↑手術前の検査を終えたルークさんと私。下手くそな自撮りですが、記念にパシャっ

 

はぴきゃりアカデミーのつっちーです。

3日は、愛犬ルーク(13歳・パグ・♂)の手術の日でした。

手術といっても、そんな大仰なものではなく、

・脾臓摘出

・去勢

・肛門付近できたおできの切除

というもの。

 

「え〜〜〜〜〜っ 脾臓全摘出?」と、提案されたときは、

どれだけ大変な手術か、と思ったのですが、

お医者様曰く、この3つの中でもっとも難しいのは、肛門にできたおできの切除なのだそうで、

総じて、手術のレベル的には、心配するほどのものではないとのことでした。

 

でも、全身麻酔は大丈夫?

と、心配していたところ、もうすぐ14歳になる老犬とは思えないくらい、

肺も心臓も、肝臓も腎臓の状態は良好で、

血液検査の結果に至っては、「若い!」と、お医者様が驚くほどの好結果。

これなら、麻酔のリスクもすこぶる低い

ということで、清水の舞台から飛び降りる心境で、手術をすることを決めたのでした。

 

↑術後、麻酔から目覚めたばかりのルークさん

 

 

とはいえ、決めた後も

「やっぱりやめたほうがいいのでは?」

と、

「いや、このタイミングで手術したほうが、ルークのQOLが上がるわけだし」

を行ったり来たり。

 

手術を決めてから、手術するまでに10日ほど間があったこともあり、

気がつくと、そんなことを考えながら、オロオロ、モヤモヤを繰り返していました。

 

自分が乳がんの手術を受けるときは、全く動揺していなかったのに、

ルークの手術ではこれほどまでに動揺するなんて。。。

 

もしかすると、私の手術の際、母はこんな気持ちだった? 

子どもがいない私は、まさか愛犬の手術を前にして、6年前の母の気持ちを慮ったわけです。

 

↑こちらは、手術翌日。
点滴やエリザベスカラーもとっていただき、
さらに寝心地が良くなり、本日も爆睡(笑)

 

 

ちなみに、今回のルークの手術で新たに気づいたことがありました。

それは、「自分でコントロールできないことに弱い」と、いうこと。

 

自分の目標や目指す結果、理想とする未来に向かって

自力で達成することを重視する傾向が強い表現グループにとって、

この「自力」を発揮しようがない状態とは、こうも辛いのか、

ということを痛感することになりました。

 

自分が手術を受けるのなら、

自分の裁量で体調を整え、

自分の意思で術式を受け入れ、

自分で自分の気持ちを落ち着かせたり、鼓舞したりできます。

 

でも、手術を受ける対象が、

自分が大切にしている存在、つまり自分ではない、となると、

この「自力」を発揮できることが、すこぶる少ない。

せいぜい、手術に向けて体調を整えるサポートをするくらい。

それだって、最終的には、ルークのフィジカルなポテンシャル頼みです。

あとは、お医者様の腕と、愛犬の生命力を信じて「待つ」しかできません。

 

↑こちらは、術後2日目。
ようやくしっかり起きているルークさんと対面。
お土産に持参したフードをあっという間に平らげました

 

表現グループにとって、重要な価値観であり、大いなる武器である「自力」を封じられることは、

文字通り、骨抜き状態。

結果、驚くほど、頼りなく、使えなず、不甲斐ない自分を目の当たりにさせられたわけです。

 

ちなみに、当人(犬?)は、i-colorオレンジ(表現G)らしさ全開で、

いたってマイペースに入院、手術を受け、

術後もこれまたマイペースにのんびり入院ライフを満喫してます。

 

ママ(私)より、若くて綺麗な看護士さんに優しくされ、

美味しい缶詰フードをペロッと平らげ、

一緒に暮らしているわんこに安眠を邪魔されることなく、

清潔なマイスペースを手に入れて、

それはそれは幸せそうに爆睡しているルークさん。

 

まさに、親の心子知らずを地で行っていました。

 

再び、こんな思いをするのは、願い下げですが、

どんな出来事にも、自分を知るきっかけが詰まっているものです。

 

ルークさん、教えてくれてありがとね。

そして、手術、お疲れ様。

まだまだ、一緒に楽しい時間を共有しましょうね♡

 

さて、話は変わりますが、10月はピンクリボン月間ですね。

僭越ながら、9月13日の良き日に
「乳がんとハッピーキャリアの情報発信基地『ぽんちゃんねる』」
をリリースしました。

まだ、ひよっこサイトですが、応援よろしくお願いいたしますっ