こんにちは。河野真杞です。i-colorを活用して親子のコミュニケーション改善やスポーツ選手のモチベーションアップのお手伝いをしている私ですが、私の家族内でもi-colorの違いを日々体感しています。

 

この春、長女は高校を卒業し大学に進学します。

春休み中には車の免許を取得し、4月からのバイト先も面接を受けて既に決めてきた話を聞かされると「親の手はほぼ離れたな」という実感があります。

彼女の通う大学は自宅から片道1時間45分、往復では3時間30分かかります。遠いですが通えない距離ではありません。

この通学方法について家族内で意見が大きく2つに分かれたのです。

 

 

◆「移動時間=ムダな時間」と捉える長女と母

往復3時間30分の通学環境は、電車の乗り換えが2回、行き帰り共に混雑する路線での通学になります。つまり、電車内の時間を勉強や睡眠にあてて効率的に過ごすのは難しそうな状況です。

ここで、志向タイプが全く同じi-colorオレンジである長女と母(=私)は、

「大学近くで1人暮らしをするのがベスト」と考えました。

通学時間を1年に換算すると50日以上も電車に乗っている事になるのです。

「常に効率的に動きたい」と考える表現グループ(私の著書内では「独立グループ」)の私達にとって、この移動時間は「ムダな時間」としか考えられないのです。

また、大学に通う4年間は人生で最も自由に時間が使えて多くの経験ができる時。

「やりたい事は山ほどあるのだから、1時間たりともムダにしたくない!」

というのが、長女と私の一致した意見でした。

 

 

◆「自宅から通学すべき」と考える父と次女

それに対し、父と次女の志向タイプは発案グループ(私の著書内では「共感グループ」)。

「家族とはできる限り共に過ごしたい」と考える、仲間意識と家族愛の強いタイプですから、

「この位の通学時間なら頑張って自宅から通うべき」と考えていました。

次女はまだ中学生なのに、自分のことに置き換えて「私は大学が遠くても家から通うからね!」とまるで追い出さないでと言わんばかりの発言までしてきました。

長女を手元に置いておきたい父親は

「長女はまだまだ自己管理ができていない。1人暮らしなんてできるはずがない」

の一点張りで、長女の意見には全く耳を貸しません。

彼女が何度も真剣に話し合おうと提案しても、スルーして席を外してしまう始末。これにはさすがに長女も腹が立ったようで

「パパは話し合いを放棄したのだから、もう私の意見で決めます!」

と私に宣言してきたのです。

 

まさに『親離れしたい子ども』と『子離れしたくない親』の対立でした。

 

 

◆冷静に比較検討していた長女

長女は自宅から通学した場合と1人暮らしした場合の、両方のリスクを考えていました。

「自宅から通って授業や課題が忙しくなったら、削るのは睡眠時間になり体調を崩しそう」

「自分ですべき身の回りの事さえ時間がなくて出来なくなり、今まで以上にママに頼ってしまう予感がする」

「それでは将来しっかりした奥さんになれないから、1人暮らしして大学時代に自活できる力をつけておきたい」

「1人暮らしはお金がかかってしまうので、バイト代で少しずつ返していく」

と。

私も「1人暮らしを経験した方が学べる事が多くて良い」「そろそろ自分の事は自分でやってほしい」と考えていたので、長女の考えには全て頷けました。

 

さて、問題なのは寂しさから話し合いを避けている父親です。

結婚するまでは親元に置いておきたいと考えているのでしょうから、たとえ話し合っても意見は平行線のままでしょう。

ここで私はSNSでi-colorカウンセラー仲間の意見を聞いてみました。

 

 

◆自分の意志を尊重した先輩達

SNSで返信をくれたカウンセラー達の意見はなんと全て同じ 「1人暮らしを始めて、反対する親には事後報告でしっかり謝る」

という意見でした。そして、彼女達は過去にこれを実行済の人達だったのです。

 

彼女達からのコメントは

・お互いの要望が違い過ぎるので、話し合いでは折り合いがつかないと判断した

・親の言いつけを守って自分のしたい事を我慢する大学生活にはしたくなかった

・でも親の気持ちもわかるので、それを聞き入れなかった点は素直に謝った

などなど。

これらの貴重なご意見も参考にしつつ、我が家の長女も1人暮らしをするという結論に至りました。

 

 

◆子が親離れする時が親の子離れのタイミング

どんな子どもであっても、自ら親離れする時期は必ずやってくるでしょう。

しかしそれはある日突然にやってくるため、親の方が心の準備ができずに慌てるケースが多いようです。

もしお子さんが独立心の強い子であれば、高校の終わり頃には「独り立ちしたい」と意思表示してくると、今から心の準備をしておくと良いでしょう。

さらに、子どもが独り立ちした後、親が急な生活の変化について行けずメンタルバランスを崩さないように、親も子育て以外に熱中するものを持っておく事が重要です。

 

わが子が親元を巣立って行くのは本来喜ぶべきアクションですから、快く送り出してあげたいですね。

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河野真杞
Jr.アスリート分析アドバイザー
はぴきゃりアカデミー第9期修了/i-colorオレンジ。統計心理学i-colorを活用し、各種スポーツコーチやJr.アスリートの保護者、子育て中の親を対象に、セミナーや個別アドバイスを実施。子ども達の自信やモチベーションをアップして『自己肯定感を持って実力を出せる子ども』の育成を目的に活動中。著書に『子どものやる気を引き出す親うばう親』(キノブックス)がある。
>>ブログ『子どもの特性を伸ばしたい!選手の力を最大限に生かしたい方々へ』
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