最後まで伴走して“カタチ”をつくりたい!
起業女性のオリジナル商品をプロデュース
第 9 期生
起業コーチ・コンサルタント
おの ともこ(36才)
i-color : オレンジ
仕事の内容:百貨店勤務、アパレル系研修会社のインストラクターを経て、キャリアコーチとして起業。会社員時代から、スタッフそれぞれの強みを発揮させ、人の成長に携わることが喜びに。起業女性の“経験”や“強み”からオリジナル商品を生み出すビジネスプロデューサーとして活動中。
i-colorを“今は”学ばないと決めていたのに
1/144の確率で出会ってしまった
――ともこさんが、はぴきゃりアカデミー本講座を受講したきっかけは何ですか?
あるとき、はぴきゃりアカデミー第2期を修了された小山佐知子さんのブログを見つけたんです。
(小山佐知子さんの修了生インタビューはこちら)
妊活×キャリアというテーマで熱い志を持って書かれていて、私もちょうど同じ思いをしていたので、サチさんのブログを一気に読みました。ブログの中に、数日後にはぴきゃりアカデミーの体験会があると書いてあり、「これはご縁!」と感じて、すぐに申し込みました。
i-colorの体験会に行ってみて、まだ本講座に通う気持ちにはならなかったのですが(笑)、オブザーバーとして偶然参加していたサチさんや修了生の方たちが、「はぴきゃり卒業後もつながれる、この仲間がプライスレスな財産なんだよね~!」、「このコミュニティがいいんだよね」と話してくださって、その点がいいなぁと思っていました。
でも、まだ通う気はなくて…。というのも、私はそのとき、すでにコーチとして独立・起業することを決めていて、ほかのさまざまな講座を受講中だったのです。ここでさらに、i-colorを学ぶことは詰め込みすぎになると思ったんですね。本講座に通うかどうかまだ迷っていた、というよりも、いつか学びたいけれど今ではないな、と思っていたときに、はぴきゃりアカデミー第8期の懇親会に誘われて。楽しそうなので行ってみたら、i-colorの内面/外面が私とまったく同じオレンジ/レッドの河野真杞さんがいらっしゃったのです。(河野真杞さんの修了生インタビューはこちらから)
i-colorは内面12色、外面12色(他に第3の素質も12色あり)。つまり、1/144の確率でまったく同じi-colorの人に出会うなんて正直ビックリしました。真杞さんは次の期を受講することを決めていて、いろいろと話をしているうちに、「一緒に受講すればお互いに自分を客観視できるのではないか」と言われて。確かに1/144の確率で同じi-colorの人と学べるチャンスはもうないかもしれない。それで、いつか受講しようと思っていたのを、前倒ししてしまいました(笑)。
はぴきゃりアカデミー9期生の修了式
――ご自分のi-colorがオレンジと知って、どう思いましたか?
i-colorオレンジ=表現グループ=自分志向と聞いて、驚きました! 私は絶対に「人志向(=発案グループ)」だと思っていたからです。中学、高校ではバスケ部でマネージャーをしていましたし、大学もボート部のマネージャーで。仕事も研修講師のアシスタントを経験しています。だから、自分は“奉仕の人”だと思っていて、オレンジ=自分軸で動けるタイプと聞いても「えっ? 私が自己中のタイプなんて、うそでしょ?」という感じでしたね。
ただ、過去を振り返ってみたら、思い出しました。大学のボート部時代に、マネージャーとして、OB会の担当をしていたのですが、それまで遠ざかっていたOBを開拓しては一人で会いに行き、OBと話をして盛り上がり、現役へのエールとともに寄付をしていただくことが楽しかったんです。漕手(選手)のサポートをするという本来のマネージャー業よりも、ずっと思い出深くて。寄付をしていただくという“結果”が手に入ることに燃えるタイプだったのだと気がつきました。自分では気づけない自分のことをもっと知りたい、人のことももっと知りたいと思い、i-colorに興味が湧きました。
仲間がいるから頑張れる!
頑張りすぎ経験をもとに女性のしなやかなキャリアを支援したい
――本講座を受講していかがでしたか?
お話したように、受講前から私はコーチとして独立・起業することを決めていたので、講座中は自分のハッピーキャリアをゼロから見つける、というよりも、スクーリングで課題の発表をして、悦子さん、つっちーさん、そして同期から意見をもらううちに、自分の方向性をより確信できる機会となりました。
私は過去にオーバーワークで心のバランスを崩してしまった経験があり、それまでは言わば優等生タイプでがむしゃらに頑張ってきました。でも、初めて自分の意思で「キャリアダウンさせてください」と上司にようやく言えて、自分らしい働き方を手に入れることができました。修了式では、かつての私と同じように悩み苦しんでいる女性のために自分の経験を役立てたいと発表をしました。
でも、頑張りすぎのアラサー女子の肩の力を抜くことに主眼を置いて活動をしているうちに、きちんと目に見える成果=カタチにしたいという思いが強くなっていきました。やっぱり、私の素質は結果重視のi-colorオレンジなんですよね。今はそのオレンジの素質を活かして、クライアントさまの人生のストーリーである“経験”や、本来持っている“強み”を引き出し、それらもとにしたオリジナル商品をつくり出すサポートをしています。
また、セミナーを開催したり、無料のセッションをやってみて、独立当初は当然ながらぶつかる壁もたくさんで…。そんなとき、はぴきゃりの同期や、はぴきゃりファミリー(修了生)のみんなに協力してもらったりアドバイスをもらったりと支えてもらいました。受講して仲間に恵まれたことが何よりもよかったと感じています。
i-colorオレンジは“長期戦”と“実用化”が強み。クライアントさまに最後まで伴走しながら、商品やビジネスそのものを共にデザインしていくことにやりがいを感じています。i-colorはクライアントさまがご自分を深めていく際に役立てています。ほかにもストレングスファインダーなどのアセスメントツールを併用しながら、自分の中にすでにある“強み”を実感していただき、仕事を通じて、自信や誇りに満ちた女性を増やしていきます!
↓↓おのともこの公式ホームページはこちらから
8313(やさいさん)主宰。フリーランスライター・編集者・保育士
アウトドア雑誌や食関連の書籍、ウェブサイトで執筆・編集するほか、森のようちえんでも活動中。本連載「修了生インタビュー」の執筆も担当。