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都内某所、「夢」という名のBarで編集長カナザワとゲストが夜な夜な語り明かすこのコーナー。キーワードはもちろん”ハッピーキャリア”!お酒の力も加わって、自分のハッピーから働く女性全体のハッピーまで、話はどんどん広がっていきます・・・。


ルポライター

横田由美子さん

青山学院大学卒業後、ルポライターとしての活動を本格化。様々な週刊誌、月刊誌等でビジネス、女性、官僚をテーマに執筆中。著書に『私が愛した官僚たち』(講談社)がある。
Vol.3 働き続けるには、鈍感力が必要
カナザワ 女性政治家といえば、
      私の印象に深く焼き付いているのが、
      郵政選挙の際の片山さつきさんなんだよね。

横田 それはどうしてですか?

カナザワ 片山さんといえば、
      財務省で女性初の主計官になったくらい
      華々しいキャリアを築いてきた人じゃない?
      まさにパイオニアでもあった彼女が一転、
      有権者にペコペコ頭を下げて……。
      極めつけは、当選したとき。
      派手な色のスーツに日の丸の鉢巻きを巻いて、
      万歳している姿を見て、
      いたたまれない気持ちになったんだよね。

横田 片山さんはある意味、選挙での戦い方を知っている人ですよね。

カナザワ というと?

横田 格好悪いことをしないとだめっていうんでしょうか?
    そのくらい、腹をくくらないと選挙に勝つのは難しいんですよ。

カナザワ 確かに。
      今回、どうして片山さんの姿に
      あんな衝撃を受けたんだろうと考えてみたんだけど。。。

横田 それで?

カナザワ あそこまでキャリアを積み上げたのに
      “なんで?”“私には真似できない”
      と思ったことも大きいんだけど、
      よくよく考えたら、
      自分がお客様に接待している姿を彷彿とさせられたから
      って気もするんだよね。

横田 政治の世界は、社会を究極にデフォルメした形。
    その中で生き抜ける人、
    本当に強い人は、
    いい意味で周囲をいちいち気にしない人なのかもしれませんね。

カナザワ 本当。
      格好悪くいける人が勝ち、というのは、
      政界もビジネス界も大差ないんだね。

横田 女性政治家に学べることは他にもありますよ。

カナザワ 例えば?

横田 例えば、姫井由美子議員。
    政治家としての資質にはあえて触れないとして
    あれだけバッシングを受けても尚、
    自分が人気者だと思えているあの鈍感力があるからこそ、
    政治家を続けられたといってもいいと思うんですよね。

カナザワ 同感。

横田 ちなみに、安倍元首相が、
    内閣総理大臣を続けられなかったのは、
    鈍感力がなかったからかもしれませんね。

カナザワ そうかも。
      働く女性は、そこまで周りのことを気にしなくてもいい、
      ということを学んだ方がいいかもしれないね。

横田 そうですよ。
    ちょっとした失敗なんて気にしない。
    彼女たちの鈍感力は見習うべきだと思いますよ。

カナザワ 働いていく限り、あの図太さは見習ったほうがいいかもね。

横田 本当に(笑)。

カナザワ 次回は、横田さんのキャリアビジョンについて伺いたいと思います。



 ■今宵のつまみ■
 春の山菜のパスタ

 山菜独特の苦みとパスタの相性が絶妙な一品。
 赤ワインをいただきながらのしめにはぴったり。