こんにちわ、菊地れえこです。

 

i-colorカウンセラーとして活動している中で、受講生やクライアントの素質が発揮された成果に感心する日々ですが、いざ自分のことになるとやはり分からないものです。

先日も、他人からするとすごい能力だと言われても、自分にとっては当たり前のことなので自分では分からないという感覚ってこういうことだったな、と初心に戻るような想いをした瞬間がありました。

 

 

私が困っていることは、みんなも・・・?

 

ベビーカーを押していると、よく、幹線道路の横断歩道によくある中央分離帯の段差や、横断歩道と歩道との段差につまずきます。

外出する際に一番最初に渡る幹線道路の中央分離帯の段差は特にきつく、いつもベビーカーがつまずいていました。

地元の議員さんが、同じ幹線道路の別の場所で、道路と歩道との高低差によって車椅子走行に支障が出ているので解消するための工事をしてもらおうと動いていたのを知り、

ついでにこちらも直してもらえるかもしれないと、中央分離帯の段差のことも伝えてみました。

 

ただ、工事を始めるまでにも予算の確保、見積集めや業者選定にと色々時間がかかるだろうから、工事が終わって通りやすくなったときには、自分の子どもはベビーカーを卒業しているだろうと、伝えてから気付いたのです。

それでも、今後、地域に住んでる子育て中の方のためにはなることはたしかだと思い、満足していました。

 

ところが、その議員さんに話して1ヶ月ほどで、段差を埋めるコンクリート舗装がされたのです。

自分の子どもが段差解消の恩恵を受けると思っていなかっただけに、あまりのスピード感ある仕事ぶりに驚くばかりでした。

 

 

少したってから、その議員さんの政治活動を応援しに行く機会がありました。

前述のベビーカーのつまずき解消の件は、実はSNS上でのやり取りだけで進んでいったので、このときにやっと直接会ってお礼が言えたのです。

 

同じように応援に集まっていた地元の方に、議員さんのスピード感ある仕事ぶりとその成果の話をしたところ、「自分は恩恵を受けないと思っても、ちゃんと声をあげたってすごいことだよ。みんな自分の利益のためなら色々うるさく言うけど、自分以外のために言ったんでしょ、偉いね~」と私まで褒められてしまいました。

 

 

自分の素質に自分だけでは気付けない、を実感した瞬間

 

ただ、その時に、自分の利益につながるかどうかがポイントだという考え方もあるのかと気付かされて感心してしまい、褒めてくださったことにお礼をちゃんと言ったかの記憶は定かではないのです。反省。。。

 

展開グループの素質として今回私が発揮したのは、

 

ピンときたら行動が早い

・自分が直接受け取る利益以上に、自分の影響力がどれだけ大きいかにも喜びを感じる

 

という2点です。

 

この議員さんに言えば、あの段差は解消されるかもしれないとピンときたので、すぐに伝えました。

そして、自分の子どもは恩恵を受けることなくベビーカーを卒業するとしても何の遺恨もなく、むしろ地域の子育て世代のためになることに繋がったはずだと大満足していました。

 

自分にとっては当たり前のことで、しかも満足して終わっていたので、「自分のためでなくても動けるってすごいことだよ」という言葉に隠された、自分の素質の褒められポイントにすぐには気付けなかったのです。

ただ、私の場合はi-colorを知っているおかげで、褒めてもらったことも、具体的に何を褒められたのかも、後からでも分かることができました。

時間がたってから、あれは自分では気付いていなかった自分の良さを褒めてもらってたんだと気付くとき、自分の素質は自分では分からないものだと実感するのですね。

 

 

i-colorという自分を映す鏡のようなツールを使うことで、自分の素質をはっきりと認識できて、素質が発揮した成果について自分でも納得して誇りに思える。この楽しさをあらためて感じる出来事でした。