結婚がゴールではなく、幸せな結婚が続くサポートをしている中村僚子です。

 

私の結婚相談所には男性会員さんよりも女性会員さんの方が多いです。

だからといってマッチングが難しい訳ではなく、

IBJ(東証1部上場企業)の日本結婚相談所連盟に加盟しているので、

そのネットワークシステムを使い、全国や海外も含む数万人の会員の中から、

お相手を探すことができます。

 

入会時に必ずヒヤリングすることは、

・どんなお相手を希望しているのか?

・どんな結婚生活をしたいのか?

・どんな家族を築いていきたいのか?

という事です。

 

特にお相手に対する理想は、挙げればキリがありません。

たくさんの理想がある中で、どうしても譲れないポイント2つ3つに絞ることが大切です。

それさえ押さえていればOKくらいな気持ちでいないと、

なかなか理想の男性に会う事は難しいです。

いや、理想の男性はこの世に存在しないかも知れません。

 

そして自分が挙げた理想の男性がどんな女性を好きになるかな?

どんな女性なら相手としてふさわしいかなという視点も大事です。

 

その女性像に自分が合っているのか?

全くかけ離れていないか?

 

 

結婚は夢がある一方で、

単調な日常生活の繰り返しでもあります。

そんな現実生活の毎日を一緒に過ごしていける人はどんな人なのか?

自分を繕って良い面だけ見せていても疲れますし、バレます。

ありのままの自分で居る事ができる相手、

自分が居心地良い相手はどんな人なのか。

相手がどうかという視点ではなく、その人と一緒に居る時の自分がどうなのか。

その視点も大事です。

 

■18歳~34歳までの未婚者のうち、恋人がいない男性70%女性60%

 

上記は国立社会保障・人口問題研究所が2016年に発表したデータです。

1987年の調査以来、過去最高になったそうです。

男女とも結婚したいという人は8割を超えているのに、

「理想と現実のギャップが大きく、結婚を先送りにするうちに交際自体に消極的になっている傾向がみられる」との分析があります。

 

■「結婚したい」と「出会いがない」

 

「結婚したい」よりも「結婚する」と決めることが大事。

 

「結婚したい」と思える相手に出会わない。

そもそも「出会いがない」。

出会いがない訳ではなく、「結婚したい」と思える相手との「出会いがない」。

これは大きな違いです。

 

でも、これって、どこか上から目線というか、他力本願というか、

「自分が好きになれる人が表れて!」

「私が結婚したいと思える相手と出会わせて」と自分目線な発言です。

相手目線で物事を考えることが大事。

 

自分で結婚したいと思える相手の幅を狭めてしまっては勿体ない。

 

結婚相談所では自分のタイプではない方からのお申込も多々あります。

でも、相手は数多くの中から自分を選んで申込をして下さっています。

それもご縁。

 

タイプじゃないから、全くその気がないから会うのは失礼という意見もあるけれど、

それは違います。

 

『会う』という行動をする事によってご縁は広がっていくんです。

目の前の人じゃないかも知れない。

でもその『会う』という行為によってお互いのご縁が広がっていきます。

実際に『会う』ことによってプロフィールとは違う面を見ることができます。

もちろん、良い面ばかりではなくがっかりする事もあります。

それも次のご縁へのステップ。

お互いのために次のご縁がそこで開かれたのです。

 

■男性が結婚相手に求めるもの

 

男性はプライドの高い生き物だとよく聞きますよね。

だからプライドを傷つけてはいけません。

 

どんな男性だって女性を誘って断られたどうしようと思っているもの。

デートに誘った時、何か提案した時、

女性はあまり深く考えずに相手の意見を否定しがちですが、

そこは一呼吸おいて、まずは受け入れることが大事。

 

そして、甘えること、頼ることもプライドを保たせることに繋がります。

 

かくいう私も長女気質で、甘え下手。

そしてついついプライドを傷つけてしまう発言もしがちです。

だから完璧になんて出来ません。

でも常に頭の片隅に入れておき、「今の私の発言良くなかったよな」と思った時は、

なるべく早く素直に謝るように心がけています。

夫婦になればお互いに意地張って謝ることが難しくなりがちですが、

そこは「大人になろう」「人として成長しよう」「人間の器を広げよう」

などと捉え、意地を張らない努力をし続けることが大事だと思っています。

 

そして、男性は承認されたい生き物

(女性もですが・・・)

「すごい」「さすが」「あなたならできるよ」「すばらしい」の言葉を伝えることが大切。

 

今は男も女もないかも知れませんが、

やはり男性は外で全力で戦っています。

だからその癒しの場所、安心できる場所を作ってあげることが大切です。

相手に求めるだけでなく、自分が何を提供することができるのか、

お互い様なのですが、お互いに何を相手に求め、何を相手に提供することができるのか、

そのバランスがとても大事。

 

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