自分の”ど真ん中”を決めたら人生が動き出した

自分軸を見つけた女性たちの、その先まで支援

 

第 1 期生

ヨガインストラクター/はぴきゃりアカデミー3-StyleYoga広島校 主宰

田上さおり(39才)

i-color : バイオレット

仕事の内容:2012年より、統計心理学i-colorとヨガインストラクターの資格を掛け合わせて「ココロ・カラダ・キャリア」の自分らしさ(Style)を整えるお手伝いをするStyle Yogaの活動を東京を中心にスタート。2013年、結婚を機に広島へ移住。2015年に念願のヨガスタジオをオープン。i-colorカウンセラーとしての実績を認められ、2017年、はぴきゃりアカデミーの分校となる「3-Style Yoga広島校」をスタート。20-40代女性の「Body(身体)・Emotion(感情)・Happiness(生きがい)」の3つの軸を整えるサポートを行っている。

 

金沢悦子(以下、金沢):こんにちは!はぴきゃりアカデミー代表の金沢悦子です。本日は修了生インタビュー15人目、はぴきゃりアカデミー会員番号1番の田上さおりさん(以下、田上)をご紹介します。

 

田上:お久しぶりです!

 

金沢:最初は体験会に来てくれたんだっけ。

 

田上:実はその前に、エツコさんの講演を聞きに行ったことがあるんです。当時、私は法人向けのシステム提案の営業をしていて、同じ女性で営業職だったエツコさんの体験談に共感したことを覚えています。

 

金沢:本当に? それ、私が起業したて(2005年)のときだね。うわ〜なんか感動!

 

田上:それから順調に仕事をしていたんですが、30歳の時にかなり大きな組織変更があったんです。直属の上司もその上もガラッと変わったら、途端に否定されることが多くなって。「あれ? 私のやり方ってそんなに駄目だったのかな・・・」と。もうとにかくこの状況から逃げたくて、たまたま目に入った旅行会社に飛び込んで、気づいたらオランダ行きのエアチケットを買ってました。

 

金沢:オランダ!?

 

田上:当時、高校時代の友人がオランダに住んでいたんです。チケット買ってから「行くからよろしく」って電話しました(笑)

 

 

体験会で自分の強みを発見。残業しなくても結果が出るように

 

 

田上:オランダでは、友人の計らいで、パリでカメラマンとして活躍している女性など、自由に生きている同年代の女性たちと出会いました。彼女たちと話しているうちに、「私もそっち側に行きたい!」と強く思うようになりました。

 

金沢:「そっち側」をもう少し具体的に言うと?

 

田上:「自分が本当に納得できる仕事がしたい」ということだったと思います。オランダから帰国して、とにかく生き方を変えたいと思って、ふと「金沢さんって今は何をしているんだろう?」と、思い出して検索したら「i-color体験会」をやっていると知って申し込みました。

 

金沢:さおりんのi-colorはバイオレットだよね。体験会に参加してどうだった?

 

田上:衝撃でした! 営業なので、受注額が大きいと上司や周りが喜んでくれるのですが、私はこれから始まるプロジェクトの行方が気になって手放しでは喜べなくて。「営業に向いていないのかな」と思っていたんです。

 

でも、体験会でi-colorバイオレットの資質として、「プロセスが大事」「相手にわかりやすく伝えるのが得意」「人脈を広げるのがうまい」などがあると知り、数字だけでは喜べなかったことや、ITにそれほど興味がなかった私が成果を上げられていたのは、確かにプレゼン資料をつくるのが好きだったり、いざというときに助けてくれるプロフェッショナルが社内にいたからだったんだと腹落ちしました。

 

そこから思いきって自分の強みを意識して動いてみたら、連日終電帰りだった私が、残業しなくてもちゃんと結果が出せるようになったんです。

 

金沢:それはすごい!

 

田上:自分でもびっくりしました。「やっぱりi-colorってすごいかも」と思って、もっと勉強するにはどうすればいいのかと休みの日に検索したら、はぴきゃりアカデミーの第一期生募集というページにたどり着いたんです。なんの迷いもなく、即申込みました。

 

 

 

ハッピーキャリアができるまで

 

 

金沢:本講座の最終発表は「心と体とキャリアの3つが整う3-Style Yoga」だったよね?

 

田上:私、元々は体が硬かったんです。大学の体育の授業で先生から「体が硬すぎる」というようなことを言われたのをきっかけに、たまたま手にとったフリーペーパーに載っていたヨガポーズを見よう見まねでやるようになったら、半年くらいで体が柔らかくなって。それがヨガで体が変わった最初の体験でした。

 

金沢:ヨガスタジオに通いだしたのはいつ頃から?

 

田上:就職してからです。首と肩のこりがひどくて整体に通っていたんですが、先輩から「ホットヨガ」を勧められて。体の不調を自分でメンテナンスできるのはいいかも、と。

 

金沢:肩こりがなくなった?

 

田上:肩こりだけでなく、仕事のミスまで減ったんです。体調が悪いと判断力も鈍るからミスをする。ミスをすると気持ちも滅入って、さらに集中力が落ちる。つまり、体調が整えばミスは減るんですよ。

 

また、たとえミスをしたとしても、自分を責めすぎないなど、ストレスを溜めず、自分をニュートラルに保つことを意識できるようになったことも大きかったですね。

 

金沢:でも、インストラクターになろうとは思っていなかったんだよね?

 

田上:そうですね。ジュリアロバーツの映画『食べて、祈って、恋をして』に感化された部分もあり(笑)、ヨガをもう少し極めてみたら楽しいかも、くらいの気持ちで、はぴきゃりアカデミーを受講するのとほぼ同じタイミングでインストラクターコースを受講しました。

 

金沢:何がきっかけで「3-Style Yoga」に着地したのかな?

 

田上:なぜか受講中に後輩の女の子たちから相談されることが多くなったんです。みんな、まるでかつての私のようで・・・。思えば、一番長く続いているのはヨガだったし、体が整えば仕事もうまく回るようになることが実体験としてあったので、ヨガを通してバリバリ働いてる子たちの役に立ちたいと、気持ちが固まっていきました。

 

 

試練はステージアップのためのギフト

 

 

金沢:修了してからは、ものすごいスピードで人生が動き出したよね。

 

田上:2012年の1月に修了して、6月から週末だけヨガレッスンを始めました。そうしたら、ヨガを教えているときの自分がもっとも自分らしいと思えてきて。会社は楽しかったけど、ずっといる場所じゃないのかな、と思いはじめたときに結婚が決まりました。

 

金沢:ちなみに、 i-colorは結婚相手選びに影響した?

 

田上:大いに影響したと思います。だって、初対面は「苦手な人だな」ですもん(笑)

 

金沢:うお〜!結婚までの経緯はぜひ別の機会に紹介したい! で、話を戻すと、修了した翌年には結婚、旦那さまの実家のある広島へとIターン、出産へと急展開していくわけだけど、「3-Style Yoga」としての活動はどうなっていったの?

 

田上:情報収集のi-colorバイオレットらしく(笑)、出産してすぐ活動できるように、妊娠中に情報収集して、まずはカルチャー教室に講師登録しました。カルチャー教室って自分で集客しなくていいので。

 

金沢:さすがリスクヘッジのi-colorバイオレットでもある。

 

田上:そのうち感覚がつかめてきたので、少しずつ自分でも集客して、自宅や公民館での活動を増やしていきました。

 

金沢:お客さんはどうやって募集したの?

 

田上:ブログだけですね。

 

金沢:スタジオを持ったのはいつだったっけ?

 

田上:2015年です。ヨガを生業にしようと決めたときから、自分の家にスタジオを持つことをイメージしていました。お客さんが増えてきたこともあって、思いきってその夢を夫に話したら、実家があるのに家を建てるのは無駄じゃないかと言われて。

 

金沢:それはショックだよね。

 

田上:はい。でも、きっと何かやり方があるはずだと気を取り直して、「自分はどういうところでどういう仕事をしたいか」って全部書きだしてみたんです。「こんな風に光が差しこんで、床は木目で、託児もあった方がいいからこんな間取りで」と。そんな矢先、体調を崩したんです。

 

金沢:覚えているよ。喘息と肺炎だっけ。

 

田上:はい。もう絶不調でした。当時、お小遣い稼ぎで塾の講師をやったり、カルチャーセンターも「違うな」と思いつつも続けていて・・・。体調を崩したことで、気持ちが上がらないものを一気に手放すことにしました。

 

体調が落ち着いてきたある日、夜中に目が覚めて、思い立って物件情報を見ていたら、自分がイメージした通りの、本当に理想的な間取りの物件が近所にあったんです。

 

金沢:体調崩したのは、次のステップへの必然的な出来事だったかもね。

 

田上:そうですね。金銭面では、昔祖母が「本当に困ったときに使いなさい」ってくれた50万円で払えそうだし、精神面では、母親が美容院をやっていて、「美容院を始める金額と比べたら大したことない」って背中を押してくれて。とんとん拍子で決まっていきました。

 

 

女性たちが活躍できる場の創出を目指して

 

 

生徒さんに好評の3-Style Yogaのスタジオ。

 

 

金沢:自分のスタジオを持ってみてどう?

 

田上:うまくいかないことも色々ありますけど、本当に「楽しい!」の一言です。

 

金沢:今は、はぴきゃりアカデミーの分校としても活動してくれているよね。

 

田上:はい! 2017年から『はぴきゃりアカデミー 3-Style Yoga広島校』を開校しました。修了式の発表では、3-Styleとは心と体とキャリアでしたが、今は3つ目を“生き甲斐”としました。

 

というのも、私が住んでいる福山市は出生率が高くて、子ども3人は当たり前。そんな中、嫁だから、母だから、ではなくて、自分軸にそった生き方を提案したいと思って。実際に自分らしさに気づき、変わっていく人を目の前で見られることが、とても幸せだし、充実しているなと感じます。

 

この前分校の3期目が終わったんですが、1期生から「みんな幸せになっていきますね」と言ってもらえて本当に嬉しかったです。

 

金沢:これからのビジョンは?

 

田上:実は新たな夢があって・・・。40代で会社にしたいなって。福山市って出生率が高い割には、子どもがいる女性に優しい会社、優しい職場が少ないと感じていて。ヨガを通して福山の女性たちと接する中で、エネルギーが高い女性たちをもっと活かせる場があったらいいなって。

 

金沢:さおりんが子どもがいる女性にとって優しい職場をつくってしまおう、ということね?

 

田上:先日、再度夫に勇気を出して話したら、初めて応援してくれたんですよ!

 

金沢:よっしゃ! 福山を代表する「女性が働きやすい会社」になっていくのだー!

 

田上:

 

>>「はぴきゃりアカデミー3-Style Yoga広島校」の詳細はこちらから

 

金沢 悦子
【編集後記】
はぴきゃりアカデミーの開校準備を進めていた2011年7月。不安から申し込みページをなかなか公開できずにいたのに、まだ誰も知らないはずのホームページから一件の申し込みが入りました。それがさおりんでした。きっと神様からの後押しに違いない(もうやるしかない笑)と、腹をくくれたのはさおりんのおかげなんです。永遠の会員番号1番。これからも共に成長していこうね!
井上 ゆき
8313(やさいさん)主宰。フリーランスライター・編集者・保育士 アウトドア雑誌や食関連の書籍、ウェブサイトで執筆・編集するほか、森のようちえんでも活動中。本連載「修了生インタビュー」の執筆も担当。