバーンと切り開いていった感じがありますね。そこからの広がりはどんな感じだったんですか?

 

 

しまちゃん:そこからは、お仕事の絵を見て依頼をしてくださったり、Webに載せている絵を検索でたまたま見つけて依頼をくださることが増えました。今は「この仕事終わるな」と思った頃にまた新しい仕事が来るというかたちで、途切れることなくお仕事をいただけています。SNSのフォロワーや友達が増えたのも、仕事が増えた要因だったかなと思います。

 

 

エツ姉:今はもうイラストだけで食べているわけですよね。そのあたりが切り替わったのはいつ頃ですか?

 

 

しまちゃん:去年いっぱいでアルバイトは辞めて、今年に入ってからはイラスト一本でやっています。

 

 

しまちゃん流、やりたいことを実現する方法

 

 

エツ姉:こうやって、やりたいことをどんどん叶えていて、はぴきゃりに来る前の自分が見たらすごく驚くような展開ですよね。どうして実現できたと思いますか?

 

 

しまちゃん:口に出すことが大事で、実際に口に出したことがよかったなと思っています。最初は細々と友達に声をかけてやっていたんですが、2年ぐらい前に、ちゃんとイラストレーターとしてやっていきたいと思って、SNSに「イラストレーターやります!」と書いたんです。そうしたら、「仕事を依頼してもいいんだ」と思ってもらえたみたい。

 

また、会社員の頃から憧れていた著者の方がいて、その人といつか仕事したいと思っていたんです。もしかしたらイラストレーターとしてだったら関われるんじゃないかと思って。その著者の方とお仕事したいとあちこちで言うようにしていました。もちろん、ご本人にも発信しました。

 

口に出すって、覚悟を決めることだなって思います。実際には、覚悟を決められたから口に出すことができたんですよね。

 

 

エツ姉:決めるって、けっこう怖いもんね。それでダメだったらとか、受け入れられなかったらって思っちゃうけれど、人生、決めたら動くんだよね。

 

 

しまちゃん:そう思います。

 

 

エツ姉:どうして覚悟を決められたんでしょう?

 

 

しまちゃん:体を壊して会社を辞めているから、もう会社員に戻れないぞ、もう後がないから何かで前に進むしかないぞ、という覚悟はあったんですが、それをイラストでやると決められたことが大きかったです。

 

 

それは、はぴきゃりでi-colorがターコイズだということを知って、このターコイズの素質をイラストレーターとしてなら活かせると思えたことも、覚悟を後押ししてくれたなってすごく思っています。

 

 

使命につながる転機

 

 

エツ姉:イラストレーターとして活動する中で、いよいよ一緒に仕事をしたいと思い続けていた方の本の挿絵を描くお仕事が舞い込んできたわけですよね。これはどういう経緯だったんですか?

 

 

しまちゃん:これもさっきの話と同じで、その方が2年ぐらい前に出された本の感想をマンガで描いたんです。SNSでタグをつけて「すごくおもしろかったです!」と送ったら、とても喜んでいただいて。その1年後に別のお仕事をさせていただいたんですが、今年に入って「本を書くので、挿絵を描いてもらえませんか?」というご依頼をいただいたんです。

 

 

エツ姉:すごい! そんなことがあるんだね~! そもそも、どうしてその方のファンになったんですか?

 

 

しまちゃん:前職でお金の教育をしていた時に、「お金や投資について学んで、資産を増やして将来安心して暮らそう」みたいなことを教えていたんですが、もちろんそれは絶対に大事だと思う反面、「自分だけよければいいのかな?」とずっと思っていたんですよね。投資で資産を増やして、「よし、自分の人生これでオッケー! いい人生だった」で終わるだけでいいんだろうか、と漠然と思っていた時に、その方の本を読んだんです。

 

本の中で「資本主義ってお金持ちの人がよりお金持ちになる仕組みであって、貧しい人にはなかなかお金が行かないんだよね」ということをおっしゃっていて、「あっ、私の違和感はそれだ!」って。スタートがお金がない状態で始まったとしても、ちゃんといい人生を歩めるような社会ができるといいなと思っていて、その方が言っているお金の仕組みだったらもしかしたらできるかもしれないと。

 

 

エツ姉:実は、しまちゃんは講座中に、すでにそのことを言っているんだよね。

 

 

つっちー:「全員が幸せにならないと意味がない」って。

 

 

しまちゃん:本当にそう思っていて。以前、アウトドア教育の仕事をしていた時も、参加費が高いのでどうしても余裕のあるお家の子しか来られない状況で、すべての子にこのいい体験をしてもらいたいのにこのままじゃできない、お金がかかることだから参加費を抑えることもできないし、どうしたらみんなに届くんだろうといつも考えていました。このモヤモヤは本当に10代、20代の頃からずっと抱えていて、みんなが幸せじゃなきゃ意味がないと思っていたし、今でもそう思っています。

 

 

エツ姉:それはもう、しまちゃんの人生のど真ん中にあるテーマとも言えることなんだよね。だから3年前の講座で、「子ども関連の事業を紹介するWebサイトをつくりたい」と思ったのも情報格差を無くしたいからだったし、講座に来る前、アウトドア教育をやっていた時も子ども向けにお金の教育の講座を作っていた時も、動機はいつも格差を解消してみんなが幸せな世の中にしたいということなんだよね。

 

 

しまちゃん:実は子ども向けの教育プログラムの中に、こっそり寄付をする仕組みを入れていたんです。寄付をすると自分に幸せが返ってくるという仕組みを入れていた私は、やっぱり当時からそれをやりたかったんでしょうね。

 

 

エツ姉:それが本当にしまちゃんのど真ん中にあって、やりたいことはずっとつながっていた。それがハッピーキャリアなんだよね。これからはツールとしてイラストを描くという武器を使って理想の世の中を作っていくんだね。

 

 

では、今回イラストを担当した本の紹介をしてもらえますか?

 

 

しまちゃん:8月3日発売の、新井和宏さんの『あたらしいお金の教科書』という本になります。この本で、イラストを75点描きました。

 

 

エツ姉:75点!すごい!! 第一歩は感想マンガから始まっているわけだからね。

 

 

しまちゃん:すごかったです(笑)。

 

 

しまちゃんのハッピーキャリアの方程式とは

 

 

エツ姉:ここで、しまちゃんのハッピーキャリアの方程式を教えていただきたいと思います。ハッピーキャリアの方程式は、「素質」に「刺激」を掛け合わせたもの。「素質」は価値観と才能、「刺激」とは人生のテーマとなるようなものですね。それを掛け合わせたアウトプット=ハッピーキャリアはどんどん進化して変わっていくので無限大なんですけれども、今のしまちゃんのハッピーキャリアの方程式は何ですか?

 

 

しまちゃん:まず素質としてターコイズの「直感」を活かしながら、世の中にある「格差」を刺激として、「みんながハッピーになれる社会をつくる人」になっていこうと思っています!

 

 

奇跡は続くよどこまでも

 

 

エツ姉:しまちゃんのこれからの展望を教えてください。

 

 

しまちゃん:絵を使ってお金のことをもっと広げていきたいと思っているのと、お金にもつながりますが、これから「エシカル」や「SDGs」ということが、ブームではなく当たり前な世の中になっていくと思うし、なっていってほしいと思っているので、そこにイラストの力でいろんな影響を与えて、支えていく人になっていきたいなと思っています。

 

 

エツ姉つっちー:すばらしい!(拍手)

 

 

エツ姉:そして、なんとなんと、最近入籍もされたということで!

 

 

つっちー:おめでとうございます!

 

 

エツ姉:私が最近出した婚活の本にもしまちゃんが感想マンガを描いてくださいまして、なんとそれが入籍のきっかけになったというのを小耳に挟んだんですけど……。

 

 

しまちゃん:私がエツ姉の最新刊の感想マンガに「今年中に結婚するぞ!」という意気込みを書いていたら、それを彼と私の共通の知人の方が読んでくださって、彼に「島田さん、こんなことマンガに描いてたよ」って言ってくれたみたいなんです。直接聞いたわけではないんですが、それをきっかけに彼の気持ちが動いたんじゃないかなって勝手に思っています(笑)。

 

 

 

 

エツ姉:彼はそのマンガは読んでなかったんだもんね?

 

 

しまちゃん:読んでいなかったです。それから1か月後には入籍をしていたので、書いて、口に出したら決まりました。

 

 

エツ姉:そうだそうだ! 本当に「年内に」って書いてた!

 

 

しまちゃん:はい。

 

 

エツ姉:今回のインタビューでは、「覚悟を決めて発信する」ということが教訓学びになりましたね。いいお話をたくさん聞かせていただきありがとうございました。これからも応援してます!

 

 

▽しまちゃんがイラスト75点描いた本

 

▽エツ姉の最新刊

 

 

<インタビュアー>

株式会社はぴきゃり

代表取締役 金沢悦子(エツ姉@i-colorオリーブ)

取締役 土屋美樹(つっちー@i-colorコーラル)

 

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金沢 悦子
【編集後記】
「何者かになりたい」と転職を繰り返していたしまちゃんですが、紐解いてみれば、ブレずに一つのテーマを生きていました。実は受講生の多くが、しまちゃんと同じように自分では気づかないうちに、でも確かに自分らしく生きているもの。そう、これを読んでいるあなたも、すでに「何者か」なのです。しまちゃんのように、空気を吸うようにできることで「ありがとう」と言われる場所であなた色の花を咲かせてくださいね。