つっちー@コーラルです。

乳がんの診断を受けてから、6回目のピンクリボン月間を迎えることができました。

 

振り返れば、

最初のピンクリボン月間は、化学療法(抗がん剤治療)の真っ只中でした。

2度目のピンクリボン月間は、闘病経験であーしておけばよかった!と、感じたことをテーマにセミナーを開催したり、乳がん治療中のご本人やご家族・友人向けの個別サポートを、細々とスタートしました。

3度目のピンクリボン月間は、著書『はじめての乳がん』(亜紀書房)を出版した喜びと、はじめてサポートしたポン友(乳がん仲間)の他界という天国と地獄を味わった1ヶ月でした。

4度目・5度目は、「乳がんとお金」をテーマにセミナーや講演をさせていただきました。近しい友人から次々と乳がん罹患の連絡が入り、改めて情報発信とサポートの重要性を実感させられた時でもありました。

そして、6度目の今年は、「乳がんとお金」「乳がんとキャリア」「乳がんと仕事や家庭(育児)との両立」をテーマに広く発信できるページを作ろうと準備中です。

このまま12月を迎えられれば、晴れて術後5年になります。

がんの世界では、5年は一つの節目。大分、自信を持って「サバイバー」と言える状態に近づくので、今度は、乳がん治療中だけではなく、乳房再建や再発予防の苦労と工夫など、「乳がんその後」についても発信し、明るく希望に溢れた元乳がん患者さんの後押しをしていきたいな、と考えています。

これはいつも言っていることなのですが、誰もが乳がんになるわけではありません。

自覚症状もなく、特に検査で引っかかることもなければ、自分ごととして考えたくもないテーマだと思います。

ただ、残念ながら現段階では、完璧な予防方法は見つかっていません。

さらに、今年お亡くなりになった小林麻央さんのケースなど、有名・著名人の乳がん罹患や闘病をきっかけに、玉石混合の情報が飛び交い、中には誤った認識、情報に振り回され、いたずらに焦燥感を高めている方が多いと聞きます。

乳がん治療を受けてみてしみじみ実感したのは、「正しい情報と知識」「お金」は、健康なうちに蓄えるに限る!と、いうことです。

なぜって、例えば、医療保険など、お金の備えに関しては、診断される前でなければ加入・見直しすらできませんし、

乳がんの診断を受けたら、そこからは時間制限ありの文字どおり命をかけた選択と決断が、怒涛のように押し寄せてくるのですから。

 

思えば、検査や治療方針を提案されるたびに署名を求められる同意書を見ながら、元気なうちに情報収集しておくべきだった、

毎回、医療費の請求書を見るたびに、保険の入り方を受けたい治療に合わせて組んでおけば……

と、後悔したものでした。

 

まぁ、私の場合は、i-colorコーラル特有の追い込まれると発揮される爆発的な集中力で情報収集からお金の工面までを一気にやりきり、乗り越えることができましたが(汗)

 

ただ、この方法はあまりおすすめではありません。

 

がっつり勉強しないまでも、例えば、

・乳がんの疑いがある時、何科に行けばいいの?

・検査を受けるなら、マンモが一番? それとも?

・乳がんかも?と思ったら、行くべきは大病院? それとも街のクリニック?

・乳がんって診断されたら、セカンドオピニオンはとった方がいい? それとも必要ない?

・治療は、手術療法・化学療法・放射線療法の標準治療を選ぶ? それとも代替医療にする?

・乳がんの治療、最近のトレンドは?

・乳がんかも? または乳がんだと診断されたら、誰にどんなタイミングで話す?

・乳がんと診断されたら、仕事はどうする? どうなる?

・乳がん治療っていくらくらいかかるの?(保険や蓄えはどうすればいい?)

といった基本的な情報は押さえておいた方がいいのでは? と思っています。

 

ちなみに、これら一つ一つの質問の答えに、万人にとっての正解はないと思っています。

一人一人、病状も置かれている立場や状況も違えば、価値観や重視したい優先順位も異なります。

つまり、自分にとっての正解=(どんな結果になったとしても受け入れられる)納得のいく選択と決断を見つけられる準備をしておくことが、「その時」の選択や決断を見誤らない重要なポイントだと考えています。

 

10月は、乳がん検診を啓蒙する「ピンクリボン月間」。

秋の夜長、これを機会に乳がんをテーマにした闘病記やノウハウ本を読んでみたり、家族や友人と話し合ってみるのもいいかもしれません。

ちなみに、闘病記の選び方とおすすめ本は、

こちらのコラムでご紹介しています!!

 

 

最近、「本(はじめての乳がん)を読んできました!」「実は、私も乳がん仲間です」という女性が、

i-color体験会に足を運んでくださるケースが増えています。

出版した本が目の前の女性の役に立ったり、乳がん仲間ができることは、個人的には嬉しい反面、

それだけ乳がん罹患者が増えていることでもあって複雑な心境になることもあります。

がっ!

どんな事象も、きっと意味のあることだと信じて、生きている「今」をより豊かに、楽しいものに変えていく、

そんなお手伝いをしていけたらな、と思っています。

 

よかったら、遊びに来てくださいね。

 

☆★☆11月開催のi-color体験会☆★☆

12日(日)14:30〜17:30 三軒茶屋

25日(土)14:30〜17:30 三軒茶屋

30日(木)10:00〜13:00 三軒茶屋

の3回、開催予定です。

 

詳細・お申し込みはこちら>>

 

土屋美樹
株式会社はぴきゃり 取締役
統計心理学i-colorエグゼクティブトレーナー/i-colorコーラル。就職活動に失敗、父親の介護のためのキャリアチェンジ、乳がん罹患など、様々なピンチを乗り越えてきた経験をベースに、ピンチとキャリアの両立をテーマに情報提供中。
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